総合商社・内外企業との競争激化リスク
FY2016に初出。6回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018。直近の記載はFY2026。
伊藤忠商事がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。39社中21社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに21社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「また、世界経済全般のみならず、海外の特定地域に固有の経済動向に加え、中東地域における紛争・軍事的緊張に伴うエネルギー供給等への懸念、昨今の保護主義的貿易政策の台頭に伴う経済の停滞、近年の急速な技術革新等による産業構造等の変化、グローバル化に伴う新興成長国との競合激化、更には規制緩和や異業種参入等のビジネス環境の変化が、当社グループの既存のビジネスモデルや競争力に重要な影響を及ぼす可能性があります。」
競争・事業環境リスクについて、中東の軍事的緊張、保護主義的貿易政策、急速な技術革新、新興成長国との競合激化をまとめて明示した。 - FY2021再掲有価証券報告書
「経済のグローバル化の進展に伴い、生活消費分野についても世界経済の動向による影響が大きくなっております。」
グローバル化、技術革新、新興成長国との競合激化、規制緩和や異業種参入による競争・事業環境リスクを再確認している。 - FY2019悪化有価証券報告書
「小売業界における競争激化が進む環境下、当社とユニー・ファミリーマートが一層強固かつ緊密な関係を構築し、マーケティングの高度化、サプライチェーンの次世代化、店舗運営の効率化等を実現し」
小売業界の競争激化を事業環境上のリスクとして示し、マーケティング、サプライチェーン、店舗運営の効率化を対策として挙げている。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「小売業界における競争激化が進む環境下、当社とUFHD社が一層強固かつ緊密な関係を構築し、UFHD社において高度に効率化された経営を推進していくことで持続的な成長を目指します。」
小売業界における競争激化を、ユニー・ファミリーマートホールディングスの取組強化の背景となる事業環境リスクとして明示した。 - FY2018悪化有価証券報告書
「また、世界経済全般のみならず、海外の特定地域に固有の経済動向に加え、近年の急速な技術革新等による産業構造等の変化が、当社グループにおける既存のビジネスモデルや将来の財政状態、業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。」
従来の総合商社・内外企業との競争に加え、急速な技術革新や産業構造の変化による既存ビジネスモデルへの影響を競争・事業環境リスクとして明示した。 - FY2016初出有価証券報告書
「経済のグローバル化に伴い、欧米等先進国の企業だけでなく新興成長国の企業との競争も激化しつつあります。」
他社の経験・技術・資金調達力、規制緩和、異業種参入、技術革新等により競争力を維持できなくなる可能性を記載している。