エレクトロニクス・自動車市場の需給変動リスク
FY2016に初出。37回の記載のうち10回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019-Q3。直近の記載は2026-08-14。
フェローテックがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。56社中41社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに7社。
- 2026-08-14その他決算
「一方、パワー半導体市場は主要用途であるEV(電気自動車)需要の回復はあるものの、材料等は価格低迷が続いております。」
EV需要には回復が示されたが、パワー半導体材料等の価格低迷が継続している。 - FY2026生成AI・メモリ需要増とEV需要調整の併存有価証券報告書
「当社グループの属するエレクトロニクス産業では、半導体関連では旺盛な生成AI投資が継続することに加え、年後半からのメモリ価格の上昇に起因する半導体製造装置の更なる需要増が期待されております。一方、パワー半導体市場はEV(電気自動車)需要の調整が続いております。」
生成AI投資とメモリ価格上昇を背景とする半導体製造装置需要の増加が期待される一方、パワー半導体市場ではEV需要調整が継続していると説明している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当社グループの属するエレクトロニクス産業は、生成AI関連の投資が旺盛ながら、米中半導体摩擦や米国関税政策が下押しをしている状況です。ただ、中国国内の半導体需要は政府の支援が継続され相対的に堅調な状況です。一方、パワー半導体市場はEV(電気自動車)需要の調整が続いております。」
生成AI関連投資や中国国内需要は堅調とする一方、米中半導体摩擦・米国関税政策による下押しと、EV需要調整の継続を新たに明示している。市場の回復要因と悪化要因が併存する中で、通商政策・パワー半導体需要に関するリスクが強まっている。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「当社グループの属するエレクトロニクス産業では、中国ローカルメーカーからの高水準な需要もあり、昨年の半導体市場の調整局面から回復基調にあります。」
半導体市場は前年の調整局面から回復基調にあり、中国ローカルメーカーからの需要も高水準と説明している。エレクトロニクス市場の需給・設備投資変動リスクは、前年度までの低迷局面から緩和方向となった。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「当社の真空シール及び各種製造装置向け金属加工製品や半導体製造プロセスに使用されるマテリアル製品(石英製品・セラミックス製品・シリコンパーツ等)、部品洗浄サービスは、半導体の設備投資需要の停滞及び設備稼働率の低下に加えて、マテリアル製品等の在庫調整の影響で売上が減少しましたが、中国ローカルの装置メーカーの需要を取り込み、欧米メーカーの売上減少をカバーしました。」
半導体設備投資需要の停滞、設備稼働率低下、在庫調整が真空部品、マテリアル製品、部品洗浄サービスの売上減少として実際に表れた。一方、中国ローカル装置メーカー向け販売で一部をカバーした。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当社グループの属するエレクトロニクス産業では、半導体産業の需要調整局面が続き、半導体製造装置の需要も高水準であった前年度と比較して需要が低迷しております。」
半導体産業の需要調整局面が続き、半導体製造装置需要も前年度の高水準から低迷している。半導体等装置関連事業の売上減少・利益減少にもつながっている。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「当社グループの属するエレクトロニクス産業では、半導体産業の需要調整局面となり、半導体製造装置の需要も高水準であった前年と比較して需要が低迷しております。」
半導体産業が需要調整局面となり、半導体製造装置需要も前年の高水準から低迷していると説明している。一方、パワー半導体や太陽光パネル市場は比較的堅調としている。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「当社グループの属するエレクトロニクス産業では、半導体産業を中心に需要調整局面となり、高水準であった前年と比較して需要が低迷しております。半導体製造装置の需要も前年対比で大きく減少することが見込まれております。」
半導体を中心に需要調整局面となり、前年の高水準から需要が低迷している。半導体製造装置需要も大幅減少が見込まれるとしており、需給・設備投資変動リスクが悪化方向となった。 - FY2023悪化有価証券報告書
「半導体等装置関連事業における売上高に対し、従来想定(対前年15%)以上の減少の影響があるものと予想されます。」
半導体等装置関連事業の市場需給・設備投資リスクについて、影響度を従来想定の対前年15%以上の減少と記載し、従来の15%前後の想定から悪化方向の見通しを示している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「半導体製造装置の需要も高水準に推移しましたが、メモリなどの製品では在庫調整局面となりつつあります。また、10月半ばに米国による中国への半導体技術輸出規制の強化が発表されたことによる半導体需要への影響が注目されております。」
半導体製造装置需要は高水準ながら、メモリ製品で在庫調整局面への移行が示された。さらに米国による中国向け半導体技術輸出規制強化の影響が注目され、需給・設備投資変動リスクに加えて規制による需要影響への不確実性が示されている。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「半導体製造装置の需要も高水準に推移しましたが、メモリなど一部製品で在庫余りなどの調整の兆しが見られ始めました。」
半導体製造装置需要は高水準ながら、メモリなど一部製品で在庫余り・調整の兆しが現れ、エレクトロニクス市場の需給変動リスクが再び悪化方向となった。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「当社グループの属するエレクトロニクス産業では、リモートワークやWEB会議の普及が進んだこともあり、データセンターや通信向けの需要は高水準であり、半導体製造装置の需要も伸びを継続しております。」
データセンター・通信向け需要が高水準で、半導体製造装置需要も伸長を継続していると説明しており、従来の設備投資・需給変動リスクは緩和方向となった。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「一方で大手デバイスメーカー各社は新たな製造拠点の投資計画を発表し、保有する製造設備の稼働率も高水準な状況が続きました。」
半導体需要の旺盛さを背景に、大手デバイスメーカーの新たな製造拠点投資計画と設備稼働率の高水準が続いており、従来の設備投資調整・低稼働リスクは緩和方向となった。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「デバイスメーカー各社は設備投資の前倒しを決め、保有する製造設備の稼働率も高水準な状況となりました。」
半導体需要の旺盛さを背景に、デバイスメーカー各社が設備投資を前倒しし、設備稼働率も高水準となった。従来の設備投資調整・低稼働リスクは、さらに緩和方向となった。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「メモリなど半導体の需要が旺盛で一部では品不足となり、デバイスメーカー各社は設備投資を前倒しし、保有する製造設備の稼働率も高水準となりました。」
半導体需要の回復と品不足、設備投資の前倒し、設備稼働率の高水準化が記載され、エレクトロニクス市場の需給・設備投資変動リスクは前期からさらに緩和方向となった。 - FY2021対処有価証券報告書
「年央からメモリなど半導体の需給バランスが改善し、デバイスメーカー各社は設備投資を再開し、保有する製造設備の稼働率も上昇傾向となりました。」
半導体メモリ等の需給バランス改善、設備投資再開、設備稼働率上昇が記載され、従来の設備投資調整・低稼働リスクは緩和方向となった。一方、半導体不足や品不足も発生している。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「デバイスメーカー各社の設備投資意欲は旺盛で、設備稼働率も増加傾向となりました。」
半導体・有機EL関連の設備投資意欲が旺盛となり、設備稼働率も増加傾向にあると説明している。エレクトロニクス市場の需給・設備投資変動リスクは、前四半期までの回復傾向からさらに緩和方向となった。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「半導体デバイスメーカーや有機ELパネルメーカー各社の設備投資は、順調な回復の兆しがみられました。また、半導体のウエーハプロセスに使用されるマテリアル製品(石英・セラミックス等)の販売は、リモートワーク等の拡大により、PCやサーバー用途の半導体製品の需要が回復し、デバイスメーカー各社の設備稼働率が上昇したため前年を上回る水準となりました。」
半導体・有機EL関連の設備投資に回復の兆しがみられ、デバイスメーカーの設備稼働率も上昇したため、エレクトロニクス市場の需給・設備投資変動リスクは前四半期より緩和方向となった。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「半導体メモリや液晶・有機ELパネルなどの設備投資は調整局面が続いておりましたが、リモートワーク等の普及からPCやサーバー用途のメモリ需給バランスが改善し、デバイスメーカーの設備投資再開や設備稼働率は徐々に持ち直しの傾向となりました。」
設備投資の調整局面は続いている一方、メモリ需給の改善、設備投資再開、設備稼働率の持ち直しがみられると説明しており、需給変動リスクは一部緩和方向となった。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「これまでの経験則から、概ね前年と比べ15%前後の影響があるものと予想されます。」
エレクトロニクス産業の設備投資抑制・在庫調整リスクについて影響度を15%前後と定量化した。実際に製造装置向け機能部品・受託製造・マテリアル製品の販売が減少し、半導体等装置関連事業の売上高は前期比7.2%減となった。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「半導体メモリや液晶・有機ELパネルなどの設備投資の調整局面が続いており、メモリ需給バランスからデバイスメーカーの設備稼働率も一段と低水準で推移しました。」
半導体メモリ、液晶・有機ELパネル等の設備投資調整が続き、デバイスメーカーの設備稼働率が一段と低下した。半導体等装置関連事業の製品販売減少にもつながっている。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「当社グループの属するエレクトロニクス産業では、半導体メモリや液晶・有機ELパネルなどの設備投資の調整局面が続いており、設備稼働率も低水準で推移しました。」
半導体メモリ、液晶・有機ELパネル等の設備投資調整と低い設備稼働率が継続し、真空シールやマテリアル製品の販売が減少するなど、需給・設備投資変動リスクが実際に業績へ影響した。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「海外での半導体メモリや液晶・有機ELパネルなどの設備投資が調整局面入りしており、設備稼働率もやや低めの水準で推移しました。」
半導体メモリ、液晶・有機ELパネルの設備投資が調整局面に入り、設備稼働率も低めとなった。エレクトロニクス市場の需給・設備投資変動リスクが継続・拡大している。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「海外を中心とした半導体メモリメーカーやデバイスメーカー各社の設備投資延期の発表が相次いでおり、投資意欲は調整局面に入っております。」
半導体メモリメーカーやデバイスメーカーの設備投資延期が実際に相次ぎ、エレクトロニクス市場の設備投資変動リスクが顕在化している。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「海外を中心に半導体メモリメーカーやファウンドリ各社から設備投資延期の発表が相次いでおり、今後、短期的な調整局面に入るものと考えられます。」
半導体メモリメーカーやファウンドリによる設備投資延期が相次ぎ、エレクトロニクス市場の短期的な調整局面入りが見込まれるなど、需給・設備投資変動リスクが拡大している。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「主力の自動車温調シート向けサーモモジュールは、北米市場での乗用車の販売台数が前年比で十数%減少し、顧客の在庫調整により影響を受けました。」
北米の乗用車販売台数が前年比で十数%減少し、顧客の在庫調整を通じてサーモモジュール事業に市場変動リスクが実際に影響した。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「主力の自動車温調シート向けサーモモジュールは、北米市場及び欧州市場での自動車販売台数が前年比で減少し、顧客の在庫調整により影響を受けました。」
北米・欧州の自動車販売減少と顧客在庫調整がサーモモジュール事業に実際に影響した。 - FY2018再掲有価証券報告書
「これらの需給動向次第では、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
エレクトロニクス・自動車市場の需給および設備投資の変動が業績に影響するリスクを継続開示している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
エレクトロニクス・自動車市場の需給変動リスクについて、新たな発生または重要な変更はないとしている。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
エレクトロニクス・自動車市場の需給変動リスクについて、新たな発生または重要な変更はないとしている。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
エレクトロニクス・自動車市場の需給変動リスクについて、新たな発生または重要な変更はないとしている。 - FY2017再掲有価証券報告書
「これらの需給動向次第では、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
エレクトロニクス・自動車市場の需給および設備投資の変動が業績に影響するリスクを継続して開示している。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
エレクトロニクス・自動車市場の需給変動リスクについて、新たな発生または重要な変更はないとしている。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
エレクトロニクス・自動車市場の需給変動リスクについて、新たな発生または重要な変更はないとしている。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループの装置関連セグメントの主力製品である真空シール、石英製品、並びにセラミックス製品は、液晶製造装置用部品や半導体製造装置用部品として販売されるものが多く、エレクトロニクス産業における製品需給動向及び設備投資動向の影響を受ける傾向にあります。」
半導体・液晶の需給や設備投資、自動車の新車販売台数が業績に影響する可能性をリスクとしている。