ブラジル自動車市場低迷による生産停滞
FY2017に初出。23回の記載のうち11回が「対処」で、最初の「対処」はFY2020-Q1。直近の記載はFY2025-H1。
ハイレックスコーポレーションがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2017年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2021年。6社中3社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに1社。
- FY2025-H1再定義有価証券報告書
「南米におきましては、新規量産立ち上げによる生産台数の増加の影響等により、売上高は14億7千8百万円(前年同期比2億5千3百万円増、20.7%増)となりました。営業損益は、生産拡大に伴う操業度上昇による改善効果があったものの、外貨建て購入部材における為替影響を含む材料コストの増加等により、5千1百万円の営業損失(前年同期は4千5百万円の営業損失)となりました。」
ブラジル市場低迷を主因とする従来の説明から、新規量産による増収と外貨建て購入部材の材料コスト負担を中心とする説明へ重心が移っている。 - FY2024対処有価証券報告書
「南米におきましては、新規量産立ち上げによる生産台数の増加及び円安による邦貨換算額の増加影響等により、売上高は27億7百万円(前年同期比5億8千5百万円増、27.6%増)となりました。営業損益は、生産拡大に伴う操業度上昇による改善効果があったものの、外貨建て購入部材における為替影響を含む材料コストの増加等により、6千4百万円の営業損失(前年同期は1億7千1百万円の営業損失)となりました。」
ブラジルを中心とする南米では、新規量産立ち上げと操業度上昇により営業損失が1億71百万円から64百万円へ縮小した。市場・材料コストの負担は残るが、影響は低減した。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「南米におきましては、新規量産立ち上げによる生産台数の増加及び円安による邦貨換算額の増加影響等により、売上高は、12億2千5百万円(前年同期比2億9千4百万円増、31.6%増)となりました。」
南米では新規量産立ち上げによって販売が増加し、営業損失も前年同期の115百万円から45百万円へ縮小した。ブラジル市場低迷を含む南米事業の損失負担は前期より低減している。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「南米におきましては、新規量産立ち上げによる生産台数の増加及び円安による邦貨換算額の増加影響等により、売上高は、6億1千1百万円(前年同期比2億1百万円増、49.3%増)となりました。営業損益は、生産拡大に伴う操業度上昇による改善効果があったものの、外貨建て購入部材における為替影響を含む材料コストの増加等により、3千6百万円の営業損失(前年同期は8千5百万円の営業損失)となりました。」
南米では新規量産立ち上げにより売上高が前年同期比49.3%増加し、営業損失も85百万円から36百万円へ縮小した。材料コストの負担は残っている。 - FY2023対処有価証券報告書
「南米におきましては、新規車種の量産が立ち上げとなったことから売上高は、21億2千1百万円(前年同期比4億8千2百万円増、29.4%増)となりました。営業損益は、生産拡大に伴う操業度上昇による改善効果があったものの、外貨建て部材購入の為替影響及び海上輸送コスト増加の影響等もあり、1億7千1百万円の営業損失(前年同期は2億6千9百万円の営業損失)となりました。」
ブラジル自動車市場低迷等の影響は残るものの、新規車種の量産立ち上げと操業度上昇により、南米営業損失は2億69百万円から1億71百万円へ縮小した。 - FY2022対処有価証券報告書
「南米におきましては、新規車種の量産が立ち上げとなったことから売上高は、16億3千9百万円(前年同期比8億6千8百万円増、112.6%増)となりました。営業損益は、生産拡大に伴う操業度上昇による改善効果があったものの、外貨建て購入部材の為替影響によるコストアップ等の影響もあり、2億6千9百万円の営業損失(前年同期は4億7千9百万円の営業損失)となりました。」
ブラジルを中心とする南米では、新規車種の量産立ち上げと操業度上昇により売上高が112.6%増加し、営業損失は479百万円から269百万円へ縮小した。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「営業損益は、生産拡大に伴う操業度上昇による改善効果があったものの、外貨建て購入部材の為替影響によるコストアップ等の影響もあり、1億6千7百万円の営業損失(前年同期は3億8千1百万円の営業損失)となりました。」
ブラジル自動車市場の低迷等の影響は残るものの、南米営業損失は前年同期の381百万円から167百万円へ縮小している。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「南米におきましては、売上高は、2億2千5百万円(前年同期比5千7百万円増、34.1%増)となりました。営業損益は、原価低減と生産性改善に取り組んだものの、ブラジル自動車市場の低迷による生産の伸び悩み、同感染症の感染拡大による減産影響もあり、7千5百万円の営業損失(前年同期は1億4千5百万円の営業損失)となりました。」
ブラジル自動車市場の低迷と感染症による減産影響は続いているが、南米営業損失は前年同期の145百万円から75百万円へ縮小した。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「南米におきましては、売上高は、5億1千4百万円(前年同期比1億4千万円増、37.5%増)となりました。営業損益は、原価低減と生産性改善に取り組んだものの、ブラジル自動車市場の低迷による生産の伸び悩み、同感染症の感染拡大による販売減少等の影響もあり、3億8千1百万円の営業損失(前年同期は3億1千6百万円の営業損失)となりました。」
ブラジル自動車市場の低迷と感染症による販売減少が続き、南米営業損失は前年同期の316百万円から381百万円へ拡大した。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「南米におきましては、売上高は、3億3千万円(前年同期比1千6百万円減、4.7%減)となりました。営業損益は、原価低減と生産性改善に取り組んだものの、ブラジル自動車市場の低迷による生産の伸び悩み、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による販売減少等の影響もあり、2億8千1百万円の営業損失(前年同期は2億1千3百万円の営業損失)となりました。」
ブラジル自動車市場の低迷と感染症による販売減少が続き、南米営業損失は前年同期の213百万円から281百万円へ拡大した。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「南米におきましては、売上高は、1億6千7百万円(前年同期比1千6百万円減、8.7%減)となりました。営業損益は、原価低減と生産性改善に取り組んだものの、ブラジル自動車市場の低迷による生産の伸び悩み、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による販売減少等の影響もあり、1億4千5百万円の営業損失(前年同期は1億7千万円の営業損失)となりました。」
ブラジル自動車市場の低迷と感染症による販売減少は継続しているが、南米営業損失は前年同期の170百万円から145百万円へ縮小した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「南米におきましては、売上高は、5億1千8百万円(前年同期比1億4千6百万円減、22.0%減)となりました。営業損益は、原価低減と生産性改善に取り組んだものの、ブラジル自動車市場の低迷による生産の伸び悩みによる影響もあり、5億1千2百万円の営業損失(前年同期は4億8千2百万円の営業損失)となりました。」
ブラジル自動車市場の低迷による生産の伸び悩みが継続し、南米営業損失は前年の4億82百万円から5億12百万円へ拡大した。 - FY2020-Q3対処有価証券報告書
「南米におきましては、売上高は、3億7千4百万円(前年同期比3千9百万円減、9.5%減)となりました。営業損益は、原価低減と生産性改善に取り組んだものの、ブラジル自動車市場の低迷による生産の伸び悩みによる影響もあり、3億1千6百万円の営業損失(前年同期は4億5千8百万円の営業損失)となりました。」
ブラジル自動車市場の低迷による生産の伸び悩みは引き続き損失要因だが、南米営業損失は前年同期の458百万円から316百万円へ縮小した。 - FY2020-Q2対処有価証券報告書
「南米におきましては、売上高は、3億4千6百万円(前年同期比1億3千9百万円増、67.0%増)となりました。利益面では、原価低減と生産性改善に取り組んだものの、ブラジル自動車市場の低迷による生産の伸び悩みによる影響もあり、2億1千3百万円の営業損失(前年同期は3億6千2百万円の営業損失)となりました。」
ブラジル自動車市場の低迷による生産の伸び悩みは継続しているが、南米営業損失は前年同期の362百万円から213百万円へ縮小した。 - FY2020-Q1対処有価証券報告書
「南米におきましては、売上高は、1億8千4百万円(同8千9百万円増、94.4%増)となりました。利益面では、原価低減と生産性改善に取り組んだものの、ブラジル自動車市場の低迷による生産の伸び悩みによる影響もあり、1億7千万円の営業損失(前年同期は3億6百万円の営業損失)となりました。」
ブラジル自動車市場の低迷による生産の伸び悩みは引き続き損失要因だが、南米営業損失は前年同期の306百万円から170百万円へ縮小した。 - FY2019再掲有価証券報告書
「営業損益は、立ち上げにかかる先行コストや設備の減価償却費の発生による影響もあり、4億8千2百万円の営業損失(前年同期は2億5千7百万円の営業損失)となりました。」
南米の損失要因について、従来のブラジル市場低迷よりも新規受注製品の立ち上げに伴う先行コスト・設備償却費を中心に説明する枠組みを引き続き採用している。 - FY2019-Q3再定義有価証券報告書
「営業損益は、立ち上げにかかる先行コストや設備の減価償却費の発生による影響もあり、4億5千8百万円の営業損失(前年同期は2億7千1百万円の営業損失)となりました。」
南米の営業損失は拡大したが、今回の説明では従来のブラジル自動車市場低迷による生産停滞ではなく、新規受注製品の立ち上げに伴う先行コスト・設備償却費が主な要因として示されている。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「南米におきましては、売上高は、新規受注した製品の立ち上げによる増加もあり、2億7百万円(前年同期比1億1千1百万円増、115.3%増)となりました。営業損益は、立ち上げにかかる先行コストや設備の償却費の発生による影響もあり、3億6千2百万円の営業損失(前年同期は1億8千4百万円の営業損失)となりました。」
南米では新規受注製品の立ち上げで売上高が増加した一方、立ち上げに伴う先行コスト・設備償却費により営業損失が前年同期の184百万円から362百万円へ拡大した。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「南米におきましては、売上高は、9千4百万円(同4千5百万円増、92.7%増)となりました。利益面では、原価低減と生産性改善に取り組んだものの、ブラジル自動車市場の低迷による生産の伸び悩みによる影響もあり、3億6百万円の営業損失(前年同期は9千9百万円の営業損失)となりました。」
ブラジル自動車市場の低迷による生産の伸び悩みが引き続き営業損失の要因となり、南米営業損失は前年同期の99百万円から306百万円へ拡大した。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「南米におきましては、前年度第3四半期より連結対象となったブラジル子会社の販売純増により売上高は、1億6千4百万円(前年同期比8千4百万円増、105.1%増)となりました。利益面では、原価低減と生産性改善に取り組んだものの、ブラジル自動車市場の低迷により販売が計画を下回り、2億7千1百万円の営業損失(前年同期は4千8百万円の営業損失)となりました。」
ブラジル自動車市場の低迷により販売が計画を下回り、南米営業損失は271百万円となった。前年同期の48百万円から損失が拡大しており、同リスクの影響が深刻化している。 - FY2018-Q2悪化有価証券報告書
「南米におきましては、前年度に取得したブラジル子会社の販売純増により売上高は、9千6百万円となりました。利益面では、原価低減と生産性改善に取り組んだものの、ブラジル自動車市場の低迷により販売が計画を下回り、1億8千4百万円の営業損失となりました。」
ブラジル自動車市場の低迷により販売が計画を下回り、南米営業損失は184百万円となった。前四半期の99百万円、前期の85百万円から損失額が拡大している。 - FY2018-Q1顕在化有価証券報告書
「利益面では、原価低減と生産性改善に取り組んだものの、ブラジル自動車市場の低迷による生産の伸び悩みによる影響もあり、9千9百万円の営業損失となりました。」
ブラジル自動車市場の低迷と生産の伸び悩みが、南米セグメントの営業損失99百万円の要因として当四半期にも実際に記載された。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「利益面では、原価低減と生産性改善に取り組んだものの、ブラジル自動車市場の低迷による生産の伸び悩みによる影響もあり、8千5百万円の営業損失となりました。」
ブラジル自動車市場の低迷と生産の伸び悩みが実際に南米セグメントの営業損失85百万円の要因として記載された。