手元流動性の確保とキャッシュ・フロー管理
FY2021-Q2に初出。18回の記載のうち6回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2024-Q1。直近の記載はFY2027-H1。
ジーイエットがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より2年早い。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに20社。
- FY2027-H1営業CF赤字を借入・社債等で補完有価証券報告書
「当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,364百万円となりました。」
手元資金は1,364百万円となり、営業活動による1,825百万円の資金支出に対して、長期借入1,000百万円、社債発行300百万円、株式発行355百万円などで資金を補完した。 - 2026-10-09対処決算
「2026年8月31日時点において、第三者割当による新株予約権の行使が継続していることに加え、当面の事業運営に必要な資金を確保しております。」
新株予約権の行使継続などにより、当面の事業運営に必要な資金を確保したと記載した。 - FY2026対処有価証券報告書
「2026年2月28日時点においては、第三者割当による新株予約権の行使により、3,639百万円の資金調達が実現し、当面の事業運営に必要な資金は十分に確保されております。」
営業活動による資金流出は拡大したが、第三者割当による新株予約権の行使で3,639百万円を調達し、当面の事業運営に必要な資金を確保したと記載している。 - 2026-04-14対処決算
「第三者割当による新株予約権の行使により、3,639百万円の資金調達が実現し、当面の事業運営に必要な資金は十分に確保されております。」
前期までの資金繰り懸念に対し、資金調達の実現と当面の必要資金確保を記載した。ただし現金及び現金同等物は前期末から204百万円減少している。 - FY2025借入と返済期限延長による流動性補完有価証券報告書
「運転資金及び投資資金については、自己資金(手元資金と営業活動によって獲得した資金)及び借入金(借入先である株式会社チヨダとの間で借入金の返済期限を2027年8月まで延長することについて合意)によって賄う予定であります。資金の流動性については、事業活動を行う上での資金需要に対して十分に確保しておりますが、今後資金繰りに懸念が生じる場合は、Gファンドからの支援だけでなく、多様な手法による資金調達も検討することとし、財務状況の安定化を図ってまいります。」
現金及び現金同等物は1,961百万円へ420百万円増加した一方、900百万円の長期借入金が発生した。チヨダ借入の返済期限を2027年8月まで延長し、必要時にはGファンド等からの資金調達も検討する枠組みとなった。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ819百万円減少し、721百万円となりました。 資金繰りにおいては、必要に応じて親会社から運転資金の短期借入を受けており、現時点では、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。」
手元資金は721百万円まで減少し、資金繰りにおいて親会社から運転資金の短期借入を受けていることを記載した。財務活動による収入194百万円は短期借入金による収入等によるものだった。 - FY2025-Q1悪化有価証券報告書
「資金繰り状況によっては、親会社に対して資金面の支援要請を行い必要な運転資金を確保することで、財務状況の安定化を図っている」
手元流動性の確保を掲げる一方、現金及び預金は1,103百万円減少して437百万円となり、資金繰り次第では親会社へ支援要請を行う方針を記載している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「資金の流動性については、事業活動を行う上での資金需要に対して十分に確保しておりますが、今後、資金繰りの状況によっては、親会社に対して資金面の支援要請を行い必要な運転資金を確保することで、財務状況の安定化を図ってまいります。なお、当事業年度末における有利子負債は無く、現金及び現金同等物残高は前年同期比1,169百万円減少し1,540百万円となっております。」
無利子負債の状態は維持しているが、現金及び現金同等物は前期比1,169百万円減少して1,540百万円となり、資金繰り次第で親会社への支援要請を行う可能性を明示した。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ1,495百万円減少し、9,260百万円となりました。流動資産は、前事業年度末に比べ1,222百万円減少し、6,446百万円となりました。これは主に商品が266百万円、売掛金が426百万円それぞれ増加した一方で、現金及び預金が1,865百万円減少したこと等によるものであります。」
手元流動性の確保を掲げてきた一方、現金及び預金は前事業年度末から1,865百万円減少し、流動資産も1,222百万円減少した。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ1,299百万円減少し、1,410百万円となりました。」
手元流動性の確保を掲げるなか、現金及び現金同等物は前事業年度末比1,299百万円減少し、1,410百万円となった。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「これは主に現金及び預金が1,611百万円減少した一方で、商品が387百万円、売掛金が318百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。」
手元流動性確保の方針が続く一方、当四半期末の現金及び預金は前事業年度末から1,611百万円減少した。 - FY2023後退有価証券報告書
「資金の流動性については、事業活動を行う上での資金需要に対して十分に確保しておりますが、今後、新型コロナウイルス感染症が当社資金に与える影響によっては、何らかの資金調達も検討します。なお、当事業年度末における有利子負債は無く、現金及び現金同等物残高は前年同期比1,374百万円減少し2,709百万円となっております。」
有利子負債がないことと十分な流動性を示す一方、現金残高は前期比1,374百万円減少して2,709百万円となり、感染症の影響次第で資金調達を検討する条件付き説明を継続している。 - FY2022後退有価証券報告書
「資金の流動性については、事業活動を行う上での資金需要に対して十分に確保しておりますが、今後、新型コロナウイルス感染症が当社資金に与える影響によっては、何らかの資金調達も検討します。なお、当事業年度末における有利子負債は無く、現金及び現金同等物残高は前年同期比955百万円減少し4,084百万円となっております。」
有利子負債はないとしつつ、現金残高は955百万円減少し、感染症の影響次第では資金調達も検討するとの条件付き説明を継続している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「2022年2月期第3四半期末時点において、35億円の現金及び預金を保有する一方、銀行借入金はなく、十分な手元流動性を確保しております。今後も、経費抑制や在庫水準のコントロールによりキャッシュ・フロー管理を徹底し、十分な手元流動性の確保に努めてまいります。」
現金及び預金は35億円となったが、銀行借入金がなく十分な手元流動性を確保しているとの説明と、経費抑制・在庫水準管理の方針を継続している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「2022年2月期第2四半期末時点において、39億円の現金及び預金を保有する一方、銀行借入金は無く、十分な手元流動性を確保しております。今後も、経費抑制や在庫水準のコントロールによりキャッシュ・フロー管理を徹底し、十分な手元流動性の確保に努めてまいります。」
第2四半期末に39億円の現金及び預金と銀行借入金がないことを示し、経費抑制・在庫コントロールによる流動性確保方針を継続している。 - FY2021後退有価証券報告書
「資金の流動性については、事業活動を行う上での資金需要に対して十分に確保しておりますが、今後、新型コロナウイルス感染症が当社資金に与える影響によっては、何らかの資金調達も検討します。なお、当事業年度末における有利子負債は無く、現金及び現金同等物残高は前年同期比1,121百万円減少し5,039百万円となっております。」
十分な流動性と無利子負債の状態を示す一方、現金残高は1,121百万円減少し、感染症の影響次第では資金調達も検討するとの条件付きの記載となった。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「なお、新型コロナウィルス感染症拡大の影響が長期化することで、当社の経営に影響を及ぼすリスクがありますが、当社の手元流動性に関して、2021年2月期第3四半期末時点において、44億円の現金及び預金を保有する一方、銀行借入金は無く、十分な手元流動性を確保しております。今後も、経費抑制や在庫水準のコントロールによりキャッシュ・フロー管理を徹底し、十分な手元流動性の確保に努めてまいります。」
感染症長期化に備え、44億円の現金及び預金と銀行借入金がないことを示し、経費抑制と在庫水準のコントロールによる手元流動性確保の方針を継続している。 - FY2021-Q2初出有価証券報告書
「今後も、経費抑制や在庫水準のコントロールによりキャッシュ・フロー管理を徹底し、十分な手元流動性の確保に努めてまいります。」
新型コロナウイルス感染症の長期化に備え、経費抑制と在庫水準のコントロールによってキャッシュ・フロー管理を徹底し、手元流動性を確保する目標を初めて明示した。