重要システム・サービスの障害リスク
FY2016に初出。6回の記載のうち2回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017。直近の記載はFY2021。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。89社中18社が悪化側に。
- FY2021対処有価証券報告書
「また、システム障害が発生した際には、障害管理システムによる社内関係部門への情報展開によって、迅速な対応とリスク顕在化防止にも努めております。」
品質保証レビュー、稼働前後の点検、停止時間の品質目標に加え、障害管理システムによる社内情報展開を対応策として記載した。 - FY2020対処有価証券報告書
「このため当社グループでは、システム障害による計画外のサービス停止時間の品質目標を設定しているほか、システム開発時の品質保証レビューや稼働前後のシステム点検等によって、機密性・障害許容性・回復性・安定性といった品質特性の向上に努めております。」
重要システム障害リスクへの対応として、計画外停止時間の品質目標、品質保証レビュー、稼働前後の点検を明示している。 - FY2019悪化有価証券報告書
「当社グループが提供するシステムや各種サービスは、お客様の業務の基幹システムや、金融や電力などの社会インフラに関わるものから、決済サービスやEC(Electronic Commerce:電子商取引)などコンシューマー向けのサービスまで多様化しています。これらシステムや各種サービスにおいて、システムの不具合やサイバー攻撃等により重大な障害が発生した場合、その影響範囲は当社グループのお客様にとどまらずサービスをご利用いただくコンシューマーまで広範囲に及ぶため、当社グループの社会的信用やブランドイメージの低下といったレピュテーションリスクと、発生した損害に対する賠償金の支払等により、当社グループ経営成績に影響を与える可能性があります。」
システム障害リスクについて、決済・ECなどコンシューマー向けサービスへの対象拡大と、影響範囲の広域化を明示している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「これらのシステムや各種サービスにおいて、システムの不具合やサイバー攻撃等により重大な障害が発生した場合、当社グループの社会的信用やブランドイメージの低下、発生した損害の賠償金の支払等により、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。」
重要システム・サービスの障害原因として不具合やサイバー攻撃を引き続き挙げている。 - FY2017悪化有価証券報告書
「当社グループが提供するシステムや各種サービスには、お客様の業務の重要システムや社会的なインフラに関わるものがあります。これらのシステムや各種サービスにおいて、システムの不具合やサイバー攻撃等により重大な障害が発生した場合、当社グループの社会的信用やブランドイメージの低下、発生した損害の賠償金の支払等により、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。」
従来の不具合・オペレーションミスに加えて、サイバー攻撃が重大障害の原因として明示された。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループが提供するシステムや各種サービスには、お客様の業務の重要システムや社会的なインフラに関わるものがあります。これらのシステムや各種サービスにおいて、システムの不具合やオペレーションミス等により重大な障害が発生した場合、当社グループの社会的信用やブランドイメージの低下、発生した損害の賠償金の支払等により、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。」
重要業務・社会インフラに関わるシステムの不具合や運用ミスを、信用・賠償・業績へのリスクとしている。