自動運転・電動化・シェアリングによる自動車産業の変化
FY2020に初出。12回の記載のうち8回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2021。直近の記載は2026-08-06。
エフテックがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。29社中11社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに11社。
- 2026-08-06悪化決算
「自動車業界においては、世界的な電動化の流れが継続する中、米国市場では政策動向の変化等を背景にEV需要の伸びが鈍化し、ハイブリッド車(HEV)およびプラグインハイブリッド車(PHEV)への需要は底堅く推移いたしました。一方、中国系EVメーカーの台頭に伴う競争激化により、特に中国および東南アジア市場において、日系・欧米系自動車メーカーを取り巻く事業環境は引き続き厳しいものとなりました。」
EV需要の鈍化とHEV・PHEV需要の底堅さ、中国系EVメーカーとの競争激化という市場変化を継続して記載している。 - FY2026悪化有価証券報告書
「当社グループが事業展開しているこれらの国々の市場において経済の低迷や物価等の動向により、消費者の自動車に対する購買意欲が低下し、主要得意先の生産が減少した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
自動車産業の変化は、EVメーカーの台頭、米国の関税・EV政策変更、HEV・PHEVへの需要回帰を含む複雑な市場変化として具体化している。 - 2026-05-14悪化決算
「自動車業界においては世界的な電動化の流れは継続しつつも、ハイブリッド車(HEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)への需要回帰の動きが鮮明となりました。また、中国系EVメーカーの台頭による競争激化により、特に中国および東南アジア市場において、日・欧米系の自動車メーカーは厳しい事業環境に直面しました。」
電動化の継続に加え、HEV・PHEVへの需要回帰と中国系EVメーカーの台頭による競争激化が記載されている。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「自動車業界においては、米国の輸入関税引上げやEV政策の見直し、中国系EVメーカーの台頭が日・欧米系の完成車メーカーに大きな影響を与えており、将来のEV・ハイブリッド車(HEV)・内燃機関車(ICE)の生産計画が揺れ動くなど、今後の業界情勢は不透明となっております。」
電動化・自動車産業の変化が、中国系EVメーカーの台頭に加え、米国の輸入関税引上げやEV政策の見直し、EV・HEV・ICEの生産計画の変動として具体化している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「電動化に向けた動きは、中国などの新興国で急速に進んでおり、中国系の新興EVメーカーがガソリン車のシェアを奪う形で台頭し、日・欧米系メーカーが生産体制を縮小する動きが相次ぎました。一方、欧米では需要が鈍化して主要自動車メーカーが戦略の見直しに動いたほか、中国製EVに追加関税を課すなど、普及が一段と停滞する兆しも出てきております。」
EVシフトが中国系新興EVメーカーによるガソリン車シェアの獲得、日・欧米系メーカーの生産体制縮小、欧米需要鈍化および追加関税による普及停滞の兆しとして具体化している。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「自動車業界においては、半導体不足は解消されつつも、米国における労働需給の逼迫や中国市場における日系自動車メーカーのEV化の出遅れなど、厳しい経営状況が続いております。」
中国市場における日系自動車メーカーのEV化の出遅れを含む電動化に伴う競争環境の厳しさを、前四半期までと同じ方向で継続して記載している。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「中国の急速なEVシフトに伴う日系自動車メーカーの販売低迷」
電動化・EVシフトによる自動車産業の変化が、中国地域における日系自動車メーカーの販売低迷として実際の市場環境に表れている。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「また、米国における労働需給逼迫や中国地域における加速度的なEVシフトによる競争の激化もあり、経営環境はより一層厳しさが増しました。」
電動化による自動車産業の変化について、中国地域でEVシフトが加速度的に進み、競争激化につながっていると具体化している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「また、カーボンフリーなサステナブル社会の実現という世界的な潮流の中で、自動車の動力源がガソリンから電気へ、駆動源がエンジンからモーターへと変化しつつあり、この流れは今後ますます加速することが予想されます。」
脱炭素を背景とする自動車の電動化・駆動源転換と、その加速見通しを継続して記載している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「また、カーボンフリーなサステナブル社会の実現という世界的な潮流の中で、自動車の動力源がガソリンから電気へ、駆動源がエンジンからモーターへと変化しつつあり、この流れは今後ますます加速することが予想されます。」
電動化・脱炭素による自動車産業の変化について、動力源・駆動源の転換と今後の加速を明記している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「また、脱炭素、カーボンフリー社会の実現という世界的な潮流の中で、自動車の動力源がガソリンから電気へ、駆動源がエンジンからモーターへと変化しつつあり、この流れは今後ますます加速することが予想されます。」
自動運転・電動化等の産業変化について、脱炭素の潮流、動力源・駆動源の転換、今後の加速まで具体的に記載している。 - FY2020初出有価証券報告書
「自動運転、電動化、シェアリング等、自動車を取り巻く環境は大きく変化しています。」
自動運転、電動化、シェアリング等による自動車産業の構造変化を、中長期的な課題として初めて明示している。