OEM契約の見直し・解消と販売依存
FY2016に初出。16回の記載のうち9回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。15社中4社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに11社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「当社は、ELITechGroup S.p.A(イタリア)との間で、2024年7月1日から2029年6月30日までの総額約70億円以上のコミットメント契約を締結しております。」
契約の見直し・終了リスクが残る一方、ELITechGroupとの2029年6月までの中長期供給契約、QIAGENとの2028年末までの契約、PHCとの2033年3月末までの契約が開示されている。 - FY2025対処有価証券報告書
「2024年7月1日 2029年6月30日までの総額約70億円以上のコミットメント契約。」
ODM契約の終了・見直しリスクに対し、ELITechGroupとの2029年6月までの5年間・総額約70億円以上のコミットメント契約に加え、PHC株式会社との2033年3月末までの契約が開示された。 - FY2024対処有価証券報告書
「当社とELITechGroupは、OEM製品のより安定した生産と供給を実現するために、2024年7月~2029年6月の5年間を契約期間とするOEM製品の中長期的な供給契約に合意し、契約期間中に総額70億円以上の発注がなされる予定です。」
OEM契約の見直し・終了リスクに対し、主要取引先ELITechGroupとの5年間の中長期供給契約への合意と総額70億円以上の発注予定が記載された。 - FY2023再掲有価証券報告書
「当連結会計年度の開始日から当連結会計年度末までの期間において、契約期間満了により終了した契約は次のとおりであります。」「当社 Roche Diagnostics, Ltd.(スイス)」
Roche Diagnosticsとの消耗品・スペアパーツ供給契約の期間満了による終了が通期の契約情報でも確認された。QIAGEN契約は2028年12月31日まで、LSIメディエンス契約は2026年6月30日まで延長されている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「当社 Roche Diagnostics, Ltd. (スイス) 2007年10月26日 消耗品・スペアパーツに関する供給 2007年10月26日~2022年10月26日」
Roche Diagnostics, Ltd.との消耗品・スペアパーツ供給契約が、契約期間満了に伴い2022年10月26日に終了した。OEM・供給契約の終了可能性として従来記載されていたリスクが、具体的な契約終了として発生した。 - FY2022対処有価証券報告書
「QIAGEN GmbH(ドイツ) 2014年7月5日 2028年12月31日まで延長。」
OEM契約の見直し・解消可能性が引き続き存在する一方、QIAGEN GmbHとの包括開発契約は2028年12月31日まで延長されていることが記載された。 - FY2021再掲有価証券報告書
「当社は、DNA自動抽出装置等について複数の会社とOEM契約を締結しております。いずれの会社とのOEM契約も、供給先試薬メーカー向けに要求に基づいて製造した製品に関してOEM先に独占的に供給するという契約内容となっております。」
複数のOEM契約と独占供給の契約形態が継続して開示されており、契約の見直し・解消やOEM先への販売依存に関するリスクも引き続き記載されている。 - FY2020再掲有価証券報告書
「各契約の内容については、将来的に見直し又は解消が行われる可能性があります。仮にこれらの各契約が将来において見直しあるいは解消された場合、現段階では特定のOEM供給先に対する売上依存度が高いことから、当社グループの事業戦略や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。」
OEM契約の見直し・解消可能性と、特定OEM先への売上依存による影響が継続して記載されている。当連結会計年度に終了・解約した契約はない。 - FY2019再掲有価証券報告書
「各契約の内容については、将来的に見直し又は解消が行われる可能性があります。仮にこれらの各契約が将来において見直しあるいは解消された場合、現段階では特定のOEM供給先に対する売上依存度が高いことから、当社グループの事業戦略や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。」
OEM契約の見直し・解消可能性と、特定OEM先への売上依存による影響が継続して記載されている。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「更に特別利益において、取引先との契約に基づく契約解除補償金6百万円を計上、特別損失として契約解除損失7百万円を計上したことなどから、親会社株主に帰属する四半期純損失につきましては、△38百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失△340百万円)となりました。」
取引先との契約解除に伴う補償金および契約解除損失の計上が、当第3四半期累計期間にも確認された。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「その他、新株予約権発行費7百万円などの計上により、経常損失は△19百万円(前年同期は経常損失△227百万円)となり、更に特別利益において、取引先との契約に基づく契約解除補償金6百万円を計上、特別損失として契約解除損失7百万円を計上したことなどから、親会社株主に帰属する四半期純損失につきましては、△21百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失△235百万円)となりました。」
取引先との契約解除に伴う補償金6百万円および契約解除損失7百万円の計上が継続して確認された。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「その他、新株予約権発行費7百万円などの計上により、経常損失は△6百万円(前年同期は経常損失△129百万円)となり、更に特別損益において、取引先との契約に基づく契約解除補償金6百万円を計上、特別損失として契約解除損失6百万円を計上したことなどから、親会社株主に帰属する四半期純損失につきましては、△9百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失△131百万円)となりました。」
取引先との契約解除に伴う補償金および契約解除損失が実際に計上された。本文では当該契約がOEM契約であるかは特定されていない。 - FY2018再掲有価証券報告書
「各契約の内容については、将来的に見直し又は解消が行われる可能性があります。仮にこれらの各契約が将来において見直しあるいは解消された場合、現段階では特定のOEM供給先に対する売上依存度が高いことから、当社グループの事業戦略や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループとしては、より多くのOEM先を確保し、事業拡大及びリスク低減を図るべく、今後とも努める方針であります。」
OEM契約の見直し・解消リスクと、OEM先の多様化によってリスク低減を図る方針が継続している。Abbott Molecularとの契約終了も当連結会計年度に終了・解約した契約として再確認された。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「Abbott Molecular, Inc.(米国)」「検体前処理装置等の製造供給に関する契約が平成29年11月をもって終了。」
Abbott Molecular, Inc.との検体前処理装置等の製造供給契約が平成29年11月に終了した。OEM契約の終了可能性として従来記載されていたリスクが、具体的な契約終了として発生した。 - FY2017再掲有価証券報告書
「各契約の内容については、将来的に見直し又は解消が行われる可能性があります。仮にこれらの各契約が将来において見直しあるいは解消された場合、現段階では特定のOEM供給先に対する売上依存度が高いことから、当社グループの事業戦略や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社グループとしては、より多くのOEM先を確保し、事業拡大及びリスク低減を図るべく、今後とも努める方針であります。」
OEM契約の見直し・解消リスクと、OEM先の多様化によってリスク低減を図る方針が継続している。 - FY2016初出有価証券報告書
「各契約の内容については、将来的に見直し又は解消が行われる可能性があります。仮にこれらの各契約が将来において見直しあるいは解消された場合、現段階では特定のOEM供給先に対する売上依存度が高いことから、当社グループの事業戦略や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。」
OEM契約の変更・解消可能性と、それによる事業戦略・業績への影響をリスクとして記載。