NHK業務終了に伴う継続企業の前提への重要な疑義
FY2023-Q3に初出。5回の記載のうち4回が「対処」で、最初の「対処」はFY2023。直近の記載はFY2025-Q1。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。70社中30社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに38社。
- FY2025-Q1対処有価証券報告書
「当社グループは、創業時より日本放送協会(以下、「NHK」といいます。)から受託する放送受信料の契約収納代行業務(以下、「NHK業務」といいます。)を事業運営の中心としておりましたが、NHK業務から完全に撤退を図り、大きくビジネスモデルの変革を行いました。そのため、当社グループは当第1四半期連結会計期間末において、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在していると認識しております。しかしながら、当社グループは、以前よりメディアプラットフォーム、アウトソーシング、エネルギーを基盤とするビジネスモデルの変革及び商圏の拡大を推進しており、一極集中化していた事業リスクや顧客の分散を図るべく全社一丸で事業の拡大に邁進してきました。このような取組みにより、NHK業務に代わる新しいビジネスモデルが確立され、主要取引先の喪失リスクは低減されつつあると考えております。そのため、当面は事業活動の継続性に懸念はなく、継続企業の前提に重要な不確実性は認められないと判断しております。」
NHK業務からの完全撤退に伴う重要な疑義の存在は認識しつつ、3セグメントを基盤とする新ビジネスモデルの確立と顧客分散により、主要取引先喪失リスクを低減し、継続企業の前提に重要な不確実性はないとの判断を継続している。 - FY2024対処有価証券報告書
「そのような対応の結果、2024年2月期において、売上高3,938,768千円、営業利益119,772千円、親会社株主に帰属する当期純利益88,788千円となりました。…そのため、当面は事業活動の継続性に特段の懸念はなく、継続企業の前提に重要な不確実性は認められないと判断しております。」
NHK業務全廃により重要な疑義を認識している点は維持しつつ、代替収益基盤の確立と黒字を踏まえ、継続企業の前提に重要な不確実性はないとの判断を通期でも示した。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「また、利益面におきましても、新型コロナウイルス感染症の影響等もあり、2020年2月期以降、3期連続で営業損失を計上しておりました。しかし、事業戦略に沿った人的資本の最適化をはじめとする費用面の見直しや経営資源の選択と集中を行ったことにより、2023年2月期では営業利益269,175千円、親会社株主に帰属する当期純利益201,756千円となり、当第2四半期連結累計期間では営業利益72,785千円、親会社株主に帰属する四半期純利益40,798千円となりました。そのため、当面は事業活動の継続性に懸念はなく、継続企業の前提に重要な不確実性は認められないと判断しております。」
NHK業務全廃により継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象が存在するとしつつ、費用面の見直し等により、当第2四半期累計期間でも営業利益72,785千円、四半期純利益40,798千円を計上し、重要な不確実性はないとの判断を継続している。 - FY2023対処有価証券報告書
「そのため、当面は事業活動の継続性に懸念はなく、継続企業の前提に重要な不確実性は認められないと判断しております。」
NHK業務全廃による重要な疑義を認識している点は維持しているが、代替収益基盤の確立、費用見直し、経営資源の選択と集中、黒字化を踏まえ、継続企業の前提に重要な不確実性はないと判断した。 - FY2023-Q3初出有価証券報告書
「以上により、当社グループは当第3四半期連結会計期間末において、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在していると認識しております。」
NHK業務の2023年9月全廃見込みと短期間での売上高大幅減少を背景に、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象・状況が存在すると会社自身が認識している。一方、代替収益基盤の確立や費用面の見直しにより、継続企業の前提に重要な不確実性は認められないとも説明している。