世界的な半導体不足・海上物流混乱による自動車業界の先行き不透明
FY2021に初出。12回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2022-Q1。直近の記載はFY2024。
オーハシテクニカがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。31社中21社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに12社。
- FY2024対処有価証券報告書
「長らく生産回復の足枷となっていた半導体の供給不足が解消し、2023年度は日本、北米にて乗用車メーカーの生産が大幅に回復しました。」
半導体不足の解消が進み、日本・北米で自動車メーカーの生産が回復したと記載している。一方、中国ではEV拡大による日系メーカーの低迷が続いている。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「一方、中国を除く海外及び日本では半導体不足の緩和により生産調整は徐々に解消し、日系自動車メーカーのグローバル生産台数は前年を上回る実績となりました。」
半導体不足の緩和と生産調整の解消が進み、中国を除く海外・日本で日系自動車メーカーのグローバル生産台数が前年を上回ったとの認識を継続している。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「半導体不足等の緩和に伴い、自動車メーカーの生産調整は徐々に解消しつつあり、日系自動車メーカーのグローバル生産台数は前年を上回る実績となりました。」
半導体不足の緩和と自動車メーカーの生産調整の解消が進み、日系自動車メーカーのグローバル生産台数が前年を上回ったと記載している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「当社グループの事業分野であります自動車業界におきましては、半導体不足を主因とする自動車メーカーの生産調整が継続したことにより、日系自動車メーカーのグローバル生産台数はほぼ前年並みに留まり、コロナ禍以前の水準への回復には至りませんでした。」
半導体・部品不足を主因とする生産調整が継続し、日系自動車メーカーのグローバル生産はほぼ前年並みで、コロナ禍以前の水準には未回復との認識を継続している。 - FY2023-Q3再定義有価証券報告書
「当社グループの事業分野であります自動車業界におきましては、半導体及びその他部品の供給不足を主因とした生産調整や生産停止が継続しており、日系自動車メーカーのグローバル生産台数はほぼ前年並みで、コロナ禍以前の水準への回復には至っておりません。」
半導体・部品不足による生産調整・生産停止は継続している一方、日系自動車メーカーのグローバル生産台数は「ほぼ前年並み」と整理され、コロナ禍以前の水準には未回復と説明している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当社グループの事業分野であります自動車業界におきましては、半導体及びその他部品の供給不足を主因とした生産調整や生産停止が継続しており、日系自動車メーカーのグローバル生産台数は、前年を下回る実績となりました。」
半導体・部品不足による生産調整・生産停止が継続し、日系自動車メーカーのグローバル生産台数が前年を下回ったと記載している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当社グループの事業分野であります自動車業界におきましては、半導体及びその他部品の供給不足を主因とした生産調整や生産停止が継続しており、日系自動車メーカーのグローバル生産台数は、前年を下回る実績となりました。」
半導体・部品不足による生産調整・生産停止が継続し、日系自動車メーカーのグローバル生産台数が前年を下回ったと記載している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「相次ぐ変異株による感染再拡大や半導体及びその他部品の供給不足が顕在化し、様々な製造業において生産調整の動きが本格化しました。また経済再開に伴う原材料価格の値上がりや海上輸送費の高騰等が、企業業績改善の大きな足かせとなり、その影響は現在も継続しております。」
半導体・部品不足、生産調整、原材料価格上昇、海上輸送費高騰が通期を通じて継続し、各地域の生産・利益に実際の影響を与えた。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「世界的な半導体の供給不足や海上物流の停滞が主要得意先メーカーの生産に影響を与えてはいるものの、新型コロナウイルス感染症拡大による操業停止で急減した前年実績を上回る生産回復と新規受注品の寄与により、売上高は5,046百万円(前年同期比15.4%増)となりました。セグメント利益は、海上物流費用の高騰により、225百万円(前年同期比2.5%減)となりました。」
半導体不足・海上物流停滞が主要得意先の生産と物流費に引き続き実際の影響を与えている。米州は生産回復と新規受注により増収となったが、物流費高騰によりセグメント利益は減少した。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「世界的な半導体の供給不足や海上物流の停滞が主要得意先メーカーの生産に影響を与えています。しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大による操業停止で急減した前年実績を上回る生産回復により、売上高は3,412百万円(前年同期比37.5%増)となりました。セグメント利益は、海上物流費用の高騰による影響はありましたが、売上増加及び生産増加による製造原価の改善により、165百万円(前年同期比147.6%増)となりました。」
半導体不足・海上物流停滞は、米州の主要得意先メーカーの生産に実際に影響し、海上物流費用の高騰もセグメント利益の要因として現れた。前年からは生産回復により増収増益となった。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「世界的な半導体の供給不足や海上物流の停滞が米国の主要得意先メーカーの生産に影響を与え、前年を下回る生産実績となり、売上高は1,745百万円(前年同期比5.4%減)となりました。セグメント利益は、売上減少に加え海上物流費用の上昇が重なり、72百万円(前年同期比44.2%減)となりました。」
前期にリスクとして示された半導体不足・海上物流混乱が、米国の得意先生産減少、売上高減少、海上物流費用上昇およびセグメント利益減少として実績に現れた。 - FY2021初出有価証券報告書
「また、足元は、新型コロナウイルス感染症が再拡大するなど収束の兆しが見られず、加えて、世界的な半導体不足、海上物流の混乱等も顕在化しており、自動車業界の先行きは不透明な状況が続いています。」
新型コロナウイルス感染症に加え、世界的な半導体不足と海上物流の混乱が顕在化していると、当年度の経営環境上のリスクとして初めて明示した。