半導体の供給不足による事業環境の不透明化
FY2021に初出。11回の記載のうち6回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2022-Q1。直近の記載はFY2025-H1。
エフ・シー・シーがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。32社中22社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに9社。
- FY2025-H1再掲有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
半導体の供給不足による事業環境の不透明化に関する既存リスクについて、重要な変更がないと記載している。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「自動車業界では、原材料価格の高騰影響が継続しましたが、半導体の供給不足による減産影響は緩和し、生産は回復基調となりました。」
半導体の供給不足による減産影響は緩和し、生産は回復基調となった。一方、原材料価格高騰の影響は継続している。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「自動車業界では、原材料価格の高騰影響が継続しましたが、半導体の供給不足による減産影響は徐々に緩和し、生産は回復基調となりました。」
半導体の供給不足による減産影響は徐々に緩和し、生産は回復基調となったと記載されている。ただし、原材料価格の高騰影響は継続している。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「自動車業界におきましては、生産は回復基調にあるものの、半導体の供給不足による減産影響や原材料価格の高騰影響等が継続しました。」
半導体供給不足が減産影響として当年度も実際に継続した。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「自動車業界では、生産は回復基調にあるものの、半導体の供給不足による減産影響や原材料価格の高騰影響等が継続したことに加え、中国のロックダウンによる減産が影響しました。」
半導体の供給不足が減産影響として実際に継続し、中国ロックダウンによる減産も影響している。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「自動車業界では、生産は回復基調にあるものの、半導体の供給不足による減産影響や原材料価格の高騰影響等が継続したことに加え、中国のロックダウンによる減産が影響しました。」
半導体の供給不足が減産影響として実際に継続していると記載している。なお、quantified は false、materialized は true。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「自動車業界では、半導体の供給不足による減産影響や原材料価格の高騰影響等が継続したことに加え、中国のロックダウンによる減産が影響しました。」
半導体の供給不足が減産影響として引き続き実際の事業要因となり、中国ロックダウンによる減産も加わっている。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「自動車業界では、第1四半期は感染症の影響が大きかった前年同期に比べ二輪車、四輪車の生産は大幅に回復しましたが、半導体の供給不足による減産影響や原材料価格の高騰影響等が継続している状況です。」
半導体の供給不足が自動車業界の減産影響として実際に継続していると記載している。一方、二輪車・四輪車の生産は前年同期比で回復した。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「感染症の再拡大や半導体の供給不足等の影響があったものの、感染症の影響が大きかった前年同期に比べ二輪車、四輪車の生産は回復しました。」
半導体の供給不足が自動車業界および四輪車用クラッチ事業への実際の影響要因として引き続き記載されている。一方、前年同期比では生産が回復した。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「感染症の再拡大や半導体の供給不足等の影響があったものの、感染症の影響が特に大きかった前年同期に比べ二輪車、四輪車の生産は大幅に回復しました。」
半導体の供給不足が自動車業界および四輪車用クラッチ事業への実際の影響要因として記載されている。一方、前年同期比では生産が大幅に回復した。 - FY2021初出有価証券報告書
「変異種による感染症の再拡大や都市封鎖の再開、半導体の供給不足等のリスクに留意する必要があり、先行きは依然として不透明な状況にあります。」
半導体の供給不足を、感染症の再拡大や都市封鎖再開と並ぶ将来の経営環境上のリスクとして初めて明示している。