海外販売代理店への依存
FY2016に初出。21回の記載のうち6回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2019-Q1。直近の記載はFY2025。
ズームがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より5年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。15社中4社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに6社。
- FY2025悪化有価証券報告書
「当社グループの海外売上高比率は83.3%(2025年12月期)と非常に高く、その全ては海外の販売代理店経由の売上となっております。」
海外販売代理店経由への依存は継続し、海外売上高比率は2024年度の82.7%から83.3%へ上昇した。北米市場では販売不振も実際に生じた。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「このような状況の中、当社製品の最大の市場である北米での販売が想定を下回ったものの、欧州市場における販売代理店事業が好調に推移したこと、為替相場が円安に推移したことから、売上高は微減にとどまりました。」
海外販売代理店への依存に関して、最大市場である北米の販売が想定を下回る事象が実際の業績状況として記載された。一方、欧州市場の販売代理店事業は好調に推移した。 - FY2024悪化有価証券報告書
「当社グループの海外売上高比率は82.7%(2024年12月期)と非常に高く、その全ては海外の販売代理店経由の売上となっております。」
海外販売代理店経由の売上依存は継続し、海外売上高比率は2022年度の78.8%から82.7%へ上昇した。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「プロフェッショナルフィールドレコーダーは、北米及び中欧において現地小売店の在庫水準が高く、在庫調整により売上が減少したため、当第1四半期連結累計期間の売上高は285,161千円(前年同期比8.3%減)となりました。」
北米・中欧の現地小売店の在庫水準が高く、在庫調整による売上減少がプロフェッショナルフィールドレコーダーの前年同期比8.3%減として実績に現れた。 - FY2023-Q3前進有価証券報告書
「第1四半期連結会計期間からSound Service社及びSound Service MSL社の損益計算書を連結したことにより、両社が取扱う当社以外のブランドの製品が売上計上されることとなりました。これにより、当第3四半期連結累計期間の売上高は2,868,204千円となりました。」
中欧・英国の販売代理店をグループ内に取り込んだ効果として、取扱いブランド売上2,868,204千円が計上された。外部販売代理店への依存を一部低減する体制の業績反映が進んでいる。 - FY2023-Q2前進有価証券報告書
「第1四半期連結会計期間からSound Service社及びSound Service MSL社の損益計算書を連結したことにより、同社が取扱う当社以外のブランドの製品が売上計上されることとなりました。これにより、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,862,282千円となりました。」
中欧・英国の販売代理店をグループ内に取り込んだ効果として、取扱いブランド売上1,862,282千円が連結計上された。外部代理店依存を一部低減する販売体制の実績が数値で示された。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「当第1四半期連結会計期間において、2023年1月1日付でSound-Service Musikanlagen-Vertriebsgesellschaft mbH(独国)の株式を取得して連結子会社としました。同社の株式取得により、同社の100%子会社であるSound Service MSL Distribution Ltd(英国)も連結の範囲に含めております。」
中央ヨーロッパおよび英国の販売代理店をグループ内に取り込むことで、外部の海外販売代理店への依存を一部低減する体制整備が進んだ。 - FY2022対処有価証券報告書
「当社グループの海外売上高比率は78.8%(2022年12月期)と非常に高く、その全ては海外の販売代理店経由の売上となっております。販売代理店が子会社である北米、南欧及び中欧(2023年1月より)を除き、各国での当社製品のプロモーションや営業活動は、原則として当該国担当の販売代理店が独自で行うため、各販売代理店の販売戦略等は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。」
海外売上高比率は低下し、北米・南欧に加えて中欧も子会社化された一方、海外代理店経由への高依存は継続している。 - FY2022-Q3欧米販売代理店の在庫調整による減収継続有価証券報告書
「一部販売代理店による在庫調整及び半導体不足による売れ筋製品の供給不足等により、売上高は前年同期比減少となりました。」
販売代理店への依存に関して、代理店の在庫調整が半導体不足による売れ筋製品の供給不足とともに売上高減少の要因として継続して現れている。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「一部販売代理店による在庫調整及び半導体不足による売れ筋製品の供給不足等により、売上高は前年同期比減少となりました。」
販売代理店への依存に関して、一部代理店の在庫調整が半導体不足による売れ筋製品の供給不足とともに売上高減少の要因として実績に現れた。 - FY2022-Q1フックアップ取扱いブランド売上の更新有価証券報告書
「フックアップ取扱いブランドの当第1四半期連結累計期間の売上高は838,093千円となりました。」
日本の販売会社であるフックアップの取扱い他社ブランド売上は、第3四半期累計770,090千円から第1四半期累計838,093千円へ更新された。 - FY2021-Q3フックアップ取扱いブランド売上の拡大有価証券報告書
「第2四半期連結会計期間からフックアップの損益計算書を連結したことにより、同社が取扱う当社以外のブランドの製品が売上計上されることとなりました。これにより、当第3四半期連結累計期間の売上高は770,090千円となりました。」
フックアップの損益計算書連結を通じ、同社が取り扱う他社ブランド製品の売上が第3四半期累計で770,090千円計上された。 - FY2021-Q2フックアップ取扱いブランドの連結売上計上開始有価証券報告書
「当第2四半期連結会計期間からフックアップの損益計算書を連結したことにより、同社が取扱う当社以外のブランドの製品が売上計上されることとなりました。これにより、当第2四半期連結累計期間の売上高は370,050千円となりました。」
海外販売代理店依存が残る中、日本のフックアップについても損益計算書の連結が始まり、同社取扱いの他社ブランド製品370,050千円が売上計上された。 - FY2021-Q1日米欧3社の販売体制整備有価証券報告書
「当社グループは、株式会社フックアップを子会社とすることにより、ZOOM North America, LLC(北米)、Mogar Music S.r.l.(南ヨーロッパ)、株式会社フックアップ(日本)の3社において、当社グループの成長を支える第2の柱として音楽用電子機器の輸入販売代理店業を展開する体制が整います。また、当社ブランド以外の音楽用電子機器も日本市場で取り扱うことにより、国内における販売活動が拡大し、当社グループの更なる成長が可能であると判断いたしました。」
海外販売代理店への依存が残る中、北米・南ヨーロッパ・日本の3社による販売体制と、日本市場で他社ブランドも扱う方針を記載している。 - FY2020子会社化後の販売構造変化有価証券報告書
「当社グループの海外売上高比率は91.1%(2020年12月期)と非常に高く、そのすべては海外の販売代理店経由の売上となっております。販売代理店が子会社である北米と南欧を除き、各国での当社製品のプロモーションや営業活動は、原則として当該国担当の販売代理店が独自で行うため、各販売代理店の販売戦略等は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。」
海外販売代理店経由への高依存は継続する一方、北米・南欧は子会社化した販売会社として区別して説明する構造に変わった。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「当社は、ZOOM UK Distribution Ltdに対する投資及び債権(連結上の簿価331,564千円)を、第1四半期連結会計期間において当該提案内容に基づく当社の回収可能見込額126,049千円まで減額しております。また、ZOOM UK Distribution Ltdに係る持分法による投資損失249,637千円には、上記の投資及び債権の減額相当額に加え、同社向けに出荷した製品のうち保全措置が取れなかった取引に係る原価相当額44,122千円が含まれております。」
英国販売代理店のアドミニストレーション申請に伴い、投資・債権の回収可能見込額への減額と、持分法による投資損失249,637千円が計上された。海外販売代理店への依存リスクが具体的な損失として現れている。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「ZOOM UK Distribution Ltdは、2020年5月5日にイングランド・ウェールズ高等法院へ「1986年倒産法(the Insolvency Act 1986)」に基づくアドミニストレーション(Administration)の申請を行いました。これに伴い、同社は残余財産を分配後に清算される予定となっており、イギリス地域での当社製品の販売は、Sound Service Musikanlagen-Vertriebsgesellschaft mbHが新たな代理店として引き継いでおります。」
海外販売代理店への依存に関して、英国の持分法適用会社が倒産法上のアドミニストレーションを申請し、英国販売を新代理店へ移管する事象が発生した。 - FY2019海外売上依存増と北米集中低下有価証券報告書
「当社グループの海外売上高比率は91.1%(2019年12月期)と非常に高く、そのすべては海外の販売代理店経由の売上となっており、特にZOOM North America LLC向け売上は28.1%(2019年12月期)と高い比率となっております。」
海外販売代理店経由への依存度は88.2%から91.1%へ上昇した一方、ZOOM North America LLC向け売上比率は35.0%から28.1%へ低下した。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「ハンディオーディオレコーダーは、旗艦モデルであるH6の販売が引き続き堅調であり、また、2018年9月に販売を開始したH3-VRの新製品効果があったものの、北米地域の販売代理店である関連会社ZOOM North America LLCの在庫調整の影響等もあり、当第1四半期連結累計期間の売上高は840,170千円(前年同期比2.1%減)となりました。」
海外販売代理店であるZOOM North America LLCの在庫調整が、ハンディオーディオレコーダーの売上高前年同期比2.1%減として実際の業績に現れた。 - FY2017悪化有価証券報告書
「当社グループの海外売上高比率は88.2%(平成29年12月期)と非常に高く、そのすべては海外の販売代理店経由の売上となっており、特にZOOM North America LLC向け売上は35.0%(平成29年12月期)と高い比率となっております。」
海外販売代理店への依存は継続し、ZOOM North America LLC向け売上比率は前年度の31.9%から35.0%へ上昇した。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループの海外売上高比率は88.3%(平成28年12月期)と非常に高く、その全ては海外の販売代理店経由の売上となっており、特にZOOM North America LLC向け売上は31.9%(平成28年12月期)と高い比率となっております。」
海外代理店経由への高依存と、ZOOM North America LLCへの顧客集中をリスクとしている。