新製品・新技術開発の不確実性
FY2017に初出。7回の記載のうち2回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。30社中14社が悪化側に。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに1社。
- FY2026前進有価証券報告書
「「Hidden Switch」を開発しました。機能性と上質なデザインを両立した同スイッチは2026年に発売予定の新型車両へ搭載される予定です。…横浜市が実施する自動運転レベル4の安全運行に関する実証実験をはじめ、各地域で行われる実証の場において、遠隔監視システム及び乗客安全支援システムを提供することで社会実装に向けた検証を進めています。」
自動化・電動化・ソフトウエア化への対応として、Hidden Switchの搭載予定、自動運転レベル4実証、遠隔監視・乗客安全支援システムの検証を進めている。 - FY2024前進有価証券報告書
「このような環境のなか、既存事業においては電気信号で車両のシフト操作を行う「シフトバイワイヤシフター」が品質、価格競争力に加え、多くの採用実績が評価され、米国・インドにおいても車両メーカーへの拡販に成功しております。自動運転向けでは、遠隔監視システムと乗客検知システムの開発に取り組んでおります。」
自動化・電動化による開発遅延リスクに対し、シフトバイワイヤシフターの米国・インド拡販成功、自動運転向けシステム開発など対応策を具体化している。 - FY2022対処有価証券報告書
「既存事業においてはCASEやMaaS等、クルマの役割の変化に対応した製品の競争力の強化に取り組んでおり、自動運転や電気自動車などに貢献する「ステアバイワイヤコントロールユニット」や、安全性向上および風抵抗低減に貢献可能な「フェンダー付けデジタルアウターミラー」、そして車両の盗難防止に貢献する「指紋認証スタートスイッチ」等を開発いたしました。」
自動化・電動化による既存製品・ビジネスモデルの変化リスクに対し、CASE・MaaS対応製品を開発し、対応策を具体化している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「自動車業界は100年に一度の大変革期を迎え、クルマの変化・使われ方を見据えた製品企画・技術開発が必要となります。特にクルマの自動化・電動化の進捗は既存の製品やビジネスモデルを大きく変える可能性があり、当社グループにとってその遅れは既存・新規ビジネスの機会を逸する事になり、当社の経営成績に影響を及ぼします。」
新製品・新技術開発の不確実性について、自動化・電動化による既存製品・ビジネスモデルの変化と、対応遅延による機会逸失をより明確に記載している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「今後も継続して新製品を開発し、販売できると考えておりますが、そのプロセスは複雑かつ不確実なものであり、以下をはじめとする様々なリスクがあります。」
新製品・新技術への投資、技術進歩や市場ニーズの変化、商品化遅延等の不確実性を継続記載している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「今後も継続して新製品を開発し、販売できると考えておりますが、そのプロセスは複雑かつ不確実なものであり、以下をはじめとする様々なリスクがあります。」
新製品・新技術への投資不足、開発投資の不成功、技術進歩や市場ニーズ変化による陳腐化、商品化遅延の可能性を継続記載している。 - FY2017初出有価証券報告書
「今後も継続して新製品を開発し、販売できると考えておりますが、そのプロセスは複雑かつ不確実なものであり、以下をはじめとする様々なリスクがあります。」
投資資金・資源の不足、長期投資が成功製品につながらない可能性、技術進歩や市場ニーズ変化による陳腐化、商品化遅延を列挙している。