新型コロナウイルス感染拡大による経済停滞・海外販売および納入遅延
FY2020-Q2に初出。16回の記載のうち5回が「再掲」。直近の記載はFY2024。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。21社中5社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに8社。
- FY2024削除有価証券報告書新型コロナウイルス感染拡大に特化した販売・納入リスクは本有価証券報告書では独立して記載されず、感染症は自然災害・社会的混乱の一般的リスクに包含されている。
- FY2024-Q1対処有価証券報告書
「EMC/大型アンテナ事業におきましては、中国のコロナ感染鎮静化により出荷が増大した前年同四半期に比べ、売上高は減少しました。」
中国ではコロナ感染鎮静化により前年同四半期に出荷が増大したと説明しており、感染拡大による出荷制約は緩和された状態が示されている。 - FY2023対処有価証券報告書
「当社グループを取り巻く環境は、急速な技術革新やグローバル化等による産業構造の変化、新型コロナウイルス感染症に対する各種制限緩和による社会経済活動の正常化が進む一方で、」
新型コロナウイルス感染症について、各種制限緩和により社会経済活動の正常化が進んでいるとの認識を示している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症は、経済や企業活動に広範囲な影響を与えており、収束時期を合理的に予測することは現時点では困難であります。当社グループにおきましては、同感染症は一定の影響を及ぼすものの、固定資産の減損や繰延税金資産の回収可能性などの会計上の見積りに関しましては、その影響は軽微であると判断しております。」
感染症の影響と収束時期の予測困難性は継続しているが、会計上の見積りへの影響は軽微との判断を再確認している。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「海外売上高においても、中国ではコロナ感染拡大の影響が残るものの遅れていた出荷が進み、10億2千1百万円(前年同四半期比62.3%増)と増加しました。」
中国では感染拡大の影響が残るものの、遅れていた出荷が進み、海外売上高は前年同四半期比62.3%増となった。感染拡大による販売・納入影響の一部が緩和されたことを再確認している。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「中国でコロナ感染拡大によって遅れていた出荷が再開され、8億4千4百万円(前年同四半期比78.1%増)と増加しました。」
感染拡大により遅延していた中国での出荷が再開し、海外売上高の増加につながった。感染拡大による販売・納入影響の一部が緩和されたことを記載している。 - FY2022対処有価証券報告書
「また、新型コロナウイルス感染再拡大の影響により遅延が発生していた海外技術者による日本での据え付け調整作業や、中国における出荷が行えるようになり、売上高は大幅に増加しました。」
感染再拡大により遅延していた海外技術者の据え付け調整作業と中国での出荷が再開し、EMC/大型アンテナの売上高は32.4%増加した。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「しかしながら、サプライチェーンの混乱による半導体・部品不足に改善が見られず、製品納期の長期化による出荷遅れが継続していることから、好調な受注を売上の伸びにつなげることができず、受注残高が過去最大に増加しています。また、製品納期の長期化に加えて、新型コロナウイルス感染再拡大の影響も懸念点となります。」
サプライチェーン混乱、半導体・部品不足、納期長期化による出荷遅れが継続し、新型コロナウイルス感染再拡大も懸念点として記載された。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「海外仕入先の技術者の来日延期による検収遅延や、中国ビジネスでは3月に売上の予定が集中していましたが、感染再拡大によって出荷がほぼできなかったことにより、受注残高が大幅に増加しました。」
感染再拡大により中国ビジネスの出荷がほぼできず、海外仕入先技術者の来日延期による検収遅延も発生するなど、販売・納入への影響が続いている。 - FY2022-Q1後退有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症は、経済や企業活動に広範囲な影響を与えており、収束時期を合理的に予測することは現時点では困難であります。当社グループにおきましては、同感染症は一定の影響を及ぼすものの、固定資産の減損や繰延税金資産の回収可能性などの会計上の見積りに関しましては、その影響は軽微であると判断しております。」
感染症の広範な影響と収束時期の予測困難性は継続しているが、固定資産減損や繰延税金資産の回収可能性など会計上の見積りへの影響は軽微と判断している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「大型システムは感染拡大の影響により販売が遅れています。中国市場では、顧客の設備環境が整わずに納入が遅れるケースはあるものの、」
感染拡大による大型システムの販売遅延、中国市場での顧客設備環境未整備による納入遅延など、事業への影響が続いていることを再確認している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「また、米国市場では感染拡大の影響により大型システムの購買中止や延期があり、受注、売上ともに影響を受けました。」
感染拡大による大型システムの購買中止・延期など、事業への影響が続いていることを再確認している。 - FY2021-Q1再掲有価証券報告書
「感染拡大の影響により一部案件が遅延しましたが、受注は増加しました。」
新型コロナウイルス感染拡大による一部案件の遅延が続いている一方、情報セキュリティでは受注増加も記載している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「特に新型コロナウイルス感染拡大の影響により、厳しい経済環境が続くと見込まれておりますが、現時点で収束の見通しは立っておらず、今後事態がさらに長期化すれば、国内外経済にさらなる悪影響を与える可能性があり、その結果、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
感染拡大の収束見通しが立たず、長期化による業績・財政状態への影響可能性を引き続き主要リスクとして記載している。年間でも販売遅延、購買延期・中止、受注低迷、納入遅延等の影響が各セグメントに表れている。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「特に新型コロナウイルス感染拡大の影響により、厳しい経済環境が続くと見込まれておりますが、現時点で収束の見通しは立っておらず、今後事態がさらに長期化すれば、国内外経済にさらなる悪影響を与える可能性があり、その結果、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
新型コロナウイルス感染拡大について、収束の見通しが立たず、長期化すれば国内外経済と業績・財政状態への影響がさらに拡大する可能性を記載している。販売遅延、購買延期・中止、受注低迷、納入遅延などの影響も各セグメントで実際に発生している。 - FY2020-Q2初出有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染拡大によって世界各地域の経済活動が停滞し、国内外経済は先行き不透明な状況で推移しました。」
新型コロナウイルス感染拡大による経済活動停滞を事業リスクとして初めて明示している。海外取引高では販売遅れが発生し、中国・米国ではシステム納入ができず、物性/エネルギーやEMCでも販売・納入への影響が実際に表れた。