原材料価格高騰・物流費上昇リスク
FY2018-Q1に初出。9回の記載のうち5回が「再掲」。直近の記載はFY2025-H1。
千趣会がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より4年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。102社中64社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに43社。
- FY2025-H1悪化有価証券報告書
「長引く地政学的リスクや米国の通商政策等の影響による景気の下振れ懸念の高まりに加え、物価上昇の継続が個人消費に影響を及ぼし景気を下押しするリスクとなっており」
原材料・物流費や物価上昇に関する従来のコスト環境リスクに、地政学的リスクと米国の通商政策による景気下振れ懸念が加わった。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「急速な円安の進行や世界的な資源価格の高騰を背景とした物価上昇に加え、ウクライナ及び中東情勢等の地政学リスクの上昇も引き続き懸念され」
仕入価格・資源価格や物価上昇に関係する外部コスト環境に加え、中東情勢を含む地政学リスクが引き続き懸念されている。 - FY2023再掲有価証券報告書
「小売業界においては、仕入価格や物流費の上昇に加え、物価上昇により消費者の節約志向と低価格志向が懸念されており、厳しい経営環境が続いています。」
仕入価格・物流費の上昇、物価上昇による節約・低価格志向というコスト・需要面のリスクが継続している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「また、急速な円安の進行による仕入価格の高騰や、原材料費等についての上昇が予想され、当社を取り巻く環境は日々厳しさを増しております。」
仕入価格・原材料費の上昇について、急速な円安による仕入価格高騰と原材料費等の上昇見込みが併記され、外部コスト環境が日々厳しくなっていると説明された。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「さらに原材料費高騰に伴う物価の上昇も重なり景気の先行きは不透明な状況であります。」
原材料費高騰および物価上昇が、仕入・コスト面の外部環境リスクとして継続して示されている。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「また、原材料費等についても上昇が予想され、当社を取り巻く環境は日々厳しさを増しております。」
従来の物流費・原材料価格上昇リスクに加え、原油価格高騰、急速な円安、生活必需品値上げおよび原材料費上昇見込みが重なった。 - FY2020再掲有価証券報告書
「デジタル化の進行に伴うカタログ通販市場の縮小、消費者が受け取る情報量の大幅な増加による顧客接点の減少、物流コストの上昇等により、通信販売事業を取り巻く環境は引き続き厳しい状況となっております。」
物流コスト上昇に加え、カタログ市場縮小や顧客接点減少を含む通信販売事業の外部環境リスクが継続している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「デジタル化の進行に伴うカタログ通販市場の縮小、消費者が受け取る情報量の大幅な増加による顧客接点の減少、物流コストの上昇等により、通信販売事業を取り巻く環境は引き続き厳しい状況となっております。」
物流コスト上昇リスクが通信販売事業の課題として引き続き明示され、カタログ市場縮小や顧客接点減少と併記された。 - FY2018-Q1初出有価証券報告書
「原材料価格の高騰や物流費の上昇リスクが顕在化する等」
原材料価格の高騰および物流費の上昇が、従来の消費低迷・競争激化とは別のコスト面のリスクとして初めて明示された。会社自身がこれらのリスクの顕在化を説明している。