経営成績の景気・設備投資サイクル依存
FY2016に初出。34回の記載のうち14回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q1。直近の記載はFY2026。
山洋電気がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。56社中41社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに7社。
- FY2026関税政策下で需要回復・AI関連堅調有価証券報告書
「当連結会計年度における世界経済は、米国による広範囲にわたる極端な関税政策の実施や、中国による対抗政策があったものの、後半は回復の兆しが見られました。」
関税政策と中国の対抗政策により不安定な外部環境が続く一方、後半には経済回復の兆しと主要市場の需要回復が記載された。 - FY2026-H1関税政策による不安定化と需要回復途上有価証券報告書
「当中間連結会計期間における世界経済は、米国による広範囲にわたる極端な関税政策の実施や中国による対抗政策により、経済は不安定に推移しました。」
景気・設備投資サイクルへの依存リスクが残るなか、米国の関税政策と中国の対抗政策による世界経済の不安定化が記載された。一方、主要市場の需要には回復途上との説明も併記された。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「その結果、当連結会計年度における連結売上収益は97,847百万円(前年同期比13.3%減)となり、連結営業利益は7,936百万円(前年同期比32.8%減)、連結税引前当期利益は8,003百万円(前年同期比39.9%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は5,637百万円(前年同期比46.2%減)となりました。」
景気・設備投資サイクルへの依存が、主要市場の需要低調と通期の減収減益として実績に現れた。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「日本経済は、設備投資を中心に緩やかに回復の兆しが見えましたが、世界経済の景気後退にともない輸出が減少したため、経済活動が鈍い動きとなりました。」「連結売上収益は46,526百万円(前年同期比23.3%減)となり、連結営業利益は3,046百万円(前年同期比56.0%減)」
景気・設備投資サイクルへの依存が、世界経済の景気後退、輸出減少、減収減益として当中間期の実績に現れた。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「受注高は75,318百万円(前年同期比41.2%減)、受注残高は44,339百万円(前年同期比45.9%減)となりました。」
景気・設備投資サイクルへの依存が、主要市場の需要減退と受注高・受注残高の大幅な減少として通期実績に現れた。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米国や欧州で景気回復の兆しが見られたものの、中国で景気の先行きに不安があることから、経済活動は全体として減速しました。」
米国・欧州に回復の兆しがある一方、中国景気の先行き不安を背景に世界経済全体が減速し、主要市場の需要減退と受注減少が生じた。 - FY2024-Q2需要減退と業績改善の併存有価証券報告書
「当社グループの主要な販売市場である通信装置、およびロボット、工作機械、半導体製造装置などのファクトリーオートメーション市場からの需要は減退しましたが、受注残の消化が順調に進みました。」
景気・設備投資サイクルへの依存が残る中、主要市場の需要減退と受注残消化による増収増益が併記された。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における世界経済は、中国やヨーロッパの景気の低迷を受けて、経済活動は停滞しました。また、日本経済は国内需要を中心に緩やかに回復しているものの、世界経済の停滞にともなう輸出の減少を受けて経済活動は弱い動きとなりました。」
中国・ヨーロッパの景気低迷と世界経済の停滞、輸出減少が記載され、景気・設備投資サイクルに関する外部環境の悪化が示された。 - FY2023再掲有価証券報告書
「当連結会計年度における世界経済は、急激な資源価格の高騰や、中国のロックダウンの影響などにより低迷しましたが、徐々に経済活動が活発化し、回復の兆しがみられました。一方、年度末にかけて金融引き締めの影響を受け、景気の後退が懸念される状況となりました。」
景気・設備投資サイクルへの依存リスクを維持しつつ、経済活動の回復と資源高・金融引き締めによる景気後退懸念を併記した。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済は、急激な資源価格高騰を抑制するための各国の金融引き締め政策の影響を受けて景気が低迷しました。欧米では工業生産を中心に景気減速の兆しが見られ、中国ではゼロコロナ政策の緩和による感染拡大から景気が停滞しました。」
資源価格高騰への金融引き締め、欧米の景気減速、中国の景気停滞が記載され、景気・設備投資サイクルに関する外部環境の悪化が示された。 - FY2023-Q2資源高・エネルギー懸念下で回復基調有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における世界経済は、資源価格の高騰や、安定的なエネルギー源の確保への懸念があるなか、欧米では工業生産を中心に底堅い動きが見られ、中国ではロックダウン解除後に緩やかな景気回復の兆しがみられました。」
資源価格高騰やエネルギー源確保への懸念が続く一方、欧米の底堅い動きと中国の緩やかな回復が併記された。 - FY2023-Q1回復継続・資源高等の懸念併存有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における世界経済は、ロシア・ウクライナ情勢の影響による急激な資源高の進行に、中国のロックダウンの影響が加わり、減速の懸念が強まりましたが、5月中旬以降、徐々に経済活動が活発化し、持ち直しの動きが見られました。」
景気・設備投資サイクルへの依存が残る中、資源高や中国ロックダウンによる減速懸念と、5月中旬以降の経済活動の持ち直しが併記された。 - FY2022-Q3需要堅調・供給制約で回復鈍化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における世界経済は,回復傾向にあるものの,半導体などの供給の制約や物流網の混乱などにより,回復のペースは鈍化しました。」
景気・設備投資サイクルへの依存リスクが残る中、半導体の供給制約と物流網の混乱が世界経済の回復ペース鈍化として記載された。一方、主要販売市場の需要は堅調とされた。 - FY2022-Q2需要回復・業績改善継続有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における世界経済は,欧米・中国を中心に回復基調が続きました。また,日本経済も,企業収益の増加にともなう設備投資の活発化などにより,製造業を中心に回復に向けた動きが見られました。」
景気・設備投資サイクルへの依存リスクは残るが、欧米・中国の世界経済と日本の設備投資に回復基調が続いた。 - FY2022-Q1需要回復・業績改善継続有価証券報告書
「その結果,当第1四半期連結累計期間における連結売上収益は24,686百万円(前年同期比77.3%増)となり,連結営業利益は2,475百万円(前年同期は連結営業損失632百万円),連結税引前四半期利益は2,612百万円(前年同期は連結税引前四半期損失635百万円),親会社の所有者に帰属する四半期利益は1,909百万円(前年同期は親会社の所有者に帰属する四半期損失662百万円)となりました。」
景気・設備投資サイクルへの依存リスクは残るが、売上収益が77.3%増加し、営業利益などが損失から利益へ転じた。 - FY2021需要回復・業績改善継続有価証券報告書
「当連結会計年度における世界経済は,新型コロナウイルスの感染拡大の影響が続いていますが,米国・中国を中心に回復が見られました。」「受注高は86,325百万円(前年同期比19.9%増),受注残高は25,727百万円(前年同期比52.2%増)となりました。」
景気・設備投資サイクルへの依存リスクは残るが、米国・中国を中心とする回復と受注増加が通期実績として記載された。 - FY2021-Q3需要回復・業績改善有価証券報告書
「そのような中で,当社グループの主要な販売市場であるロボット,半導体製造装置,電子部品実装機,射出成型機などのファクトリーオートメーション市場からの需要が回復しつつあります。」「その結果,当第3四半期連結累計期間における連結売上収益は54,419百万円(前年同期比4.2%増)となり,連結営業利益は2,186百万円(前年同期比475.9%増)」
景気・設備投資サイクルへの依存リスクが残る中、主要FA市場の需要回復と増収増益が実績として記載された。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「新型コロナウィルスに起因する世界的な不況の影響により,当社が得意としているFA市場やOA市場からの需要の落ち込みが予想以上に長期にわたり,受注・売上収益とも低迷いたしました。」
景気・設備投資サイクルへの依存リスクが、新型コロナウイルスに起因する不況とFA・OA市場の需要低迷、受注・売上収益の低迷として実際に現れた。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「その結果,当第1四半期連結累計期間における連結売上収益は13,926百万円(前年同期比18.3%減)となり,連結営業損失は632百万円(前年同期は連結営業利益40百万円),連結税引前四半期損失は635百万円(前年同期は連結税引前四半期損失30百万円),親会社の所有者に帰属する四半期損失は662百万円(前年同期は親会社の所有者に帰属する四半期損失169百万円)となりました。」
景気・設備投資サイクルへの依存が、新型コロナウイルス感染症による需要低迷と減収、営業損失としてさらに強く表れた。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「米中貿易摩擦の長期化によって設備投資が低迷し,減速傾向が続きました。」「連結売上収益は70,706百万円(前年同期比16.5%減)となり,連結営業利益は1,043百万円(前年同期比84.2%減)」
景気・設備投資サイクルへの依存が、設備投資低迷、需要減少、通期の大幅な減収減益として現れた。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「世界経済は,米中通商交渉が部分的に合意したものの,中国では1992年以降最低水準の経済成長率となるなど,停滞が続きました。」「受注高は52,206百万円(前年同期比13.2%減),受注残高は15,586百万円(前年同期比11.2%減)となりました。」
景気・設備投資サイクルに伴う需要変動が、世界経済の停滞と受注高・受注残高の減少として実績に現れた。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における世界経済は,米中貿易摩擦の長期化や世界的なIT関連需要の落ち込みなどにより,依然として低迷が続いています。」「受注高は34,083百万円(前年同期比18.4%減),受注残高は15,347百万円(前年同期比22.8%減)となりました。」
景気・設備投資サイクルに伴う需要変動が、世界経済の低迷、受注高・受注残高の減少、営業損失として実際に現れた。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「世界的な貿易量の減少や,米中貿易摩擦の長期化などの要因により,期間を通じて停滞しました。」「連結税引前四半期損失は30百万円(前年同期は連結税引前四半期利益2,918百万円),親会社の所有者に帰属する四半期損失は169百万円」
景気・設備投資サイクルに伴う需要変動が、世界経済の停滞と大幅な需要減少、税引前損失・親会社帰属損失として実際に現れた。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「米中貿易摩擦の影響で設備投資関連の輸出が減速しました。」「受注高は60,160百万円(前年同期比16.9%減),受注残高は17,556百万円(前年同期比19.6%減)となりました。」
設備投資関連輸出の減速と主要販売市場の需要減少が、受注高・受注残高の減少として第3四半期累計期間にも現れた。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「半導体製造装置メーカ各社が生産調整を実施したことに加え,米中貿易摩擦を契機に中国での設備投資全般が縮小傾向となり,受注が低調となったため,受注高は41,776百万円(前年同期比14.0%減),受注残高は19,886百万円(前年同期比5.3%減)となりました。」
景気・設備投資サイクルに左右される需要変動が、半導体製造装置メーカーの生産調整や中国設備投資の縮小を通じて、受注高・受注残高の減少として実績に現れた。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における日本経済は,輸出が堅調に推移したほか,企業収益の改善にともない設備投資が堅調に推移するなど,緩やかな回復基調が続きました。」
景気・設備投資サイクルによる業績変動リスク自体は残るが、当第1四半期は輸出と設備投資が堅調で、経済環境は緩やかな回復基調とされた。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における日本経済は,輸出が好調を維持したほか,企業業績の改善によって設備投資が回復するなど国内需要も堅調に推移し,着実に回復しました。」
景気・設備投資サイクルによる業績変動リスク自体は残るが、当第3四半期累計期間は輸出・国内需要・設備投資の回復が続いた。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における日本経済は,輸出の回復に加えて国内需要も堅調に推移し,着実に回復しました。」「受注高は48,598百万円(前年同期比33.3%増),受注残高は20,994百万円(前年同期比67.4%増)となりました。」
景気・設備投資サイクルによる業績変動リスク自体は残るが、当第2四半期は輸出・国内需要の回復と設備産業需要の活発化が続いた。 - FY2018-Q1景気回復・需要活発有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における日本経済は,円高が一服したほか,海外経済の回復にともない企業収益が改善するなど,緩やかな回復基調が続きました。」「連結売上収益は20,480百万円(前年同期比14.4%増)となり,連結営業利益は1,793百万円(前年同期比70.8%増)」
景気・設備投資サイクルに伴う業績変動リスクがある中、当第1四半期は経済環境の回復と設備産業需要の活発化を背景に増収増益となった。リスク自体の消失ではなく、当期の発現状況が前期から変化した。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「連結売上収益は74,798百万円(前年同期比6.8%減)となり,連結営業利益は5,414百万円(前年同期比0.3%減),連結税引前当期利益は5,332百万円(前年同期比1.2%増),親会社の所有者に帰属する当期利益は4,031百万円(前年同期比7.8%増)となりました。」
主要市場や経済環境の変動を背景とする業績変動が通期の減収・営業利益微減として現れた一方、税引前利益と親会社帰属利益は増加した。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「その結果,当第3四半期連結累計期間における連結売上高は54,093百万円(前年同期比10.0%減)となり,連結営業利益は3,127百万円(前年同期比22.8%減),連結経常利益は3,423百万円(前年同期比19.1%減),親会社株主に帰属する四半期純利益は2,503百万円(前年同期比8.7%減)となりました。」
主要市場の需要環境や設備投資の変動を背景とする業績の減少が、第3四半期累計でも継続して実績に表れた。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「日本経済は,円高の進展や新興国経済の減速などの影響により,輸出が伸びなやみ,設備投資も鈍化するなど停滞が続きました。」「連結売上高は35,818百万円(前年同期比11.4%減)となり,連結営業利益は2,329百万円(前年同期比23.4%減)」
景気・設備投資サイクルに左右される需要環境の悪化が、上期の減収減益として引き続き実際に表れている。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「主要な販売市場である工作機械,ロボット,半導体製造装置などの設備産業業界においては,需要が減少しました。」「連結売上高は17,895百万円(前年同期比13.1%減)となり,連結営業利益は1,043百万円(前年同期比32.3%減)」
設備投資サイクルや景気に左右される需要減少が当四半期にも発生し、業績の減少として表れた。 - FY2016初出有価証券報告書
「上記のとおり当社グループの経営成績は変動しており,当社グループの過年度における経営成績は,必ずしも将来における業績を示唆するものではないことに留意する必要があります。」
過去の業績変動をリスクとして明示しており、当期は売上高・利益の減少として実際に表れている。