世界景気・民間設備投資の変動リスク
FY2016に初出。35回の記載のうち18回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017-Q1。直近の記載はFY2026。
コーセルがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。56社中41社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに17社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「当連結会計年度における世界経済は、米国関税の影響の顕在化リスクといった不確実性の中、AI関連需要の力強さを背景に底堅い成長が継続しました。一方で、中東情勢の急激な不安定化により先行きの不透明感が増しており、エネルギー資源の高騰や供給制約、またそれに起因するサプライチェーンの混乱により、景気減速の圧力が強まっております。」
AI関連需要による底堅さを認める一方、中東情勢の不安定化、エネルギー資源高騰、供給制約及びサプライチェーン混乱が新たな不透明要因として加わった。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間における世界経済は、米国関税による悪影響の顕在化が懸念される中、各国の関税対応に加え、拡大するAI関連需要が下支えとなり、総じて底堅い成長を維持しました。他方、主要国の政策金利動向に加え、日中関係の悪化など地政学リスクの高まりにより、先行きには不透明感が増しております。」
AI関連需要による下支えを認める一方、米国関税の悪影響、各国の関税対応、日中関係悪化および政策金利動向により、世界景気の不透明要因が広がっている。 - FY2025悪化有価証券報告書
「当連結会計年度における世界経済は、インフレの落ち着きによる実質所得の改善や、各国の政策金利の引き下げ傾向継続などを背景に、底堅い成長を維持しているものの、米国の関税政策の動向により景気下押し懸念が急速に拡大しております。」
インフレの落ち着きや底堅い成長を記載する一方、米国の関税政策により景気下押し懸念が急速に拡大したと説明しており、世界景気・設備投資変動リスクの不透明要因が強まっている。 - FY2025-H1世界経済の緩やかな成長と地域差の併存有価証券報告書
「当中間連結会計期間における世界経済は、地域による差はあるものの、インフレの状況は落ち着きを見せており、個人消費の改善などを背景に緩やかな成長を続けました。」
インフレの落ち着きや米国・日本の緩やかな回復を記載する一方、欧州の一部地域の足踏み、中国の不動産市場の厳しさと内需低迷も併記している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済は、インフレの長期化及び欧米諸国での政策金利の引き上げ、それに伴う大幅な為替変動に加え、中国経済の成長鈍化、地政学リスクの高まり等により、世界経済の先行きに不透明感が増し、不安定な状況が継続しています。」
インフレ、政策金利引き上げ、為替変動に加え、中国経済の成長鈍化と地政学リスクの高まりを挙げ、世界経済の不透明感・不安定さが継続していると説明している。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における世界経済は、インフレの長期化及び欧米諸国での政策金利の引き上げ、それに伴う大幅な為替変動に加え、地政学リスクの高まりによって、世界経済の先行きに不透明感が増し、不安定な状況が継続しています。」
インフレ長期化、政策金利引き上げ、大幅な為替変動に加えて地政学リスクの高まりを挙げ、世界経済の不透明感と不安定な状況が継続していると説明している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和され、経済活動の正常化が進みましたが、インフレの長期化及び欧米諸国での政策金利の引き上げ、また、それに伴う大幅な為替変動など、世界経済の先行きに不透明感が増し、景気後退の懸念が高まりました。」
行動制限の緩和・経済活動の正常化を認めつつ、インフレの長期化、欧米の政策金利引き上げ、大幅な為替変動により不透明感と景気後退懸念が強まったと説明している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響は収束しつつあるものの、欧米の金融市場の混乱やインフレに加え、ロシアによるウクライナ侵攻や米中対立など地政学的リスクの影響により、世界経済の景気後退への懸念が深まるなど、予断を許さない状況が続くものと思われます。」
感染症影響の収束傾向を認めつつ、金融市場の混乱、インフレ、地政学的緊張、景気後退懸念を外部環境リスクとして継続している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済は、ロシアのウクライナ侵攻の長期化に伴う資源・エネルギー価格の高騰に加え、世界的なインフレの進行抑制に対する欧米諸国での政策金利の引き上げに伴う大幅な為替変動など、世界経済の先行きの不透明感が増し、景気後退の懸念が深まっています。」
資源・エネルギー価格高騰、欧米の政策金利引き上げ、大幅な為替変動を背景とする世界経済の不透明感と景気後退懸念が継続している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における世界経済は、ロシアのウクライナ侵攻の影響などによる資源・エネルギー価格の高騰に加え、世界的なインフレの進行抑制に対する欧米諸国での政策金利の引き上げに伴う大幅な為替変動など、世界経済の先行きの不透明感が増し、景気後退の懸念が深まっています。」
資源・エネルギー価格高騰、欧米の政策金利引き上げ、大幅な為替変動を背景に、景気後退懸念と世界経済の不透明感が一段と強まったと説明している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、ゼロコロナ政策を推進する中国では都市封鎖が行われ、中国及び世界経済に影響を及ぼしております。また、ロシアのウクライナ侵攻の影響による資源・エネルギー価格の高騰に加え、米国の政策金利の引き上げの影響による大幅な為替変動など、世界経済の先行きは不透明な状況にあります。」
従来からの感染症、ロシア・ウクライナ情勢、資源・エネルギー価格上昇に加え、中国の都市封鎖と米国の政策金利引き上げによる大幅な為替変動が記載され、世界経済の不透明要因が広がっている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「新たな変異株による新型コロナウイルス感染症の再拡大、世界的な半導体等の入手難に加え、ロシアのウクライナ侵攻の影響による資源・エネルギー価格の高騰など、世界経済の先行きは不透明な状況にあります。」
感染症、半導体等の入手難に加え、ロシアのウクライナ侵攻と資源・エネルギー価格高騰が外部環境リスクとして加わっている。 - FY2022-Q3経済活動の正常化と不透明感の併存有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大による停滞状況から、各国でワクチン接種が進展したことにより、先進国を中心に経済活動の正常化が進み、企業活動も回復傾向が続きました。しかしながら、新たな変異株による新型コロナウイルス感染症の再拡大、世界的な半導体等の入手難に加え、米中関係をはじめとした政治的対立が懸念されており、世界経済の先行きは不透明な状況にあります。」
先進国を中心に経済活動の正常化・回復が進む一方、感染症再拡大、半導体等の入手難、政治的対立により先行き不透明感が続いている。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「一方、東南アジアの一部地域では、新型コロナウイルス感染症の再拡大により製造業に大きな影響を及ぼし、世界的な部品材料の入手難につながっております。それに加えて、中国においては電力の供給制限が生産活動に影響を及ぼしており、世界経済の先行きは依然として不透明な状況であります。」
経済活動の正常化・回復が進む一方、東南アジアの感染再拡大、世界的な部品材料入手難、中国の電力供給制限という外部環境上の制約が加わっている。 - FY2022-Q1世界経済の回復傾向と不透明感の併存有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大による停滞状況から回復傾向に転じる中、中国の市況は好調を継続し、その他地域においても事業環境が改善しつつあります。また、各国で経済活動再開に向けたワクチン接種が広がる中、依然として新型コロナウイルス感染症再拡大への懸念もあり、先行きは不透明な状況であります。」
世界経済は停滞から回復傾向に転じ、中国市況やその他地域の事業環境にも改善が見られる一方、感染症再拡大への懸念と先行きの不透明感は継続している。 - FY2021-Q3一部地域の改善と不透明感の継続有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響が懸念される中、中国では早期に市況が回復し、その他地域においても徐々に事業環境が改善しつつあります。しかしながら、新型コロナウイルス感染症再拡大に伴う行動抑制や低迷する米中関係の影響もあり、先行きは不透明な状況であります。」
中国やその他地域の事業環境に改善が見られる一方、感染症再拡大と米中関係の影響による先行き不透明感は継続している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「中国では経済の回復が見られるものの、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大の影響により経済活動が抑制され、世界経済は極めて厳しい状況となりました。また、低迷する米中関係の影響もあり、先行きは極めて不透明な状況であります。」
中国経済の回復を認めつつ、新型コロナウイルス感染症による経済活動の抑制と米中関係の影響から、世界経済の厳しさ・不透明感が継続している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の世界的拡大の影響により経済活動が抑制され、世界景気は極めて厳しい状況となりました。また、米中関係のさらなる悪化の影響もあり、先行きは極めて不透明な状況であります。」
従来の米中貿易摩擦や景気減速に加え、新型コロナウイルス感染症による経済活動の抑制と米中関係悪化が重なり、世界景気のリスクが一段と深刻化している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「また、2月以降、新型コロナウィルスの影響拡大によって、世界経済の減速につながる懸念材料が出てきております。」
従来の米中貿易摩擦、中国景気減速、アジア・欧州の減速に加え、新型コロナウイルスの影響拡大による世界経済減速への懸念を新たに記載している。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における世界経済は、米中貿易摩擦の影響による中国景気減速傾向が強まったことにより、わが国を含めたアジア経済及びヨーロッパ経済も減速傾向が強まりました。また、米国経済についても、不安定な世界経済の影響を受け、先行き不透明な状況が続いております。」
米中貿易摩擦、中国景気減速、アジア・欧州の減速および米国の先行き不透明感を、外部環境として継続して記載している。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における世界経済は、米中貿易摩擦の影響による中国景気減速傾向が強まったことによって、わが国を含めたアジア経済及びヨーロッパ経済も減速傾向が強まりました。また、米国経済についても、不安定な世界経済の影響を受け、先行き不透明な状況が続いております。」
米中貿易摩擦、中国景気減速、アジア・欧州の減速および米国の先行き不透明感を、世界景気・設備投資依存に関わる外部環境として継続して記載している。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「第3四半期連結会計期間に入り、米国と中国を中心とする貿易摩擦問題の影響拡大に伴い、中国経済の減速が顕在化したことにより、わが国を含めたアジア経済及びヨーロッパ経済も景気減速傾向が見られました。米国経済は堅調を維持しておりますが、不安定な世界経済を受け、先行きには不透明感が強まっています。」
貿易摩擦の影響拡大、中国経済の減速顕在化、アジア・欧州の景気減速傾向により、世界景気の不透明感が一段と強まったと説明している。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「米国と中国を中心とする貿易摩擦問題の影響拡大により、世界経済の先行きには不透明感が強まっています。」
貿易摩擦問題の影響拡大により、世界経済の先行き不透明感がさらに強まったと説明している。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「一方、米国と中国を中心とする貿易摩擦問題の影響により、世界経済の先行きには不透明感が強まっています。」
従来の世界景気・設備投資の変動に加え、米中を中心とする貿易摩擦による先行き不透明感の強まりが記載されている。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
新たな事業等のリスクの発生および既存リスクの重要な変更はないと明記しており、世界景気・設備投資動向への依存は従来どおりである。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用環境の改善、堅調な設備投資等により景気は回復基調で推移いたしました。海外においては、米国及びヨーロッパ経済は引き続き堅調に推移し、中国やインド等のアジア経済は、若干の鈍化傾向が見られるものの、引き続き先進国に比べて高い成長率を維持しております。」
国内、米国、欧州の回復・堅調さを示す一方、中国・インド等アジアの若干の鈍化も記載しており、世界景気や設備投資動向への依存を継続して示している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「海外においては、米国及びヨーロッパ経済は引き続き堅調に推移し、中国やインド等のアジア経済は、若干の鈍化傾向が見られるものの、引き続き先進国に比べて高い成長率を維持しております。」
米国・欧州の堅調さと、中国・インド等アジアの若干の鈍化を併記している。事業等のリスクについては新規発生・重要な変更なしとされ、世界景気や設備投資動向への依存は継続している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「産業全体として見た場合、民間設備投資の動向等が、電源市場及び当社グループの業績に影響を与える可能性があります。」
経済回復や半導体製造装置需要の拡大を記載する一方、民間設備投資の変動が業績に影響する可能性をリスクとして維持している。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
新たなリスクの発生および既存リスクの重要な変更はないと明記している。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「海外においては、米国経済は堅調に推移し、アジア経済は韓国が景気回復基調にあるものの、中国は緩やかな減速、その他地域では不透明な状況が続いています。ヨーロッパ経済は緩やかに景気回復しているものの、英国のEU離脱決定による先行き不透明感は続いています。」
米国や欧州に一部回復の動きがある一方、中国の減速と英国のEU離脱による不透明感が継続しており、外部環境リスクを再掲している。 - FY2017-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、円高の進行による企業収益の下振れ等、厳しい状況で推移いたしました。海外においては、米国経済は堅調に推移したものの、中国を始めとしたアジア経済は緩やかな減速基調で推移し、ヨーロッパ経済も英国のEU離脱決定により先行き不透明な状況となってまいりました。」
円高、中国・アジア経済の減速に加え、英国のEU離脱決定による欧州の先行き不透明感が記載され、外部環境の不確実性が広がっている。国内のFA・制御機器業界も停滞している。 - FY2016初出有価証券報告書
「中国経済減速の影響が顕在化するとともに、年初から株安・円高局面に転じたことをうけ、景気は総じて力強さを欠いて推移いたしました。」
中国の需要減少や国内設備投資の低調が実績に表れており、外部景気変動の影響が実際に生じている。