原材料・鋼材・部品の価格高騰・供給停止リスク
FY2019に初出。13回の記載のうち6回が「再掲」。直近の記載はFY2025。
曙ブレーキ工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。31社中12社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに41社。
- FY2025再掲有価証券報告書
「また、市場における電動化の促進に伴い、より高度で複雑な技術を利用する部品の取引が増えることによるサプライチェーンの複雑化や製造コストの上昇などによって当社グループの事業、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。」
原材料・部品の供給停滞や価格高騰に加え、電動化に伴うサプライチェーン複雑化・製造コスト上昇のリスクを引き続き記載している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「また、市場における電動化の促進に伴い、より高度で複雑な技術を利用する部品の取引が増えることによるサプライチェーンの複雑化や製造コストの上昇などによって当社グループの事業、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。」
従来の価格高騰・供給停滞リスクに加え、電動化に伴う部品技術の高度化、サプライチェーン複雑化、製造コスト上昇が新たな影響要因として明示された。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「当社第2四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、世界的なインフレによる原材料価格・エネルギーコストの市況高騰や、各国の利上げによる景気の下振れリスクなど、依然として不透明な状況が続いております。」
原材料・エネルギーコストの高騰に加え、世界的インフレと各国の利上げによる景気下振れリスクが引き続き不透明要因となっている。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「当社第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、世界的なインフレによる原材料価格・エネルギーコストの市況高騰や、各国の利上げによる景気の下振れリスクなど、依然として不透明な状況が続いております。」
原材料・エネルギーコストの高騰に加え、世界的なインフレや各国の利上げによる景気下振れリスクが引き続き事業環境を不透明にしている。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「半導体不足の影響は地域ごとの差はあるものの段階的に改善傾向にありますが、中国のロックダウンによる部品供給不足などのサプライチェーン問題に起因する完成車メーカーの減産に加え、地政学的リスクの増大などによる原材料価格やエネルギーコストの市況高騰など、依然として不透明な状況が続いております。」
半導体不足が段階的に改善する地域がある一方、部品供給不足、完成車メーカーの減産、原材料・エネルギーコスト高騰が引き続き発生している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「世界的な半導体不足や、中国のロックダウンによる部品供給不足などのサプライチェーン問題に起因する完成車メーカーの減産に加え、地政学的リスクの増大などによる原材料価格やエネルギーコストの市況高騰など、依然として不透明な状況が続いております。」
半導体不足、中国ロックダウンによる部品供給不足、完成車メーカーの減産、原材料・エネルギーコスト高騰が引き続き調達・供給面の実際の問題として記載されている。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「世界的な半導体不足や、中国のロックダウンによる部品供給不足などのサプライチェーン問題に起因する完成車メーカーの減産に加え、地政学的リスクの増大などによる原材料価格の高騰、エネルギーコストの上昇など、依然として不透明な状況が続いております。」
半導体不足、中国ロックダウンによる部品供給不足、完成車メーカーの減産、原材料価格・エネルギーコスト上昇が実際の事業環境として発生している。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「欧州では半導体不足や新型コロナウイルスの感染再拡大に起因するサプライチェーン問題による完成車メーカーの減産影響により受注が減少しました。」
半導体不足、感染再拡大、サプライチェーン問題による完成車メーカーの減産と受注減少が実際に発生している。原材料価格上昇の影響も北米・欧州の損益説明に記載されている。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「これは主に、新型コロナウイルス感染症に端を発した海上輸送遅延による在庫積み増しなどにより棚卸資産が38億円増加したことによるものです。」
海上輸送遅延が実際に発生し、在庫積み増しにより棚卸資産が38億円増加した。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「地域によっては新型コロナウイルスの感染が再拡大しつつあり収束が見通せない状況に加えて、半導体不足による完成車メーカーの減産や原材料価格上昇などもあり、依然として不透明な状況が続いております。」
半導体不足による完成車メーカーの減産と原材料価格上昇が実際の事業環境として発生した。また、海上輸送遅延による棚卸資産19億円の増加も記載されている。 - FY2021悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、規制緩和が進む地域がある一方、いまだ感染が拡大している地域がある等、終息の見通しが不透明な新型コロナウイルス感染症の状況に加え、半導体の不足による完成車メーカーの生産計画変更、世界的な海上輸送の遅延、地震などの自然災害のみならず火災などの人為的な災害による部品供給問題等、当社グループの主要市場においても、様々な課題が頻発しております。」
従来の原材料・部品の価格高騰や供給停滞リスクに加え、半導体不足、海上輸送遅延、自然災害・火災による部品供給問題が具体的に示されている。 - FY2020再掲有価証券報告書
「当社グループは多数の外部取引先から原材料・鋼材・部品等を調達しておりますが、市況変化による価格の高騰や品不足、取引先が製造した製品の欠陥、経営状態の悪化、不慮の事故、自然災害等に伴う原材料・鋼材・部品等の供給停滞によって、当社グループの製造コストの上昇、生産遅延・停止が起こり、当社グループの事業、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。」
原材料・鋼材・部品の価格高騰、品不足、供給停滞等の調達リスクを再確認している。 - FY2019初出有価証券報告書
「市況変化による価格の高騰や品不足、特定の取引先への依存による取引先の生産能力不足による納入遅延、取引先が製造した製品の欠陥、経営状態の悪化、不慮の事故、自然災害等によって、当社グループの製造コストの上昇、生産遅延・停止が起こり、当社グループの事業、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。」
鋼材価格高騰の実績とは別に、品不足、取引先依存、納入遅延、供給先の事故・経営悪化等を含む調達リスクを記載している。