中国を発端とする新型ウイルス流行の影響
FY2020-Q3に初出。13回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2021-Q1。直近の記載はFY2024-Q2。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。175社中103社が悪化側に。
- FY2024-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年9月30日)における世界経済は、原材料高、物価高は変わらずも、アジア方面から欧米にも展開しつつある海外出張からも明らかな人々の更なる往来の回復、大いなる消費の回復を更に進んだ円安の痛みとともに、大いに痛感するところであります。」
海外出張、往来および消費の回復がさらに進んだとの認識が示され、新型コロナウイルス後の経済活動への影響は一段と緩和方向に記載された。一方、原材料高・物価高は継続している。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年6月30日)における世界経済は、原材料高、物価高は変わらずも、アジア方面を中心とした海外出張から垣間見える巣ごもりから這い出てきた人々の往来の回復、消費の回復を円安の痛みとともに、大いに実感するところであります。」
海外出張、往来および消費の回復を実感し、新型コロナウイルスによる経済影響は前回までより緩和方向に認識されている。一方、原材料高・物価高は継続している。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年9月30日)における世界経済は、いよいよ復活した海外出張を通じて垣間見た世界の人々の暮らしやビジネスカンファレンスの再開から、新型コロナウイルスからの確かな脱却を、脱マスク政策を基とした人々の賑わいにより景気回復とともに強く実感させられました。」
海外出張・ビジネスカンファレンスの再開や脱マスク政策を背景に、新型コロナウイルスからの脱却と景気回復を実感したとの認識が示され、世界的な感染症影響は前回の第7波による悪化認識から緩和方向に変化した。ただし、日本では感染対策と経済停滞、景気回復時期の不透明さが残ると記載されている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「その上、進行四半期ではありますが、更に新しいウイルスの登場による第7波が確認されたことで新たな行動制限が課され、経済の回復は一段と遅れる見込みです。」
オミクロン株までの感染症リスクに加え、第7波による新たな行動制限と経済回復のさらなる遅延見込みが記載された。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当連結会計年度における世界経済は、主要国におけるワクチン接種の更なる進捗により、新型コロナウイルスの猛威がようやく終息するかに見えたものの、オミクロン株の爆発的感染拡大もあり、景気回復に向けた機運がそがれ続けました。」
ワクチン接種による回復期待を認識しつつ、オミクロン株の感染拡大による景気回復の阻害が継続していると記載している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「オミクロン株の爆発的感染拡大により、景気回復に向けた機運がそがれました。」
変異株による感染再拡大が景気回復期待を後退させ、感染症リスクによる経済停滞の状況が悪化したと記載している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「ただし、年後半での景気回復に期待を持たせつつも、引続き感染力の強い新型コロナウイルス変異株の影響も大きく、世界経済は回復しつつもその速度は思うほど上がらず、不確実性に対する答えは未だ見いだせておりません。」
ワクチン接種や往来回復による景気回復の兆しを認識する一方、変異株の影響により回復速度は鈍く、不確実性が残るとの認識が継続している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「主要国におけるワクチン接種が進捗し、国境を跨いだ往来の回復及び屋外でのマスク着用義務化の緩和やプロスポーツ興行の通常化が見られ、気持ちの上での景気回復に向けた雰囲気が醸成され、年後半での景気回復に期待を持たせつつも、感染力の強い新型コロナウイルス変異株の出現による感染再拡大により、変わらず経済活動は停滞いたしました。」
前回の「徐々に持ち直しが見られた」との認識に対し、変異株による感染再拡大と経済活動の停滞が記載された。一方、ワクチン接種の進捗や主要国の回復期待も併記されている。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「前第4四半期に発生した新型コロナウイルス感染症の拡大により急減速し、未だ流行前の水準への回復には至っておりませんが、ウイルス変異種の登場及びワクチン供給量等不透明感もぬぐい切れておりませんが、主要国の厳しいロックダウンに由るパンデミックの沈静化や大規模な財政・金融政策の効果もあり、徐々に持ち直しが見られました」
感染症による世界経済の急減速と流行前水準未回復、変異種・ワクチン供給の不透明感が継続する一方、主要国では徐々に持ち直しが見られるとの認識が示されている。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「未だ流行前の水準への回復には至っておりません。中国はいち早く経済活動再開への端緒を開き、経済は拡大傾向にありますが、その他主要国では諸策を講ずるものの感染者数は増減を繰り返し、経済の回復は見通せない状況となっております。」
中国以外の主要国を中心に感染拡大と経済回復の不透明性が続いているとの認識が再確認されている。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「これは、主に、エネルギーソリューション事業の業績が貢献した一方、自動車機器事業の一部販売低迷、材料費の上昇及び新型コロナウイルス感染症によるアメリカとインドのロックダウンに伴い、当社アメリカおよびインド工場で発生した操業停止により、異常な操業度の低下による固定費、並びに操業停止に関連して発生した費用を「感染症関連損失」として特別損失に計上したことによるものであります。」
前年度に記載された海外拠点の操業・サプライチェーンへの影響に加え、アメリカおよびインドのロックダウンによる工場操業停止と感染症関連損失の計上が実際に発生した。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「新型コロナウィルス感染症の拡大により、当社グループではアメリカ、インド、中国等での生産拠点の操業やサプライチェーンに影響を及ぼしました。当社グループでは感染リスクの高い国や地域への渡航制限、サプライチェーンの維持、事業所における三蜜の回避、在宅勤務への移行といった感染拡大防止策の徹底等の対策を講じております。」
前回の軽微な影響見込みから、海外生産拠点の操業停止・サプライチェーンへの影響が実際に発生したとの記載に変化している。 - FY2020-Q3初出有価証券報告書
「なお、中国を発端とする新型ウィルスの流行による当社への影響は現時点では軽微と見込んでおります。」
中国を発端とする新型ウイルスの流行を新たな外部リスクとして記載しているが、提出時点での当社への影響は軽微と見込んでいる。