真の競争力の強化と品質・危機対応力の向上
FY2016に初出。13回の記載のうち8回が「前進」で、最初の「前進」はFY2018。直近の記載は2026-08-04。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。21社中2社が悪化側に。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに10社。
- 2026-08-04前進決算説明資料
「競争力の高いHEVの増販」
競争力強化の取り組みが、HEVの増販およびHEV生産能力・電池の拡大という具体策に進展した。 - FY2026前進有価証券報告書
「当社は、2024年および2025年において、認証問題や余力不足と正面から向き合い、足場固めに取り組んできました。その結果、安全・品質が徹底され、余力創出が進み、生産も安定しました。」
品質問題・余力不足への対応について、安全・品質の徹底、余力創出、生産安定という取り組み結果が明示された。 - FY2025前進有価証券報告書
「TNGAプラットフォームの素性の良さを活かして、多様なお客様ニーズに柔軟に応えながら、お客様のニーズを正しく把握して仕様や部品の種類を適正化する「AREA35」の活動です。国内10工場でのトライアルを通じて、フルモデルチェンジ3プロジェクト相当の開発効率化につなげることができました。」
競争力強化・業務改善が、AREA35の国内10工場でのトライアルとフルモデルチェンジ3プロジェクト相当の開発効率化という具体的な成果に進展した。 - FY2023前進有価証券報告書
「また、トヨタ生産方式(TPS)を活かし、仕事のやり方を変え、工程数を1/2に削減し、コネクテッド技術による無人搬送や、自律走行検査などにより、効率的なラインへシフトしたものづくりへ変えていきます。」
TPS・業務改善が、工程数半減、無人搬送、自律走行検査という具体的な製造工程改革へ進展した。 - FY2021再掲有価証券報告書
「このような経営環境の中、トヨタは、現場での改善活動を中心に、今やるべきことに取り組みました。生産現場では、生産ラインが停止した時間を使い、モノづくりの力やTPS (トヨタ生産方式) を活かして、マスクやフェイスシールド、足踏み式消毒スタンドなどを生産しました。」
現場改善とTPSを軸にした業務改善・危機対応の方針が、新型コロナウイルス下の生産活動にも継続して適用された。 - FY2020引き上げ有価証券報告書
「昨年から全員参加での業務改善を進めた結果、業務改善の提案制度「創意くふう」の参加率は、全社で60%から90%に上昇しました。今後も100%全員参加と質の向上に取り組んでいきます。」
TPS・原価低減の適用が全員参加の業務改善へ広がり、参加率が60%から90%に上昇し、100%参加というより高い目標が示された。仕入先についてもサプライチェーン全体へ活動を深める取り組みが始まっている。 - FY2019引き上げ有価証券報告書
「また、「TPS」を生産分野だけでなく事務・技術職場にも浸透させ、全社を挙げた意識改革や改善活動に取り組んでいます。例えば、経理部門では昨年1月に新設したTPS本部と一体となって決算業務の見直しを行い、ムダの洗い出しや改善を進めています。」
TPSの適用範囲が生産分野以外から事務・技術職場、さらに経理部門を含む全社へ広がり、TPS本部と決算業務の改善という具体例が示された。 - FY2018前進有価証券報告書
「組織面では、トヨタの競争力の基盤であるトヨタ生産方式 (TPS) を生産分野以外にも再徹底し、生産性の向上を目指すため、TPS本部を新設しました。」
仕事の進め方改革が、生産分野以外へのTPS再徹底とTPS本部の新設という組織上の具体策に進展している。 - FY2017再定義有価証券報告書
「第二に、木が年輪を重ねるように着実に成長するため、「仕事の進め方改革」を実行していきます。」
従来の真の競争力・品質・危機対応力の強化が、「仕事の進め方改革」という包括的な表現で整理されている。 - FY2016,有価証券報告書
「木が年輪を重ねるように着実に成長するため、真の競争力を強化していきます。徹底した品質の向上や、「お客様とクルマ」に真摯に向き合える新たな仕事のやり方を構築するとともに、あらゆる有事への危機対応力を高めていきます。」
品質向上、新たな仕事のやり方、危機対応力を持続的成長の手段として明示している。