労働人口減少に伴う有能な人材確保リスク
FY2020に初出。7回の記載のうち3回が「再定義」で、最初の「再定義」はFY2023。直近の記載はFY2026。
オーハシテクニカがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。58社中15社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに6社。
- FY2026再定義有価証券報告書
「また、当社グループの事業分野である自動車業界の変革が進む中で、新たな価値を創出し得る「専門性を有する人材や様々な価値観を有する多様な人材」を十分に確保できなかった場合、当社グループの持続的な成長に影響を及ぼす可能性があります。」
従来の労働人口減少・採用難リスクに加え、自動車業界の変革に対応する専門人材・多様人材の確保リスクを明示している。 - FY2024再定義有価証券報告書
「国内では少子高齢化の進展、海外では各国における労働力不足等の労働市場の変化に伴い、人件費の上昇、採用難易度の上昇、採用コスト増大のリスクがあります。」
国内の労働人口減少リスクから、海外の労働力不足、人件費上昇、採用難易度・採用コスト増大および専門・多様人材の確保まで対象を広げて整理している。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「セグメント利益は、売上の増加はありましたが、仕入価格・原材料価格やエネルギー価格の高騰と人材関連費用の増加等により、272百万円(前年同期比17.3%増)となりました。」
人材関連費用の増加が米州セグメントの利益を抑える要因として実績に現れ、人材確保・採用コスト上昇リスクの発生例が記載された。 - FY2023再定義有価証券報告書
「国内では少子高齢化に伴い、また海外では各国における労働力不足等の労働市場の変化に伴い、採用難易度の上昇、採用コスト増大のリスクがあります。」
従来の国内労働人口減少リスクから、国内の少子高齢化に加え、海外の労働力不足、採用難易度上昇・採用コスト増大を含むリスクへ整理を広げている。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当社グループでは、人材獲得については大学等の学校との関係強化、人材紹介会社の活用強化、同業種企業からの採用情報ルートの拡充に努める等、積極的に取り組んでおります。また、国内では再雇用制度を活用し、シニア層の活躍の場の拡充に努めております。」
学校、人材紹介会社、同業種企業との採用経路拡充と再雇用制度の活用による人材確保策を継続している。 - FY2021対処有価証券報告書
「当社グループでは、人材獲得については大学等の学校との関係強化、人材紹介会社の活用強化、同業種企業からの採用情報ルートの拡充に努める等、積極的に取り組んでおります。また、国内では再雇用制度を活用し、シニア層の活躍の場の拡充に努めております。」
人材確保リスクに対し、学校・人材紹介会社・同業種企業との採用経路拡充と再雇用制度の活用を具体化している。 - FY2020初出有価証券報告書
「国内では今後更に進行する労働人口の減少に伴い、有能な人材を十分確保できないリスクがあります。」
世界6か国で商社・製造・物流機能を運営するうえで、国内の労働人口減少により人材を十分確保できないリスクを新たに明示した。