上位顧客への売上集中
FY2016に初出。11回の記載のうち4回が「後退」で、最初の「後退」はFY2024。直近の記載はFY2026。
ダブル・スコープがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。76社中12社が悪化側に。
直近の記載が「後退」なのは、ほかに14社。
- FY2026後退有価証券報告書
「当連結会計年度における売上高の51.5%を1社が占めております。」
1社による売上高構成比は前期の87.1%から51.5%へ低下し、「分散化されつつある」と記載している。ただし、依然として特定企業への集中を認識している。 - 2026-04-10後退経営計画
「それまでの期間単一顧客向けEV需要予想に対応することで生産能力余力がなく、新規顧客の開拓ができておりませんでした。」
単一顧客依存の背景を説明し、2027年1月期以降に複数新規顧客との取引開始を計画している。 - FY2025後退有価証券報告書
「当連結会計年度における売上高の87.1%を1社が占めております。」
1社による売上高構成比は前期の90.5%から87.1%へ低下し、顧客集中度が数値上低下した。ただし依然として高水準である。 - FY2024後退有価証券報告書
「当連結会計年度における売上高の90.5%を1社が占めております。」
1社による売上高構成比は前期の94.2%から90.5%へ低下し、顧客集中度が数値上低下した。ただし、依然として1社への集中を記載している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当社グループの売上高は、一部特定の企業によって占められており、当連結会計年度における売上高の94.2%を1社が占めております。」
Samsung SDIグループ1社の売上構成比が94.2%となり、前期の87.5%から顧客集中度が上昇した。 - FY2021悪化有価証券報告書
「当連結会計年度における売上高の87.5%を1社が占めております。」
1社による売上高構成比が前年の77.5%から87.5%へ上昇し、顧客集中度がさらに高まった。 - FY2020顧客集中指標を1社基準へ変更有価証券報告書
「当社グループの売上高は、一部特定の企業によって占められており、当連結会計年度における売上高の77.5%を1社が占めております。」
従来の上位3社等による表示から1社基準へ記載が変わり、Samsung SDIグループ1社が売上高の77.5%を占める顧客集中状況が示された。 - FY2019顧客集中指標を上位3社へ変更有価証券報告書
「当連結会計年度における売上高の79.02%を上位3社が占めております。今後も売上の多くを限られた数の顧客に依存することになると予測しております。」
顧客集中の対象を上位4社から上位3社に変更し、上位3社の売上構成比を79.02%と記載している。 - FY2018顧客集中指標の対象を上位4社へ変更有価証券報告書
「当連結会計年度における売上高の82.2%を上位4社が占めております。今後も売上の多くを限られた数の顧客に依存することになると予測しております。」
顧客集中の表示対象を前期の上位5社から上位4社へ変更し、上位4社の売上構成比を82.2%と記載している。 - FY2017悪化有価証券報告書
「当連結会計年度における売上高の91.3%を上位5社が占めております。今後も売上の多くを限られた数の顧客に依存することになると予測しております。」
上位5社への売上集中比率が前期の86.9%から91.3%へ上昇し、顧客集中リスクが数値上拡大している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当連結会計年度における売上高の86.9%を上位5社が占めております。今後も売上の多くを限られた数の顧客に依存することになると予測しております。」
上位5社が売上高の86.9%を占め、顧客による購入減少・中止が業績等に影響する可能性を記載している。