F-LNG・海洋構造物事業の採算悪化
FY2016に初出。9回の記載のうち5回が「対処」で、最初の「対処」はFY2017-Q3。直近の記載はFY2019。
このテーマで動きを比べられる他社は、まだありません。
- FY2019対処有価証券報告書
「F-LNG事業からの撤退を完了したこと,プロジェクト管理の徹底や橋梁・シールド等の採算改善により,営業利益率は9.9%(目標7.5%)と経営目標を達成いたしました。」
F-LNG事業からの撤退完了を明示し、同事業の採算悪化リスクが事業撤退という形で縮小したと説明している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「営業損益は,前年同期に計上したF-LNG・海洋構造物の赤字が解消したことなどにより,営業黒字となりました。」
F-LNG・海洋構造物について、前年同期の赤字が解消したとの説明を維持している。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「営業損益は,前年同期に計上したF-LNG・海洋構造物の赤字が解消したことなどにより,営業黒字となりました。」
F-LNG・海洋構造物について、前年同期に計上した赤字が解消し、社会基盤・海洋セグメントが営業黒字となったと説明している。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「営業損益は,F-LNGが追加コストを計上した前年同期と比べて改善しました。加えて橋梁・水門及びシールドシステムで採算が改善したことなどもあり,営業黒字となりました。」
F-LNGについて、前年同期に追加コストを計上した状況から営業損益が改善したと説明している。 - FY2017対処有価証券報告書
「営業損益は,F-LNGについては当期で追加コストを計上しましたが,採算悪化の影響は,前期と比べ縮小しました。」
追加コストはなお発生しているものの、F-LNGの採算悪化による損益影響は前期比で縮小したと説明している。 - FY2017-Q3対処有価証券報告書
「昨年度来当社グループの業績予想下方修正の主要因となってきたF-LNGにおける3プロジェクトのうち,シンガポール向けドリルシップ船体建造工事については,発注者との間で契約内容の見直しに合意し,昨年12月に引き渡しを行ないました。」
主要3案件のうちドリルシップ工事は契約内容を見直した上で引き渡し済みとなり、採算悪化リスクの一部が収束している。一方、残る2案件には引き続き管理・引き渡し対応が必要とされている。 - FY2017-Q2悪化有価証券報告書
「F-LNG事業における以下の3プロジェクトのさらなる採算悪化が顕在化しました。① シンガポール向けドリルシップ船体建造工事 ② ノルウェー向け洋上浮体式石油生産貯蔵積出設備(FPSO)船体建造工事 ③ 国内向けLNG船用SPBタンク建造工事(4タンク×4隻)」
既往の主要損失案件である3プロジェクトについて、電装設計不適合、設計変更、作業効率未達などにより追加コストや引渡し遅延が新たに見込まれ、採算悪化がさらに顕在化している。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「営業損益は,F-LNGで,シンガポール向けドリルシップでの電線物量増加に伴う追加コストや,ノルウェー向け洋上浮体式石油生産貯蔵積出設備(FPSO)船体建造工事での,工事物量の見直しによるシンガポールYardでの外注費の増加及び現地SV(監督者)増員に伴って必要となる追加コスト,加えて,アルミSPBタンクにおける組立能率の悪化に伴う追加コストの計上を行ないましたが,前年同期における,F-LNG及びトルコ イズミット湾横断橋建設工事での損失計上の反動により,赤字幅が縮小しました。」
F-LNGで複数の追加コストを当四半期にも計上しており、リスクの発現が継続している。一方、前年同期の損失計上の反動で赤字幅は縮小した。 - FY2016顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度において多額の損失を計上したF-LNG・海洋構造物事業については,シンガポール向けドリルシップ船体建造工事は,工程終盤となっており,大型機器の試運転を順次実施中です。」
社会基盤・海洋セグメントは営業損失489億円となり、F-LNG・海洋構造物事業で追加費用を計上している。