スペイン子会社ののれん減損
FY2017-Q3に初出。11回の記載のうち6回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018-Q2。直近の記載はFY2025-H1。
ハイレックスコーポレーションがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より5年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。31社中17社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに11社。
- FY2025-H1対処有価証券報告書
「当中間連結会計期間(自 2024年11月1日 至 2025年4月30日)該当事項はありません。」
当中間連結会計期間には減損損失の計上がなく、前中間期に発生したハンガリー子会社の減損は新たに発生していない。 - FY2024減損対象の縮小とハンガリー集中有価証券報告書
「当連結会計年度において、減損損失1,945百万円を計上しております。」
減損損失総額は前年の45億82百万円から19億45百万円へ縮小した。一方、ハンガリー子会社で16億77百万円の減損が発生し、当期の減損が同拠点に集中した。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「ハンガリー子会社 HI-LEX HUNGARY CABLE SYSTEM MANUFACTURING LLC 事業用資産 機械装置 199」
ハンガリー子会社で、一部顧客の操業停止により将来の使用が見込めなくなった機械装置について、199百万円の減損損失を計上した。海外子会社の減損事象が継続している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「当連結会計年度において、減損損失45億8千2百万円を計上しております。」
海外子会社を中心とする減損損失は前年の27億17百万円から45億82百万円へ拡大した。中国、スペイン、チェコ、ハンガリー、ベトナム、セルビアに加え、日本子会社でも減損が発生し、対象地域が広がっている。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「欧州におきましては、半導体供給不足やウクライナ紛争によるロシア事業への影響等はあったものの、イタリア・チェコ・ハンガリー子会社を中心に販売が堅調に推移し、また円安による邦貨換算額の増加影響もあり、売上高は133億8千6百万円(前年同期比45億1百万円増、50.7%増)となりました。営業損益は、原価低減と生産性改善に取り組んだものの、ドイツ・ハンガリー・スペイン子会社を中心に材料コストや輸送・物流コスト等の上昇影響もあり、6億9千4百万円の営業損失(前年同期は9億1千5百万円の営業損失)となりました。」
欧州では売上高が50.7%増加し、営業損失も915百万円から694百万円へ縮小した。ロシア事業への影響、材料費・物流費の上昇は残っている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当連結会計年度においては、チェコのHI-LEX CZECH, S.R.O.で1,346百万円、ロシアのHI-LEX RUS LLCで603百万円、中国の江蘇大同海徳世車門系統有限公司で320百万円、セルビアのHI-LEX SERBIA D.O.O.で217百万円、ブラジルのHI-LEX DO BRASIL LTDA.で118百万円、ベトナムのHI-LEX VIETNAM CO.,LTD.で112百万円の減損損失を計上しております。」
海外子会社の減損はスペイン・ブラジル等から、チェコ、ロシア、中国、セルビア、ブラジル、ベトナムへ広がり、合計27億17百万円となった。対象拠点と損失額が大きく拡大している。 - FY2019悪化有価証券報告書
「英国連結子会社であるHI-LEX CABLE SYSTEM CO.,LTD.の清算決議に伴い、固定資産の減損損失30百万円を計上しております。ロシア連結子会社であるHI-LEX RUS LLCにおいて、経営環境および今後の事業計画を勘案した結果、固定資産(主に建物)の減損損失311百万円を計上しております。ブラジル連結子会社であるHI-LEX DO BRASIL LTDA.において、経営環境および今後の事業計画を勘案し、のれんの評価を見直した結果、のれんの減損損失338百万円を計上しております。」
従来のスペイン子会社に加え、英国・ロシア・ブラジルで減損・清算関連事象が発生した。海外子会社の事業計画・経営環境に起因する減損リスクの対象と損失額が広がった。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「加えてブラジル子会社に関連するのれんの減損損失3億4千4百万円を特別損失に計上した影響もあり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、37億3千8百万円(前年同期比6億9百万円減、14.0%減)となりました。」
ブラジル子会社に関連するのれんの減損損失344百万円が新たに計上され、海外買収子会社に関する減損事象が続いている。 - FY2018-Q2悪化有価証券報告書
「スペイン子会社において、経営環境および今後の見通しを勘案し、のれんの評価を見直した結果、報告セグメントに含まれない全社資産において、のれんの減損損失を計上しております。当該事象による減損損失額は、当第2四半期連結累計期間において、5億5千2百万円であります。」
スペイン子会社ののれんについて、当四半期累計期間に552百万円の減損損失を計上した。前期に計上した141百万円から金額が拡大し、買収子会社の事業計画・見通しに基づく減損が深刻化している。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「連結子会社であるHI-LEX AUTO PARTS SPAIN, S.Lの事業計画を見直した結果、当初想定していた期間でのキャッシュ・フロー見積額の総額が減少する見込となったことから、回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(141百万円)として特別損失に計上しました。連結子会社であるHI-LEX AUTOMOTIVE DO BRASIL LTDA.の事業計画を見直した結果、当初想定していた期間でのキャッシュ・フロー見積額の総額が減少する見込となったことから、回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(252百万円)として特別損失に計上しました。」
スペイン子会社ののれん減損が141百万円計上されたほか、ブラジル子会社でも252百万円ののれん減損が発生し、海外買収子会社に関する減損事象が広がった。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「スペイン子会社において、経営環境および今後の見通しを勘案し、のれんの評価を見直した結果、報告セグメントに含まれない全社資産において、のれんの減損損失を計上しております。当該事象による減損損失額は、当第3四半期連結累計期間において、138百万円であります。」
スペイン子会社について、経営環境および今後の見通しを踏まえたのれん評価の見直しにより、138百万円の減損損失が実際に計上された。