案件ごとのサービス構成による売上高・売上総利益率の変動
FY2019に初出。10回の記載のうち6回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2023。直近の記載はFY2026。
Birdmanがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。6社中2社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに1社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「売上原価は456,074千円となり、前連結会計年度に比べ155,656千円の増加(前連結会計年度比51.8%増)となりました。また、売上総損失は161,691千円(前連結会計年度は売上総利益18,645千円)となりました。これは主に、受注案件において将来の損失に備えるため受注損失引当金繰入額137,190千円を計上したことによるものであります。」
案件ごとのサービス構成・収益性の変動リスクが、受注損失引当金137,190千円の計上及び売上総利益から売上総損失への転落として実際の業績に現れている。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「売上総損失は447,575千円(前連結会計年度は売上総利益720,765千円)となりました。これは主に、初期費用や品質を維持するための費用が増加したこと、イベント開催に伴い発生する会場費や演出等に要する費用が当初の想定よりも高額となったことに伴うものであります。」
案件・イベントの構成や品質維持に伴う費用の増加が、売上総利益720,765千円から売上総損失447,575千円への転落として実際の業績に現れた。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「以上の結果、初期費用や品質を維持するための費用が増加したため、」
案件・事業の構成や品質維持に伴う費用が増加し、売上総損失443,047千円及び営業損失993,696千円として実際の業績に影響したことを記載している。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「これは主に大型案件の受注に係る外注費が発生したこと及び、ホールアリーナツアーの開催に伴い発生する会場や演出等に要する費用が当初の想定よりも高額となったこと等に伴うものであります。」
サービス・案件構成による利益率変動リスクが、大型案件の外注費及びツアー費用の想定超過として実際の利益に影響したことを記載している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当該リスクへの対応策として、当社は、利益の確保を重視した営業活動を展開しており、目標の売上総利益を確保できるよう案件の組成に努めております。」
案件ごとにサービス構成・収益性が異なることによる売上高及び売上総利益率の変動リスクと、利益確保を重視した案件組成を再確認している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「このような状況下において、当社は、案件獲得能力の組織的強化、各案件の収益性向上及び社員の生産性向上に取り組みました。」
案件ごとの収益性向上を引き続き課題として取り組んでいる。 - FY2021再掲有価証券報告書
「当社は、利益の確保を重視した営業活動を展開しており、目標の売上総利益を確保できるよう案件の組成に努めております。」
案件ごとのサービス構成・収益性の違いによる売上高・売上総利益率の変動リスクを継続して開示し、案件採算性の向上、新システム導入、原価及び販売費・一般管理費の見直しを対応策として示している。 - FY2019初出有価証券報告書
「顧客ニーズに応じて価格や利益率の異なる複数のサービスを組み合わせて提案しており、受注する案件毎に提供するサービスや、案件毎の収益性が異なります。」
案件ごとにサービス構成と収益性が異なるため、売上高や売上総利益率が想定水準から乖離する可能性を示している。