部品・部材の供給不安定化・価格・品質変動
FY2021に初出。11回の記載のうち6回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022-Q3。直近の記載はFY2026。
QDレーザがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。31社中12社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに25社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「中東情勢やレアアース規制など様々な要因により、それらの調達先からの供給について当社の製造に影響が出るような供給の不安定化、価格の高騰、供給部材の品質劣化等が発生した場合、製品の納期や品質を守る事ができない、もしくは当社製品の値上げにより販売に影響が生じる可能性があります。」
部品・部材の供給リスクについて、中東情勢やレアアース規制を原因とする供給不安定化・価格高騰・品質劣化が具体的に追加された。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「一方、ロシアのウクライナ侵攻の長期化に加えてイスラエル・パレスチナの軍事衝突勃発による地政学リスクの高まりや円安の進行及び物価上昇により、引き続き先行きは不透明な状況となっております。」
地政学リスクの拡大、円安および物価上昇が、部品・部材の価格や供給を含む外部調達環境の不透明要因として追加的に記載されている。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「地政学リスクの長期化や円安の進行及び物価上昇により、引き続き先行きは不透明な状況となっております。」
地政学リスク、円安、物価上昇による調達・事業環境の不透明感を継続して記載している。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「ロシア・ウクライナ情勢の長期化による資源価格や各種原材料価格の高止まり」
資源価格や原材料価格の高止まりが継続しているとの外部環境認識が記載されている。 - FY2023対処有価証券報告書
「半導体不足や原材料費高騰の影響は軽微だったものの」
半導体不足・原材料費高騰は外部環境として継続しているが、当年度の当社業績への影響は軽微と説明された。一方、中国ロックダウンによる個別製品への影響は残った。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「ロシア・ウクライナ情勢による資源価格や各種原材料価格の上昇、円安の継続などが重なり、不安定な状況が続きました。」
資源・原材料価格の上昇や円安による外部調達環境の不安定さを継続して記載している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「中国のゼロコロナ政策による主要都市の断続的なロックダウンや、ロシア・ウクライナ情勢による物価上昇圧力の強まり、さらに急激なドル高などにより不安定な状況が続いており」
中国のロックダウン、物価上昇圧力、急激なドル高が重なり、部材調達や事業環境を含む外部環境の不透明感が拡大している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「ロシア・ウクライナ情勢による資源価格や各種原材料価格の上昇、急激な円安の進行などが重なり、不透明な状況が続いており、今後はさらに新型コロナウイルス感染症の第7波の拡大懸念などもあり、引き続き先行き不透明な状況が続くと思われます。」
ウクライナ情勢、資源・原材料価格の上昇、新型コロナウイルス第7波への懸念が重なり、外部調達・事業環境の不透明感が継続している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「新変異株「オミクロン株」の蔓延や半導体不足による電子部品等の供給遅延などの不安定要素が多く、先行き不透明な状況で推移しました。さらにロシアによるウクライナへの軍事侵攻などの地政学的リスクの高まりにより、エネルギーや原材料価格の高騰、サプライチェーンの分断など、先行きは引き続き非常に不透明となっております。」
半導体不足による供給遅延に加え、ウクライナ情勢、エネルギー・原材料価格高騰、サプライチェーン分断が具体的に記載され、外部調達環境の不透明感が拡大している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「しかしながら、新しい変異株確認にともなう第6波の感染拡大に加え、半導体不足の混乱等もあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
外部環境として半導体不足の混乱が具体的に記載され、部材供給を含む先行き不透明感が示されている。ただし、当社の個別調達への直接的な影響までは記載されていない。 - FY2021初出有価証券報告書
「供給が当社の製造に影響が出る様な供給の不安定化、また、価格の高騰、供給部材の品質劣化等が発生した場合、製品の品質や納期を守る事ができなくなる可能性があり」
外部調達する部品・部材の供給、価格、品質の変動が製造・納期・品質に及ぼすリスク。