梱包用材市場の需要・競合製品動向による業績影響
FY2016に初出。19回の記載のうち8回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020-Q1。直近の記載は2026-06-12。
オービスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より5年早い。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに1社。
- FY2024悪化有価証券報告書
「梱包用材等の業界におきましては、為替市場のボラティリティの上昇等やウッドショック後の中国経済の停滞によりプラント等の大型案件が減少するなど、需要低迷の長期化により依然として厳しい状況で推移いたしました。」
中国経済の停滞によるプラント等大型案件の減少と、梱包用材需要の低迷長期化を業績影響要因として具体化している。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「梱包用材等の業界におきましては、ウッドショック後の中国経済の停滞によりプラント等の大型案件が減少するなど、受注環境は依然として厳しい状況で推移いたしました。」
中国経済の停滞を背景にプラント等の大型案件が減少したと記載し、梱包用材需要の低迷要因を具体化している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「梱包用材等の受注環境は、昨年来のウッドショックの影響による木材価格の高騰から業界全体が活況を呈しておりましたが、その反動減により輸出用梱包全般、物流パレット、電線ドラム及び建築用集成材とも一時的な好転はあるものの長続きはせず、総じて厳しい事業環境で推移いたしました。」
ウッドショックによる活況の反動で、主要な梱包・物流・建築関連用途の需要改善が長続きせず、マーケット全体が総じて厳しいと記載している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当社の主要製品のひとつである梱包用材の需要は、工作機械、産業用機械、プラント用部品及び鉱工業製品等の生産量や出荷量に影響を受ける可能性があります。これらの動向によっては、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。」
梱包用材需要が関連産業の生産・出荷動向に左右され、業績に影響し得るリスクを継続して記載している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「梱包用材等の受注環境は、半導体不足等の影響は大きく、輸出梱包関連全般に不振が続いております。一方、ウッドショックによる木材の供給不足や価格の高騰などから建築用集成材向けの出荷や大阪万博等の大型プロジェクトに対する土木用矢板の出荷がそれぞれ好調を維持するなど、業種による二極化がより一層鮮明になっております。」
半導体不足等により輸出梱包関連全般が不振となる一方、建築用集成材や大型プロジェクト向け土木用矢板は好調で、梱包用材需要の業種別二極化がさらに鮮明になったと記載している。 - FY2022-Q1輸出梱包需要の低迷と業種別二極化の明示有価証券報告書
「梱包用材等の受注環境は、海上コンテナ不足により輸出用大型梱包等の案件が少なく力強さに欠ける展開が続いております。その一方、ウッドショックによる木材の供給不足や価格の高騰などから建築資材の欠品・納期遅延の発生により建築用集成材向けの出荷や大阪万博等の大型プロジェクトに対する土木用矢板の出荷がそれぞれ好調を維持するなど、業種による二極化がより一層鮮明になっております。」
輸出用大型梱包の案件不足が続く一方、建築用集成材・土木用矢板の出荷が好調で、梱包用材需要の業種別二極化がより鮮明になったと記載している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「当社の主要製品のひとつである梱包用材の需要は、工作機械、産業用機械、プラント用部品及び鉱工業製品等の生産量や出荷量に影響を受ける可能性があります。これらの動向によっては、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。」
梱包用材需要が関連産業の生産・出荷動向に左右され、競合製品の動向によって業績に影響し得るリスクを継続している。 - FY2021-Q2輸出用大型梱包案件の少なさを明示有価証券報告書
「梱包用材等の受注環境は、依然として輸出用大型梱包等の案件が少なく、力強さに欠ける展開が継続し、新型コロナウイルス感染拡大の影響により設備投資には慎重な動きが見られ、一層厳しさが増しております。」
梱包用材市場について、輸出用大型梱包等の案件が少なく力強さに欠ける展開が継続し、設備投資の慎重化と合わせて厳しさが増していると記載している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「梱包用材等の受注環境は、米中貿易戦争の影響により輸出が減少し、新型コロナウイルス感染拡大の影響により設備投資には慎重な動きが見られ、一層厳しさが増しております。また、各メーカーの工場操業度の低下や競合激化による売価下落等の収益悪化要因に大きな改善は見られず、大変厳しい事業環境が続いております。」
関連産業の輸出・設備投資の減少に加え、各メーカーの工場操業度低下と競合激化による売価下落を明示し、梱包用材市場の収益環境が一層厳しいと記載している。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「梱包用材等の受注環境は、米中貿易戦争や新型コロナウイルス感染拡大の影響により、基幹産業である自動車・鉄鋼関連を中心とした輸出梱包向けの出荷が大幅に減少するなど、先行きが見通せない大変厳しい事業環境で推移いたしました。」
関連産業の輸出減少を通じた梱包用材市場への影響を継続して記載し、自動車・鉄鋼関連の出荷が大幅に減少したと具体化している。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「梱包用材等の受注環境は、米中貿易戦争の影響により輸出が減少し、設備投資には一層慎重な動きが見られ、2019年5月の大型連休明けに受注が一気に落ち込んで以降、その後も低調に推移しております。」
米中貿易戦争と設備投資慎重化を背景に輸出・梱包用材の受注が落ち込み、その後も低調に推移していると記載している。 - FY2019-Q3日韓関係悪化によるアジア輸出減少の明示有価証券報告書
「中国経済の低迷や日韓関係の悪化により、アジア地域向けの輸出が減少したことで、梱包用材のマーケットは一時的に縮小しているものの、国内向けのパレット材やドラム用材の受注環境は引き続き好調を維持しております。」
中国経済に加えて日韓関係の悪化を輸出減少の要因として示し、アジア向け梱包用材市場の一時的な縮小を記載している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「中国経済の低迷により、同国向けの輸出が減少したことで、輸出用梱包用材のマーケットは一時的に縮小しているものの、国内向けのパレット用材及びドラム用材の受注環境は引き続き好調を維持しております。」
中国経済や関連産業の動向による輸出用梱包用材市場への影響と、国内向け製品の受注環境を継続して記載している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当社の主要製品のひとつである梱包用材の需要は、工作機械、産業用機械、プラント用部品及び鉱工業製品等の生産量や出荷量に影響を受ける可能性があります。これらの動向によっては、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。」
梱包用材需要が関連産業の生産量・出荷量および競合製品の動向に左右されるリスクを継続して記載している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社の主要製品のひとつである梱包用材の需要は、工作機械、産業用機械、プラント用部品及び鉱工業製品等の生産量や出荷量に影響を受ける可能性があります。これらの動向によっては、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。」
梱包用材需要が関連産業の生産量・出荷量に左右され、競合製品の動向によって業績に影響し得るとのリスク説明を継続している。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「梱包市場全体の需要が引き続き低迷を続ける中」
梱包用材市場の需要低迷を引き続き記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社の主要製品のひとつである梱包用材の需要は、工作機械、産業用機械、プラント用部品及び鉱工業製品等の生産量や出荷量に影響を受ける可能性があります。これらの動向によっては、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。」
梱包用材需要が関連産業の生産量・出荷量に左右されることを示し、鉄・紙・プラスチック製品や他産地の木材など競合製品の動向もリスクとして説明している。