新型コロナウイルス感染症による継続企業前提への重要な疑義
FY2021-Q2に初出。23回の記載のうち7回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2021-Q3。直近の記載はFY2027-H1。
ナイガイがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より5年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。10社中2社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに1社。
- FY2027-H1再掲有価証券報告書
「当社グループは、前連結会計年度において営業損失を計上し、営業キャッシュ・フローも継続してマイナスとなっております。また、当中間連結会計期間においても営業損失を計上したことから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況が存在していると認識しております。」
営業損失と営業キャッシュ・フローのマイナスにより、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況の認識を継続している。一方、第6次中期経営計画の実行、収益構造転換、在庫効率改善、固定費適正化、融資継続を対応策として掲げ、重要な不確実性は認めないとの判断を維持している。 - FY2026悪化有価証券報告書
「当社グループは、前連結会計年度において営業利益を計上したものの、営業キャッシュ・フローは継続してマイナスとなっており、また当連結会計年度においては営業損失を計上いたしました。これらの状況により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況が存在していると認識しております。」
前連結会計年度の営業利益計上から、当連結会計年度は営業損失136百万円となり、営業キャッシュ・フローのマイナスも継続したため、重要事象の認識が悪化方向となった。 - FY2026-H1再定義有価証券報告書
「当社グループは、前連結会計年度において営業損益は2期連続で黒字となったものの、営業キャッシュ・フローは連続してマイナスを計上しております。従いまして、継続企業の前提に重要な疑義が生じさせる事象又は状況が引き続き存在していると認識しております。このような状況を解消するために当社グループは、2025年2月3日に公表いたしました、第6次中期経営計画の着実な実行により、営業キャッシュ・フローの黒字化を計画していることから、現時点では当社グループにおいて、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。」
営業損益は2期連続黒字となった一方、営業キャッシュ・フローのマイナスにより重要な疑義を生じさせる状況は継続している。対応計画の位置づけが第5次中期経営計画から第6次中期経営計画へ移行した。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「当社グループは、前連結会計年度において営業損益は5期ぶりに黒字転換したものの、営業キャッシュ・フローはマイナスを計上しております。従いまして、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況が引き続き存在していると認識しております。」
前連結会計年度の営業損益黒字転換後も営業キャッシュ・フローのマイナスにより、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が存在するとの認識を維持している。一方、融資継続を含む手元資金により財務面の安全性は確保されていると記載している。 - FY2025-Q1再掲有価証券報告書
「当社グループは、前連結会計年度において営業損益は5期ぶりに黒字転換したものの、営業キャッシュ・フローはマイナスを計上しております。従いまして、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況が引き続き存在していると認識しております。このような状況を解消するために当社グループは、第5次中期経営計画に掲げた事業ポートフォリオ戦略の実行により、収益基盤の再構築と安全化に努めてまいります。資金面については、金融機関からの融資継続を含め手元資金は十分確保できており、財務面での安全性は確保できております。以上のことから、現時点では当社グループにおける継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。」
営業キャッシュ・フローがマイナスであることから重要な疑義を生じさせる状況の認識は継続している。一方、第5次中期経営計画による収益基盤再構築と十分な手元資金を示し、重要な不確実性は認められないとの判断を維持している。 - FY2024対処有価証券報告書
「当社グループは、当連結会計年度において営業損益は5期ぶりに黒字転換したものの、営業キャッシュ・フローは5期連続してマイナスを計上しております。従いまして、継続企業の前提に重要な疑義が生じさせる事象又は状況が引き続き存在していると認識しております。このような状況を解消するために当社グループは、「1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(4)対処すべき課題 1.事業ポートフォリオ戦略による収益基盤の再構築と安全化」に記載の取り組みを進め、翌連結会計年度の計画は営業キャッシュ・フローのプラスを見込んでおります。なお、資金面については、金融機関からの融資継続を含め手元資金は十分確保できており、財務面での安全性は確保できております。以上のことから、現時点では当社グループにおいて継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。」
営業キャッシュ・フローの5期連続マイナスにより重要な疑義を生じさせる状況は継続しているが、翌年度の営業キャッシュ・フロー黒字化計画と十分な手元資金を示し、重要な不確実性は認められないとの判断を維持している。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「なお、当第3四半期連結累計期間では、まだ黒字転換に至っていないものの、計画通りの進捗により、営業利益は前年比で大幅に改善しており、通期では黒字転換が達成できる見込みと認識しております。以上のことから、現時点では当社グループにおいて継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。」
第3四半期累計でも営業利益の黒字転換には至っていないが、前年から大幅に改善し、通期黒字転換見込みと重要な不確実性を認めない判断を維持している。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「当社グループは、前連結会計年度において、新型コロナウイルス感染症の影響に加え、年初からの急激な円安や世界的な原材料高騰の影響を受け、営業利益および営業キャッシュ・フローが4期連続で赤字となったことから、継続企業の前提に関する重要な疑義が生じていることを認識しております。このような状況の中、当連結会計年度においては、金融機関からの融資継続を含めた財務面での安全性を確保するとともに、営業利益の黒字転換に向けた営業施策に注力しており、当連結会計年度の業績予測は、2023年3月17日に公表いたしましたとおり、通期の連結売上高135億円、営業利益2億円の黒字転換を見込んでおります。なお、当第2四半期連結累計期間では、まだ黒字転換に至っていないものの、計画通りの進捗により、営業利益は前年比で大幅に改善しており、通期では黒字転換が達成できる見通しと認識しております。以上のことから、現時点では当社グループにおいて継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。」
4期連続の営業利益・営業キャッシュ・フロー赤字による重要な疑義の認識は継続しているが、通期の連結売上高135億円・営業利益2億円の黒字転換見込みを維持し、当四半期累計でも営業利益が前年同期比で改善したとして、重要な不確実性は認められないと判断している。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「当社グループは、前連結会計年度において、新型コロナウイルス感染症の影響に加え、年初来の急激な円安や世界的な原材料高騰の影響を受け、営業利益、営業キャッシュ・フローともに4期連続の赤字計上となったことから、引き続き、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる状況の存在について認識しております。 このような状況の中、当連結会計年度におきましては、金融機関からの融資継続を含めた財務面での安全性を確保するとともに、営業利益の黒字転換に向けた営業施策に注力しており、当連結会計年度の業績予測は、2023年3月17日に公表いたしましたとおり、通期の連結売上高135億円、営業利益2億円の黒字転換を見込んでおります。 なお、当第1四半期連結会計期間では、期間黒字転換とはなっていないものの、概ね計画通りの進捗により、営業利益では前年から大幅に赤字額が減少しており、通期では公表予測の黒字転換を達成できる見込みと認識しております。 以上のことから、現時点での当社グループにおける継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。」
4期連続の営業利益・営業キャッシュ・フロー赤字による重要な疑義の認識は継続しているが、通期の連結売上高135億円・営業利益2億円の黒字転換を見込み、当四半期も前年から営業損失が大幅に縮小したとして、重要な不確実性は認められないと判断している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「当社グループは、未だ完全終息の見えないコロナ禍における不安定な経済・消費環境に加え、ウクライナ戦争に端を発した、世界的な資源およびエネルギー価格の高騰と日米金利差の拡大による急激な円安の影響等により、当連結会計年度の業績につきましても、営業利益及び営業キャッシュ・フローの黒字転換には至らず、多額の営業損失を計上する結果となったことから、引き続き、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる状況であることについて認識しております。」
4期連続の営業損失と営業キャッシュ・フローのマイナスを背景に、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況の認識が継続した。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「当社グループは、前連結会計年度において、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う断続的な営業制約及び消費機会喪失等の影響により、営業利益及び営業キャッシュ・フローの黒字転換には至らなかったこと、及び当第3四半期連結累計期間においても903百万円の営業損失を計上する結果となったことから、引き続き、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる状況の存在について認識しております。」
継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況の認識が続き、第3四半期累計の営業損失は903百万円となった。前年同四半期の338百万円の営業損失から赤字幅が拡大している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当社グループは、前連結会計年度において、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う断続的な営業制約及び消費機会喪失等の影響により、営業利益及び営業キャッシュ・フローの黒字転換には至らなかったこと、及び当第2四半期連結累計期間においても569百万円の営業損失を計上する結果となったことから、引き続き、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる状況の存在について認識しております。」
前期に続き営業利益・営業キャッシュ・フローの黒字転換に至らず、当第2四半期累計でも営業損失569百万円を計上したため、継続企業の前提に関する重要な疑義の認識が継続した。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当社グループは、前連結会計年度において、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う断続的な営業制約及び消費機会喪失等の影響により、営業利益及び営業キャッシュ・フローの黒字転換には至らなかったこと、及び当第1四半期連結累計期間においても357百万円の営業損失を計上する結果となったことから、引き続き、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる状況の存在について認識しております。」
前連結会計年度に営業利益・営業キャッシュ・フローの黒字転換に至らず、当四半期も営業損失357百万円を計上したため、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる状況の認識が継続している。 - FY2022対処有価証券報告書
「利益面では、コスト及び在庫コントロールによる効率経営の効果も寄与し、経常利益は26百万円の損失は残ったものの1,720百万円の増益改善となり、親会社株主に帰属する当期純利益は特別利益の計上も含めて1,961百万円の増益改善となり黒字転換を果たしております。」
経常損失は残るものの、経常損益が1,720百万円改善し、親会社株主に帰属する当期純利益は黒字転換した。次期の営業利益・営業キャッシュ・フロー黒字化計画も踏まえ、重要な不確実性は認められないと判断している。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「これらの結果、当第3四半期連結累計期間までに、売上高で893百万円の増収、経常利益で1,014百万円の増益改善の進捗となっており、通期業績では、増収増益により経常利益の黒字化を見通していることから、現時点では当社グループにおいて、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。」
継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況の存在は認識しつつ、累計業績の改善と通期の経常利益黒字化見通しを踏まえ、現時点で重要な不確実性は認められないと判断している。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「これらの結果、当第1四半期連結累計期間では、概ね計画通りの売上回復を果たし、営業利益、営業キャッシュ・フローも黒字転換となる進捗で推移していることなどから、現時点では当社グループにおいて、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。」
前連結会計年度の大幅減収・営業損失・営業キャッシュ・フローのマイナスにより重要な疑義を生じさせる状況の存在認識は継続するが、当四半期の黒字転換を踏まえ、現時点で重要な不確実性は認められないと判断している。 - FY2021対処有価証券報告書
「これらの結果、当連結会計年度の営業キャッシュ・フローは、第4四半期において大幅な黒字回復を実現し、通期で321百万円のマイナスまで圧縮することができ、事業継続に十分なネットキャッシュポジションを維持しました。」
継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況は残るものの、追加融資、在庫圧縮、営業キャッシュ・フロー回復により、現時点では重要な不確実性は認められないと判断された。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「当社は、2021年1月期第3四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言等で全国の主要商業施設が休業し営業活動が制限された他、緊急事態宣言解除後の商業施設営業再開以降も、新規感染者数が増減を繰り返す中で国内消費の回復は弱く、大幅減収とそれに伴う営業損失の計上及び営業キャッシュ・フローはマイナスとなりました。」
継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が継続し、第三四半期累計で大幅減収、営業損失および営業キャッシュ・フローのマイナスが発生している。 - FY2021-Q2初出有価証券報告書
「これらのことより、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在すると認識しておりますが、「2.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(4)継続企業の前提に関する重要事象等について」に記載のとおり、当該重要事象を解消するための対応策を実施していることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。」
新型コロナウイルス感染症による長期休業、大幅減収、営業損失、営業キャッシュ・フローのマイナスを背景に、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる状況が存在すると初めて明記した。一方、対応策を実施しているため、重要な不確実性は認められないと判断している。