プリンター市場の縮小と価格競争
FY2016に初出。21回の記載のうち17回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017-Q1。直近の記載はFY2024。
沖電気工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに1社。
- FY2024悪化有価証券報告書
「一方でプリンター、PBXは成熟から減少へ市場が変化しており、この分野は事業の縮小が避けられない状況であります。」
プリンター市場について、成熟から減少へ変化し事業縮小が避けられないとの認識を示した。海外需要停滞や流通在庫過多による減収減益も発生した。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「IoTは部材価格の高騰影響が減少したことにより利益が改善しましたが、プリンターにおいて、海外での需要停滞、流通在庫過多による減収影響が大きく、セグメント全体では前年比減収減益となりました。」
プリンターでは海外需要の停滞と流通在庫過多による減収影響が大きく、コンポーネントプロダクツ事業全体が前年比減収減益となった。市場縮小・需要低迷の影響が続いている。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「コンポーネントプロダクツ事業では、IoTは部材価格の高騰影響が減少したことにより利益が改善しましたが、プリンターにおいて、前期の値上げ前の駆け込み需要の反動があったため、セグメント全体では前年比減収減益となりました。」
プリンターでは前期の値上げ前駆け込み需要の反動により、コンポーネントプロダクツ事業全体が前年同期比で減収減益となった。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「コンポーネント事業領域においては欧米での経済回復によりプリンター消耗品の需要増となり、増収となりました。」
欧米経済の回復によりプリンター消耗品需要が増加し、プリンター市場の需要低迷による影響が一部緩和された。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「コンポーネント事業領域においては欧米での経済回復によりプリンター消耗品の需要増となり、増収となりました。」
欧米経済の回復によりプリンター消耗品需要が増加し、コンポーネント&プラットフォーム事業の増収要因となった。一方、新興国では感染症影響が残っている。 - FY2021悪化有価証券報告書
「プリンターを中心に海外市場において、新型コロナウイルス感染症による影響が色濃く出ました。また、コロナ禍の長期化により、自動機の成長市場であるアジア各国の市場は予想以上に停滞しており、加えて国内のEMSの一部にも影響が波及しております。」
プリンターを中心とする海外市場の低迷が継続し、アジアの自動機市場停滞や国内EMSへの影響も加わった。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「海外市場において、新型コロナウイルス感染症による影響を強く受けました。特に、自動機の成長市場であるアジア各国の市場が予想以上に停滞しています。欧州におけるプリンターなどについては、一部で改善が見られるものの限定的です。」
海外の自動機・プリンター関連市場では、アジア市場の停滞と欧州の限定的な改善が記載され、市場縮小・需要低迷の影響が続いている。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「国内市場は相対的に安定しているものの、海外市場において、新型コロナウイルス感染症拡大による影響が継続し、機器販売が低迷しました。欧州では感染が再拡大しており、またインドでも感染状況に大きな変化が見られないことなどから、海外ビジネスでは大きな改善の兆しがまだみられません。」
プリンターを含むコンポーネント&プラットフォーム事業で、海外の機器販売低迷が続き、欧州・インドを含む海外ビジネスに大きな改善の兆しがないとされた。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「国内市場は相対的に安定しているものの、海外市場において、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を強く受けました。アジア市場における入札の中断に加えて、欧州市場におけるプリンター消耗品販売の不振を主因に、減収となりました。」
プリンターを含むコンポーネント&プラットフォーム事業では、感染症拡大によるアジア市場の入札中断や欧州プリンター消耗品販売の不振が減収要因となった。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「売上高は、695億円(前年同期比72億円、9.3%減少)となりました。欧州市場におけるオフィス向けの売上が減少したほか、円高による減収影響もありました。」
欧州市場のオフィス向け売上減少と円高により、プリンター事業の市場縮小・需要減少の影響が継続した。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「売上高は、470億円(前年同期比38億円、7.4%減少)となりました。欧州市場におけるオフィス向けが減少したほか、円高による減収影響もありました。」
プリンター事業で欧州市場のオフィス向け減少と円高による減収が発生し、売上高が前年同期比7.4%減少した。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「売上高は、229億円(前年同期比23億円、9.2%減少)となりました。前年同期の海外ディストリビューター向け消耗品売上の一時的な増加が剥落したほか、円高による減収影響もありました。 営業利益は、消耗品を中心に売上が減少したことに加えて円高の影響により、5億円(同14億円減少)となりました。」
プリンター事業は売上高が前年同期比9.2%減少し、営業利益も前年同期比14億円減少した。 - FY2019-Q2対処有価証券報告書
「売上高は、508億円(前年同期比10億円、1.9%減少)となりました。円安による増収効果もあり、ほぼ前年並みとなりました。」
プリンター事業の売上減少率は1.9%にとどまり、円安効果によりほぼ前年並みとなった。市場縮小リスク自体の記載はないが、業績への影響は前期までより縮小した。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「円安による増収効果を、インダストリープリンティング市場へのリソースシフトに伴う、オフィスプリンティング市場向け売上の減少影響が上回り、減収となりました。」
オフィスプリンティング市場向け売上の減少が継続し、円安による増収効果を上回ってプリンター事業の売上高が前年同期比2.2%減少した。現在の影響が実績として継続している。 - FY2018-Q2悪化有価証券報告書
「事業戦略の転換により、医療・流通・デザイン業界などのインダストリープリンティング市場へリソースシフトを行っている影響に加え、オフィスプリンティング市場の縮小が継続していることから、減収となりました。」
オフィスプリンティング市場の縮小が継続し、プリンター事業の売上高は前年同期比4.5%減少した。 - FY2018-Q1悪化有価証券報告書
「売上高は、249億円(前年同期比26億円、9.6%減少)となりました。事業戦略の転換によりインダストリープリンティング等の注力市場へリソースシフトし、オフィスプリンティング市場向けの売上は減少が続いたため、減収となりました。営業損失は、物量減の影響などにより、5億円(同9億円悪化)となりました。」
プリンター事業では、オフィスプリンティング市場の減収が続き、売上高が前年同期比9.6%減少、営業損失が5億円となった。 - FY2017悪化有価証券報告書
「プリンター事業では、カラー及びモノクロLEDプリンターでの為替の影響に加え、オフィスプリンティング需要の減少が継続したことなどにより、減収となりました。」
オフィス印刷需要の減少が継続し、プリンター事業売上高は前年同期比9.8%減少した。 - FY2017-Q3悪化有価証券報告書
「売上高は、820億円(前年同期比99億円、10.8%減少)となりました。2015年10月に設立した大判プリンター事業会社の連結効果があった一方で、カラー及びモノクロLEDプリンターでは、円高やオフィスでのプリンティング需要の減少影響により、減収となりました。営業損失は、円高や物量減の影響により7億円(同16億円悪化)となりました。」
プリンター事業では、円高とオフィス印刷需要の減少により売上高が前年同期比10.8%減少し、営業損失も7億円に悪化した。 - FY2017-Q2悪化有価証券報告書
「売上高は、543億円(前年同期比48億円、8.2%減少)となりました。2015年10月に設立した大判プリンター事業会社の連結効果があったものの、カラー及びモノクロLEDプリンターでは、既存商品の市場縮小や競争激化、円高の影響を受けたこと、さらにドットインパクトプリンターでも市場縮小の影響を受けたことから、減収となりました。営業損失は、円高の影響や物量減により8億円(同3億円悪化)となりました。」
プリンター市場の縮小・競争激化に円高の影響が重なり、売上高が前年同期比8.2%減少、営業損失が8億円となった。 - FY2017-Q1悪化有価証券報告書
「2015年10月に設立した大判プリンター事業会社の連結効果があったものの、カラー及びモノクロLEDプリンターでは、既存商品の市場縮小や競争激化に加えて急激な円高の影響を受けたこと、さらにドットインパクトプリンターも市場縮小が継続していることから、減収となりました。」
プリンター市場の縮小・競争激化が継続し、急激な円高も加わって減収として現れた。 - FY2016顕在化有価証券報告書
「既存商品については、オフィス向けのカラーSFPを中心に市場全体が縮小傾向にあること、さらに市場での価格競争激化に対し、相対的に価格水準を維持したことも影響したため、販売台数が減少しました。」
市場縮小と価格競争が販売台数減少として記載。