需要予測の誤差による在庫不足・過剰在庫
FY2020に初出。11回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2023-Q1。直近の記載は2026-08-07。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。40社中14社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに2社。
- 2026-08-07顕在化決算
「シンセサイザーは、主に前年同期間に投入した大型新製品の需要反動減及び一部製品の在庫切れにより低調となりました。」
需要反動減に加えて一部製品の在庫切れが実際の販売低調要因として示された。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「シンセサイザーは、主に前年同期間に投入した大型新製品の需要反動減及び一部製品の在庫切れにより低調となりました。」
一部製品の在庫切れが実際に発生し、需要反動減と合わせて販売低調の要因となった。需要予測・在庫管理に関するリスクが具体化した。 - 2026-05-14対処決算
「当第1四半期には底打ち感が見られ、緩やかな回復局面にあると認識しています。」
需要反動減・在庫調整に関する環境が底打ちし、回復局面にあるとの認識を示した。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「コロナ需要の後遺症ともいえる、小売店の在庫調整や需要の反動減も底打ちを見せ回復に向かっていました」
コロナ需要後の小売店在庫調整や需要反動減について、底打ちし回復に向かっているとの認識を示した。需要予測・在庫管理に関するリスクは低減方向に動いた。 - FY2024-H1対処有価証券報告書
「コロナによるサプライチェーンの混乱に端を発したディーラー在庫調整の影響は、当中間連結会計期間中に概ね終息したと考えています。」
供給制約緩和後に発生していたディーラー在庫調整の影響について、当中間連結会計期間中に概ね終息したとの認識を示した。 - FY2024-Q1在庫過剰の継続と終息見込み有価証券報告書
「当第1四半期はディーラーの在庫が過剰となっていることや、前年同期間中に実施した受注残出荷の反動減などの影響により、当社からディーラーへの出荷は対前年同期比で低調に推移しました。これらの調整による影響は概ね社内想定どおりとなっており、カテゴリーにより濃淡はあるものの、当第2四半期中には徐々に終息すると考えています。」
供給制約緩和後の出荷増加に関連するディーラー在庫の過剰が続いているが、第2四半期中には徐々に終息する見込みを示した。 - FY2023再掲有価証券報告書
「当社グループでは、需要予測精度を高めるため、製造部門、販売部門での定期的な会議を担当者ごと、部門責任者ごとで行っています。」
需要予測誤差による欠品・過剰在庫のリスクが継続するなか、製造・販売部門の定期会議と在庫配分、新システム導入を対応策として示した。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「コロナ禍を要因とした供給制約が緩和されたことによる前期末の出荷増により、当期は、特に米国においてディーラーの在庫が一時的に過剰になるなど、サプライチェーンの正常化に向けた最終調整局面となっています。」
供給制約緩和後の出荷増加を受け、特に米国でディーラー在庫の一時的な過剰が生じている状況を再確認した。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「電子楽器事業を取り巻く環境は、全体としてはコロナ禍をきっかけとした新しいLifestyleの定着を背景とし、安定的な需要が生み出されていますが、供給制約の緩和による前期末の出荷増加により、当上半期は、特に米国においてディーラーの在庫が一時的に過剰になるなど、サプライチェーンの正常化に向けた最終調整局面となりました。」
供給制約緩和後の出荷増加を受け、特に米国でディーラー在庫の一時的な過剰が発生している状況を再確認した。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「供給制約の緩和による前期末のセルイン増加により、当第1四半期はディーラーの在庫が一時的に過剰になるなど、サプライチェーンの正常化に向けた最終調整局面となりました。」
供給制約の緩和後のセルイン増加により、ディーラー在庫の一時的な過剰が実際に発生した。需要予測と在庫管理に関するリスクが具体化した。 - FY2020初出有価証券報告書
「将来の消費者需要は正確な予測が困難であるため、当社グループの予測と実際の需要が異なる可能性があり、その場合には、在庫不足によって販売機会を逸したり、過剰在庫が生じてキャッシュ・フローへの影響や商品評価損が発生したりすること等により、当社グループの事業、財政状態及び経営成績に悪影響が生じる可能性があります。」
見込生産を行う事業モデルに伴う需要予測と在庫管理の不確実性を示している。