コンデンサ販売をめぐる独占禁止法・競争法手続と訴訟
FY2016に初出。28回の記載のうち11回が「再掲」。直近の記載はFY2024。
ニチコンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに0社。
- FY2024顕在化有価証券報告書
「当社グループは、各国競争当局による調査に関連して、イスラエルのクラスアクションにつき当事者間で2.9百万米ドルの支払等を内容とする和解契約を締結しました。これに伴う和解金443百万円を独占禁止法関連損失として特別損失に計上しています。」
競争法関連のイスラエル・クラスアクションについて2.9百万米ドルの和解契約を締結し、443百万円の独占禁止法関連損失を計上した。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「和解金の支払額 △ 2,796」
競争法関連の和解金2,796百万円の支払いが第3四半期連結累計期間の営業キャッシュ・フローに実際に反映された。新たな独占禁止法関連損失の計上はない。 - FY2023対処有価証券報告書
「当社グループは、米国における競争当局による調査に関連するクラスアクション(集団訴訟)から離脱したコンデンサ購買者からなされた損害賠償請求につき継続して対応していましたが、当事者間で34百万米ドルの支払等を内容とする和解契約を締結し、これで米国における個別訴訟は全て解決しました。また、カナダのクラスアクションについては、原告団との間で14.5百万カナダドルの支払等を内容とする和解契約を締結しました。」
米国の個別訴訟は全て解決し、カナダのクラスアクションについても14.5百万カナダドルの和解契約を締結した。和解金6,395百万円は特別損失に計上され、残存する手続の範囲が縮小している。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「和解金の支払額 - △ 3,487」
米国のクラスアクションから離脱したコンデンサ購買者との和解に関し、和解金3,487百万円の支払いが当第3四半期連結累計期間の営業キャッシュ・フローに実際に反映された。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「当社グループは、米国における競争当局による調査に関連するクラスアクション(集団訴訟)から離脱したコンデンサ購買者からなされた損害賠償請求につき、継続して対応していましたが、当事者間で和解の合意に至りました。これに伴い、当第2四半期連結累計期間において34百万米ドル(4,940百万円)を独占禁止法関連損失として特別損失に計上しています。」
米国のクラスアクションから離脱したコンデンサ購買者による損害賠償請求について和解に合意し、34百万米ドル(4,940百万円)の独占禁止法関連損失を計上した。各国競争当局の調査と制裁金等の支払いは終了しているが、カナダの集団訴訟は継続している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当社グループは、電解コンデンサの販売に関して、各国の競争当局より調査を受けていましたが、競争当局からの調査はすべて終了し、調査の結果命じられた制裁金等の支払いも終えています。これに伴うクラスアクション(集団訴訟)につきましても、米国においては当事者間で和解の合意に至り、裁判所の承認手続も完了しました。また、当社グループに対して、カナダにおいて提起されているクラスアクションにつきましては、今後も引き続き適切に対応します。なお、継続中の事案については、当社グループの経営成績などに影響を及ぼす可能性があります。」
各国競争当局の調査・制裁金等の支払いと米国集団訴訟の承認完了を再確認している。一方、カナダの集団訴訟は継続中としている。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループは、電解コンデンサの販売に関して、各国の競争当局より調査を受けていましたが、競争当局からの調査はすべて終了し、調査の結果命じられた制裁金等の支払いも終えています。これに伴うクラスアクション(集団訴訟)につきましても、米国においては当事者間で和解の合意に至り、裁判所の承認手続も完了しました。また、当社グループに対して、カナダにおいて提起されているクラスアクションにつきましては、今後も引き続き適切に対応します。なお、継続中の事案については、当社グループの経営成績などに影響を及ぼす可能性があります。」
各国競争当局の調査・制裁金等の支払いと米国集団訴訟の承認完了を再確認する一方、カナダの集団訴訟は継続中としている。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「当社グループは、電解コンデンサの販売に関して、各国の競争当局より調査を受けていましたが、競争当局からの調査はすべて終了し、調査の結果命じられた制裁金等の支払いも終えています。これに伴うクラスアクション(集団訴訟)につきましても、米国においては当事者間で和解の合意に至り、裁判所の承認手続も完了しました。また、当社グループに対して、カナダにおいて提起されているクラスアクションにつきましては、今後も引き続き適切に対応します。なお、継続中の事案については、当社グループの経営成績などに影響を及ぼす可能性があります。」
各国競争当局の調査・制裁金等の支払いと米国集団訴訟の承認完了を再確認している。一方、カナダの集団訴訟は継続中である。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「当社グループは、電解コンデンサの販売に関して、各国の競争当局より調査を受けていましたが、競争当局からの調査はすべて終了し、調査の結果命じられた制裁金等の支払いも終えています。これに伴うクラスアクション(集団訴訟)につきましても、米国においては当事者間で和解の合意に至り、裁判所の承認手続も完了しました。また、当社グループに対して、カナダにおいて提起されているクラスアクションにつきましては、今後も引き続き適切に対応します。なお、継続中の事案については、当社グループの経営成績などにも影響を及ぼす可能性があります。」
各国競争当局の調査・制裁金等の支払いと米国の集団訴訟の承認完了を再確認している。一方、カナダの集団訴訟は継続中としている。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループは、電解コンデンサの販売に関して、各国の競争当局より調査を受けていましたが、競争当局からの調査はすべて終了し、調査の結果命じられた制裁金等の支払いも終えています。これに伴うクラスアクション(集団訴訟)につきましても、米国においては当事者間で和解の合意に至り、裁判所の承認手続も完了しました。また、当社グループに対して、カナダにおいて提起されているクラスアクションにつきましては、今後も引き続き適切に対応します。なお、継続中の事案については、当社グループの経営成績などに影響を及ぼす可能性があります。」
競争当局の調査・制裁金等の支払いと米国集団訴訟の承認完了を再確認している一方、カナダの集団訴訟は継続している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「当社グループは、電解コンデンサの販売に関して、各国の競争当局より調査を受けていましたが、競争当局からの調査はすべて終了し、調査の結果命じられた制裁金等の支払いも終えています。これに伴うクラスアクション(集団訴訟)につきましても、米国においては当事者間で和解の合意に至り、裁判所の承認手続も完了しました。また、当社グループに対して、カナダにおいて提起されているクラスアクションにつきましては、今後も引き続き適切に対応します。」
競争当局の調査・制裁金等の支払いと米国集団訴訟の承認完了を再確認している一方、カナダの集団訴訟は継続している。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「これに伴うクラスアクション(集団訴訟)につきましても、米国においては当事者間で和解の合意に至り、裁判所の承認手続も完了しました。また、当社グループに対して、カナダにおいて提起されているクラスアクションにつきましては、今後も引き続き適切に対応します。」
米国の集団訴訟について和解の裁判所承認手続が完了し、競争当局の調査・制裁金支払いとともに米国手続が進展した。一方、カナダの集団訴訟は継続している。 - FY2020訴訟・和解手続の進展有価証券報告書
「直接購買者との和解については2019年5月に裁判所により最終承認がなされましたが、間接購買者との和解については、2020年4月に予定されていた裁判所による最終承認手続を行うための審問期日が新型コロナウイルスの影響により取り消されため、最終承認の時期は未定です。」
各国競争当局の調査と制裁金等の支払いは終了した。米国の直接購買者との和解は最終承認済みである一方、間接購買者との和解承認は新型コロナウイルスの影響で延期され、カナダの集団訴訟と日本・台湾・欧州の訴訟審理は継続している。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「課徴金の支払額 △ 1,195」
競争法手続に関連する課徴金1,195百万円の支払いが当第3四半期連結累計期間の営業キャッシュ・フローに実際に反映されている。競争当局の調査は終了した一方、米国・カナダの集団訴訟は継続中または承認手続中とされている。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「課徴金の支払額 △ 525」
競争法手続に関連する課徴金の支払額525百万円が当第2四半期連結累計期間の営業キャッシュ・フローに実際に反映されている。各国競争当局の調査は終了した一方、米国の集団訴訟は裁判所承認手続中、カナダの集団訴訟は継続中と記載している。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「当社グループは、電解コンデンサの販売に関して、各国の競争当局より調査を受けていましたが、競争当局からの調査はすべて終了し、調査の結果命じられた制裁金等の支払いも終えています。これに伴うクラスアクション(集団訴訟)につきましても、米国においては当事者間で和解の合意に至り、現在、裁判所の承認を得るための手続段階にあります。また、当社グループに対して、カナダにおいて提起されているクラスアクションにつきましては、今後も引き続き適切に対応します。なお、継続中の事案については、当社グループの経営成績などにも影響を及ぼす可能性があります。」
各国競争当局の調査と制裁金等の支払いが終了した状態を再確認している。米国の集団訴訟は裁判所承認待ち、カナダの集団訴訟は継続中としている。 - FY2019-Q3対処有価証券報告書
「当社グループは、電解コンデンサの販売に関して、各国の競争当局より調査を受けていましたが、競争当局からの調査はすべて終了し、調査の結果命じられた制裁金等の支払いも終えています。これに伴うクラスアクション(集団訴訟)につきましても、米国においては当事者間で和解の合意に至り、現在、裁判所の承認を得るための手続段階にあります。また、当社グループに対して、カナダにおいて提起されているクラスアクションにつきましては、今後も引き続き適切に対応します。なお、継続中の事案については、当社グループの経営成績などにも影響を及ぼす可能性があります」
各国競争当局の調査と制裁金等の支払いがすべて終了したと記載している。米国では間接購入者訴訟に続き、直接購入者訴訟についても90百万米ドル(10,026百万円)の和解契約を締結した。一方、カナダのクラスアクションは継続している。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「当社および当社の子会社は、平成30年9月27日に米国において間接購買者原告団から提起された集団民事訴訟について、原告団との間で和解契約を締結しました。本和解に基づき当社および当社の子会社は、間接購入者原告団に対して、和解金として21.5百万米ドル(2,404百万円)を支払います。」
米国の間接購入者集団訴訟について和解契約を締結し、和解金21.5百万米ドル(2,404百万円)を支払うこととなった。和解は裁判所の承認手続を経て正式確定するとされ、独占禁止法関連損失2,648百万円を計上している。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「営業活動に使用した資金は、13,854百万円の支出(前第1四半期連結累計期間は2,236百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が1,667百万円、減価償却費が985百万円となりましたが、課徴金の支払額が15,153百万円となったことに加え、たな卸資産の増加額が936百万円となったことなどによるものです。」
競争法手続に関連する課徴金の支払額15,153百万円が実際の営業キャッシュ・フローに反映され、営業活動による資金は13,854百万円の支出となった。各国の手続およびクラスアクションは継続中と記載されている。 - FY2018悪化有価証券報告書
「また、平成30年3月、欧州委員会は欧州競争法違反行為があったとして、当社に対し72,901千ユーロの制裁金を課すこと等を内容とする決定を行いました。米国では司法省との間で司法取引に合意した後、平成30年4月、カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所は量刑手続において、罰金54.6百万米ドルの支払い等を内容とする判決を行いました。」
欧州委員会による72,901千ユーロの制裁金決定と、米国連邦地方裁判所による54.6百万米ドルの罰金判決が記載され、独占禁止法関連損失15,719百万円を計上した。その他の海外調査や米国・カナダのクラスアクションは継続している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループは、コンデンサの販売に関して、欧州などの当局による調査を受けており、平成27年11月6日、当社および当社の欧州子会社は、欧州委員会から、欧州におけるアルミ電解コンデンサおよびタンタル電解コンデンサの販売に関する欧州競争法違反嫌疑についてのStatement of Objections(異議告知書)を受領しています。当社グループとしましては、引き続きこれらの調査に協力してまいります。さらに、本件に関連して、米国およびカナダにおいて、当社および当社の米国子会社に対してクラスアクションが提起されており、引き続き適切にこれに対応します。これらの手続は現在も継続中であり、その結果として当社グループの経営成績などにも影響を及ぼす可能性があります。」
欧州等の競争当局による調査、米国・カナダのクラスアクションおよび米国司法取引の裁判所承認待ちが継続している。独占禁止法関連損失4,727百万円も計上されているが、リスクについて重要な変更はないとしている。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「これらの手続は現在も継続中であり、その結果として当社グループの経営成績などにも影響を及ぼす可能性があります。」
競争当局の調査および米国・カナダのクラスアクションが継続中であることを再掲している。米国における司法取引は裁判所の承認を受けて確定すると記載しているが、リスクについて重要な変更はないとしている。 - FY2018-Q1顕在化有価証券報告書
「当社は、平成29年7月11日(米国時間)、米国司法省との間で、電解コンデンサの販売に関して当社が米国競争法に違反したとの嫌疑について、罰金42百万米ドル(4,748百万円)の支払い等を内容とする司法取引に合意しました。当該罰金を独占禁止法関連損失として特別損失に計上しています。」
米国司法省との司法取引に合意し、罰金42百万米ドル(4,748百万円)を独占禁止法関連損失として計上した。なお、米国での司法取引は裁判所の承認を受けて確定すると記載しているほか、欧州等の調査や米国・カナダのクラスアクションは継続している。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「なお、上記課徴金および制裁金につきましては、延滞金を付されるリスクなどを回避するべく、いずれも納付期限内に全額を支払い済みです。その他の海外競争当局による調査については現在も継続中であり、当社および当社グループ会社は、引き続きこれらの調査に協力してまいります。」
競争法関連の課徴金・制裁金を納付期限内に全額支払った一方、海外競争当局の調査および米国・カナダのクラスアクションは継続している。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「営業活動によって得られた資金は、前第3四半期連結累計期間に比べ3,324百万円減少し830百万円の収入となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が3,825百万円となり、減価償却費が2,605百万円発生した一方で、法人税等の支払額が1,069百万円となったこと、課徴金の支払額が3,640百万円となったことなどによるものです。」
コンデンサ販売をめぐる競争法手続に関連し、課徴金3,640百万円の支払いが当第3四半期連結累計期間の営業キャッシュ・フローに実際に反映されている。海外当局の調査や米国・カナダのクラスアクションは継続中と記載されている。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「これらの手続は現在も継続中であり、その結果として当社グループの経営成績などにも影響を及ぼす可能性があります。」
コンデンサ販売に関する米国・欧州などの競争当局の調査および米国・カナダのクラスアクションが継続中であることを再掲している。事業等のリスク全体については重要な変更がないと記載している。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「当社グループは、コンデンサの販売に関して、米国、欧州などの当局による調査を受けており、平成27年11月6日、当社および当社の欧州子会社は、欧州委員会から、欧州におけるアルミ電解コンデンサおよびタンタル電解コンデンサの販売に関する欧州競争法違反嫌疑についてのStatement of Objections(異議告知書)を受領しています。当社グループとしましては、引き続きこれらの調査に協力してまいります。さらに、本件に関連して、米国およびカナダにおいて、当社および当社の米国子会社に対してクラスアクションが提起されており、引き続き適切にこれに対応します。これらの手続は現在も継続中であり、その結果として当社グループの経営成績などにも影響を及ぼす可能性があります。」
コンデンサ販売をめぐる各国競争当局の調査および米国・カナダのクラスアクションが継続中であることを再掲している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社および当社の一部の海外販売子会社は、平成26年3月以降、アルミ電解コンデンサおよびタンタル電解コンデンサの販売に関し、過去に独占禁止法および各国競争法に違反していた疑いがあるとして、公正取引委員会ならびに米国およびEUをはじめとする海外競争当局から調査を受けていましたが、平成28年3月、日本における調査に関して、公正取引委員会より、排除措置命令および課徴金納付命令(合計3,640百万円)を受けました。」
日本で排除措置命令・課徴金納付命令を受け、海外調査や米国・カナダのクラスアクションも継続中と記載している。