モバイルオンラインゲーム市場の競争激化リスク
FY2020に初出。10回の記載のうち5回が「再掲」。直近の記載はFY2025。
ブシロードがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2018年)より3年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。14社中5社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに9社。
- FY2025再掲有価証券報告書
「現在、モバイルゲームの市場においては、数多くの競合他社が存在しております。また、国内市場は頭打ちの傾向であることに加え上位タイトルは寡占傾向にあり、当社グループのモバイルゲーム部門の売上に影響が生じております。当社グループは、自社IP及び他社からの利用許諾を得たIPを活用し、コンソールゲームを含めてマルチプラットフォーム戦略を引くことで、リスクの分散をはかりながら激化する競争に対抗し得る魅力的なゲームを今後もリリースしていくことに注力してまいります。」
モバイルゲーム市場の競争激化・国内市場の頭打ち・上位タイトルの寡占と、マルチプラットフォームによる対応方針が引き続き示された。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「コンテンツユニットでは、デジタルグッズや遊技機等のバンドリ!関連コンテンツ収入が増加したものの、モバイルゲームは1タイトルをクローズし、コンソールゲームの新規発売タイトルは無かったため、軟調な結果となりました。」
モバイルゲームの競争環境等を背景とする厳しい事業状況が、1タイトルのクローズとコンテンツユニットの軟調な結果として引き続き現れた。 - FY2024悪化有価証券報告書
「現在、モバイルゲームの市場においては、数多くの競合他社が存在しております。また、国内市場は頭打ちの傾向であることに加え上位タイトルは寡占傾向にあり、当社グループのモバイルゲーム部門の売上に影響が生じております。」
モバイルゲーム市場について、国内市場の頭打ち、上位タイトルの寡占および自社売上への影響が明示され、競争環境の厳しさが強まった。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「モバイルゲームは第1四半期に引き続き低調に推移いたしました。」
モバイルゲーム市場・事業の厳しい環境が継続し、低調な推移として引き続き実績に現れている。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「モバイルゲームは依然として厳しい環境が続き、当第1四半期はコンソールゲームの発売がなかったことから、ユニット全体としても低調に推移いたしました。」
モバイルオンラインゲーム市場の厳しい競争環境が続き、ゲーム部門の低調な推移として引き続き実績に現れている。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「現在、モバイルゲームの市場においては、数多くの競合他社が存在しております。また、海外も含め新たに当該市場に参入する会社も多く、競合他社との競争が激化しているため、当社グループのモバイルゲーム部門の売上に影響が生じております。」
モバイルゲーム市場の競争激化が、当社グループのモバイルゲーム部門の売上に実際に影響していると記載された。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「しかしながらモバイルオンラインゲーム市場は引き続き競争過熱・競合過多の状況が続いており、2021年9月30日にリリースした「D_CIDE TRAUMEREI(ディーサイドトロイメライ)」も含めてゲーム部門全体としては軟調に推移しました。」
モバイルオンラインゲーム市場の競争過熱・競合過多が続き、新作を含むゲーム部門全体が軟調に推移した。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「また、モバイルオンラインゲームが市場が競争過熱の状態にあり、全体的に軟調に推移いたしました。」
モバイルオンラインゲーム市場について、競争が過熱した状態となり、市場全体および同社ゲーム部門が軟調に推移したとの記載に変化した。 - FY2021再掲有価証券報告書
「当社グループは、自社IP及び他社からの利用許諾を得たIPを活用し、複数の外部の優秀な開発会社に開発を委託することでリスクの分散をはかりながら激化する競争に対抗し得る魅力的なコンテンツを今後もリリースしていくことに注力してまいります。」
MOG市場の競争激化に対し、自社・他社IPと複数の外部開発会社を活用してリスクを分散する方針が継続している。 - FY2020初出有価証券報告書
「海外も含め新たに当該市場に参入する会社も多く、競合他社との競争が激化した場合には、当社グループのモバイルオンラインゲーム部門の売上に影響が生じる可能性があります。」
国内外の競合参入によるMOG市場の競争激化リスクと、複数の外部開発会社を活用したコンテンツ投入による分散策が初めて示された。