商品先物市場・金融市場の変動リスク
FY2016に初出。27回の記載のうち15回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q1。直近の記載は2026-07-31。
このテーマで動きを比べられる他社は、まだありません。
- FY2025顕在化有価証券報告書
「裁定取引における市場の歪みが当社の想定を超えて拡大したことにより第4四半期連結会計期間において大幅な評価損失を計上し、通期の営業収益が辛うじてプラスになる水準にまで落ち込みました。」
市場の歪みが実際に拡大し、ディーリング事業は営業収益89百万円、セグメント損失231百万円となった。市場変動・流動性リスクが評価損失として顕在化した。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「裁定取引については、プラチナを中心に国内外取引所の値差が大きく動きプラスに貢献したものの、通期では裁定取引の機会は限定的で収益は伸び悩みました。」
市場間の値差・取引機会の変化が実際の収益に影響し、ディーリング事業は通期で14百万円のセグメント損失となった。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「裁定取引については、プラチナを中心に国内外取引所の値差が動きプラスに貢献したものの、第1四半期連結会計期間に比べ裁定取引機会は減少し、収益は伸び悩みました。」
市場間の値差と裁定取引機会の変化が実際の収益に影響し、ディーリング事業のセグメント損失として現れた。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「商品市場においては、前連結会計年度にウクライナ情勢を受けて大幅高となった原油価格および貴金属価格は、当連結会計年度に入り、落ち着きを取り戻しやや軟調に推移しておりますが、引き続きウクライナ情勢、世界的なインフレ傾向・金融政策を注視する必要があると考えます。」
原油・貴金属価格は前年度の大幅高から落ち着きを取り戻し、商品市場の変動リスクは一部緩和したと記載された。一方、ウクライナ情勢やインフレ、金融政策への警戒は継続している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「ディーリング事業は、主要商品先物銘柄における価格の変動率が低い状態が続いたこと、ロシアによるウクライナ侵攻開始後においては、予期せぬリスクに備えポジションを縮小したこと等から、結果として取引機会が制約されることとなりました。」
市場変動率の低下に加え、ウクライナ侵攻後の予期せぬリスクへの対応としてポジションを縮小し、取引機会の制約が通期業績の悪化として現れた。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「貴金属の裁定取引においても、前連結会計年度に乖離が多かった市場間の値差は一部を除き理論値からの乖離が減少し、裁定取引の機会も減少しました。」
原油・貴金属の裁定取引機会が減少し、ディーリング事業のセグメント損益が前年同期の利益から損失へ転じた。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における原油市場の動きは、一時的にマイナス価格をつける等大きく価格変動した前年同期間に比べ堅調に推移し、取引機会は減少しました。貴金属の裁定取引においても、前連結会計年度に乖離が多かった市場間の値差は一部を除き理論値からの乖離が減少し、裁定取引の機会も減少しました。」
原油・貴金属の市場変動や市場間の値差による取引機会の減少が続き、ディーリング事業は前年同期の利益から損失へ転じた。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「貴金属の裁定取引においても、前連結会計年度に乖離が多かった市場間の値差は、一部を除き理論値からの乖離が減少し、裁定取引の機会も減少しましたが、乖離する場面では利益につなげる取引を継続しました。」
市場間の値差縮小と裁定取引機会の減少が実際に発生し、ディーリング事業のセグメント利益が前年同期の142百万円から1百万円へ減少した。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「商品市場は、新型コロナウイルス感染症の影響で概して需給バランスが不安定になり、また商品の輸送や貯蔵にも影響が生じていること等もあり、市場間の価格差が拡大しました。当第2四半期連結会計期間においては、この市場間の価格差の拡大傾向は、特に貴金属等において続きました。」
新型コロナウイルス感染症の影響等により商品市場の需給バランスが不安定化し、市場間の価格差拡大が貴金属等で実際に続いた。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「原油市場では市場間や限月間の値差を利用した裁定取引で利益をあげることができました。一方、貴金属の裁定取引では、第1四半期連結累計期間も市場間の値差が不安定になり、基準となる理論値からの乖離が続き収益機会は減少したものの、一定の利益を上げることができました。」
市場間の値差の不安定さは続いたが、原油・貴金属の裁定取引で一定の利益を確保し、ディーリング事業は前年同期の損失から利益へ転じた。ただし海外取引所会員権の評価損8百万円も計上している。 - FY2020-Q3取引機会回復も累計損失継続有価証券報告書
「第2四半期連結会計期間以降、貴金属でも裁定取引の機会が増加し、当第3四半期連結会計期間において利益を上げることができたものの、第1四半期連結会計期間の損失を取り返すには至りませんでした。」
貴金属の裁定取引機会は第2四半期以降増加し、第3四半期会計期間には利益を計上したが、第3四半期累計では22百万円のセグメント損失が残った。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「ASTRA社が保有する海外取引所の会員権の価格が9月末時点において簿価から50%以上下落したため、当第2四半期連結会計期間において評価損12百万円を特別損失として計上しております。」
市場価格の下落が海外取引所会員権の評価損として実際に発生した。ディーリング事業でも金・白金の裁定取引の一部で損失が発生し、累計セグメント損失29百万円となった。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「金、白金の裁定取引では値鞘の拡大が一方的な展開となり、取引の一部で損失が発生しました。ここ数年注力してきた大幅なコスト削減によっても収益の低下が賄いきれず、セグメント損失となりました。」
市場における裁定取引条件の悪化が実際に発生し、ディーリング事業は前年同期の30百万円の利益から48百万円の損失に転じた。 - FY2019対処有価証券報告書
「先物価格における変動率の低下等によって、取引機会が少ない期間も多かったことから収益は伸び悩みましたが、ここ数年注力してきた大幅なコスト削減の成果もあり、セグメント黒字を確保することができました。」
市場変動率の低下と取引機会の少なさは継続したが、コスト削減によりディーリング事業は通期黒字となり、市場環境による業績影響を抑える方向の結果が記載されている。 - FY2019-Q3対処有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間を通じてみると取引機会は限定的であり収益は伸び悩みましたが、前連結会計年度以降注力してきた大幅なコスト削減の成果もあり、セグメント黒字を確保することができました。」
市場の取引機会が限定的である状態は続いたが、コスト削減によりディーリング事業の損失は解消され、リスクの業績影響は前年度第3四半期累計より抑制された。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「しかしながら、当第3四半期連結累計期間を通じてみると価格変動率が低かったこと等から、取引機会が非常に限定的であり、特にエネルギー市場での裁定取引の機会が乏しく、収益は伸び悩みました。以上の結果、当事業における当第3四半期連結累計期間の営業収益は365百万円(前年同期間比141百万円(27.9%)の減少)、セグメント損失は72百万円(前年同期間は1百万円のセグメント利益)となりました。」
取引機会の限定、特にエネルギー市場での裁定機会不足が続き、セグメント損失は72百万円となった。前四半期累計の48百万円の損失からさらに悪化している。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「しかしながら、当第2四半期連結累計期間を通じてみると取引機会が非常に限定的であり、特にエネルギー市場での裁定取引の機会が乏しく、収益は伸び悩みました。以上の結果、当事業における当第2四半期連結累計期間の営業収益は263百万円(前年同期間比79百万円(23.2%)の減少)、セグメント損失は48百万円(前年同期間は5百万円のセグメント利益)となりました。」
取引機会の限定とエネルギー市場の裁定機会不足が、ディーリング事業の営業収益減少とセグメント損失への転落として現れた。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「以上の結果、当事業における当連結会計年度の営業収益は650百万円(前年同期間比261百万円(28.6%)の減少)、セグメント損失は18百万円(前年同期間は119百万円のセグメント利益)となりました。」
市場の値動きが限定的で裁定取引機会が少なかった影響が通期で現れ、ディーリング事業は前年のセグメント利益から18百万円の損失に転じた。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「本主力の商品市場では、6月の英国民投票時の相場変動で取引の機会が急増する場面もありましたが、上半期を通じてみると当社グループが得意とする裁定取引の機会は少なく、また、11月の米大統領選でのトランプ候補の当選を受けて市場が乱高下する中、取引所でシステムトラブルが発生する等の要因もあり、大きな収益を獲得することができず前年同期間比減収減益となりました。以上の結果、当事業における当第3四半期連結累計期間の営業収益は506百万円(前年同期間比126百万円(19.9%)の減少)、セグメント利益は1百万円(前年同期間比51百万円(96.9%)の減少)となりました。」
裁定取引機会の少なさや市場の乱高下等により、ディーリング事業の収益と利益が前年同期比で減少した。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「主力市場である東京商品取引所の取組高は高い水準を保っていましたが、出来高は伸び悩み市場間・限月間ともに裁定取引の機会が少なく収益減となりました。」
市場の出来高低迷と裁定取引機会の減少が、第2四半期累計のディーリング事業の営業収益343百万円、セグメント利益5百万円という収益低下として現れた。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「しかしながら、当第1四半期連結累計期間を通じてみると取引機会が少なく、収益的には伸び悩む展開となりました。以上の結果、当事業における当第1四半期連結累計期間の営業収益は168百万円(前年同期間比31百万円(15.9%)の減少)、セグメント損失は1百万円(前年同期間は1百万円のセグメント利益)となりました。」
市場の値動きや取引機会の乏しさが実際にディーリング事業の収益減少とセグメント損失として現れた。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループの業績は市場動向の影響を排除できない面があり、世界的な政治、経済、社会情勢等の動きがこれらの市場に対して大きな影響を与えています。」
市場の値動きが極端に小さい場合、競争激化、取引停止やルール変更などによって、ディーリング事業及びアセット・マネジメント事業の収益が低迷する可能性を示している。