主要顧客への依存
FY2016に初出。9回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2021-Q2。直近の記載はFY2025。
ルネサスエレクトロニクスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。18社中7社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに9社。
- FY2025悪化有価証券報告書
「WT Microelectronics Co.,Ltd. 自動車および産業・インフラ・IoT 170,954 12.7 225,419 17.1」
前年度に12.7%であったWT Microelectronics向け売上収益の比率が17.1%へ上昇し、主要顧客への売上集中が高まった。萩原エレクトロニクス向けは10%未満となり、開示対象から外れている。 - FY2024悪化有価証券報告書
「萩原エレクトロニクス㈱ 自動車および産業・インフラ・IoT 126,960 8.6 171,375 12.7 WT Microelectronics Co.,Ltd. 自動車および産業・インフラ・IoT 81,787 5.6 170,954 12.7」
前年度には10%以上の単一外部顧客がなかったが、当年度は萩原エレクトロニクスおよびWT Microelectronics向け売上がそれぞれ12.7%となり、主要顧客集中の開示上のエクスポージャーが再び高まった。 - FY2022対処有価証券報告書
「当連結会計年度においては、総販売実績に対し10%以上を占める単一の外部顧客との取引はないため、記載を省略しております。」
2021年度に10%以上を占めていたリョーサンおよびWT Microelectronicsについて、2022年度は10%以上を占める単一の外部顧客がなく、開示対象から外れた。主要顧客集中の開示上のエクスポージャーが低下している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「㈱リョーサン 73,599 10.3 141,325 14.21 WT Microelectoronics Co.,Ltd 50,374 7.0 127,845 12.86」
主要顧客であるリョーサン向け売上比率は10.3%から14.21%へ上昇した。また、WT Microelectronics向けも12.86%となり、10%以上を占める顧客が新たに開示された。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「Dialog社の売上は、現状Apple Inc.(以下「アップル社」)が占める割合が大きいため、アップル社への販売が低下した場合、Dialog社の収益に悪影響を与える可能性があります。」
主要顧客への依存リスクについて、Dialog社の売上に占めるアップル社の割合が大きいことを新たな具体例として記載している。 - FY2019主要顧客比率のさらなる低下有価証券報告書
「㈱リョーサン 94,804 12.5 75,146 10.5」
リョーサン向け売上比率は12.5%から10.5%へ低下したが、単一顧客で売上収益の10%以上を占める状態は継続している。 - FY2018主要顧客比率の低下有価証券報告書
「㈱リョーサン 106,526 13.7 94,804 12.5」
主要顧客であるリョーサン向け売上比率は13.7%から12.5%へ低下したが、単一顧客で売上収益の10%以上を占める状態は継続している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グループは、当社グループ製品の顧客に対する売上高の多くを特定の主要顧客に依存しております。」
主要顧客への依存と採用中止・発注数量減少による業績悪化リスクを継続している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループは、当社グループ製品の顧客に対する売上高の多くを特定の主要顧客に依存しております。」
主要顧客による採用中止または発注数量減少が業績に悪影響を与える可能性を記載している。