世界的な半導体不足・樹脂材料不足と価格上昇
FY2021に初出。12回の記載のうち5回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
オリジンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。31社中12社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに41社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「物価高騰に伴う原材料価格の上昇に加え、昨今の国際情勢や生成AIの普及に伴う半導体需要の急増などにより、更なる原価上昇や調達リードタイムの長期化が懸念されております。」
原材料価格高騰、半導体需要急増、調達リードタイム長期化を引き続き主要な供給・コストリスクとして記載している。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「資源・エネルギー及び原材料価格は高止まりの状況が続いております。また、不安定な為替相場、中国経済の停滞などによる国内景気への影響も懸念され、依然として先行き不透明な状況にあります。」
資源・エネルギー・原材料価格の高止まり、為替相場の不安定さ、中国経済の停滞を引き続き事業環境上の懸念としている。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
世界的な半導体不足・樹脂材料不足と価格上昇を含む既存リスクについて、新規発生・重要な変更はないとしている。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「金融機器関係の好調な推移と半導体不足に伴う部品調達難の影響から脱しつつあるモビリティ関係での需要の増加が売上を押し上げたものの、産業機器関係における半導体製造装置の市場低迷の継続と事務機器関係の回復遅れが大きく影響し売上減となりました。」
モビリティ関係では半導体不足に伴う部品調達難の影響から脱しつつあり、需要が増加したと記載している。一方、産業機器・事務機器では影響が残っている。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「主力の自動車関連は国内外で半導体の供給不足や自動車部品の調達難が払拭されていないことに加え、中国市場での個人消費も引き続き低迷しているため、当初見込みよりも売上が伸び悩み前年同四半期比微減となりました。」
自動車関連で半導体の供給不足と自動車部品の調達難がなお解消していないと記載している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「長引く半導体不足、サプライチェーンの混乱などによる部品調達の遅れ及び顧客の製造拠点の稼働低下による受注、売上の減少、樹脂材料等の不足・値上がりなどによる営業利益を圧迫する環境が引き続き想定されます。」
半導体不足、部品調達遅延、顧客稼働低下、樹脂材料等の不足・値上がりが引き続き主要な事業環境リスクとして記載されている。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「しかしながら、中国での感染再拡大の影響を受けたサプライチェーンの混乱や長引く半導体不足による生産活動の制限、長期化するウクライナ情勢による資源価格の高騰に加え、世界的な金融引締めが進む中での金融資本市場の変動による不安定な為替環境や物価上昇など、先行き不透明な状況が続いております。」
半導体不足による生産制限、サプライチェーン混乱、資源価格・物価上昇、不安定な為替環境が重なり、材料・部品調達と生産へのリスクが続いている。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「中国でのロックダウンに伴うサプライチェーンの混乱や長引く半導体不足による生産活動の制限、長期化するウクライナ情勢による資源価格の高騰に加え、世界的な金融引き締めに伴う急激な円安による原材料価格の高騰など、先行き不透明な状況が続いております。」
半導体不足、上海ロックダウンに伴う供給網の混乱、ウクライナ情勢、急激な円安と原材料価格高騰が重なり、部品調達難や生産遅延、顧客の減産として事業への影響が続いている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「長引く半導体不足、中国上海市のロックダウンに伴うサプライチェーンの混乱、長期化するウクライナ情勢に加えて、円安の急進による原材料価格の高騰など、先行き不透明感が続く予断を許さない状況となっております。」
半導体不足、上海ロックダウンに伴う供給網混乱、円安による原材料価格高騰が引き続き、または新たな事業環境上の懸念として記載されている。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「新たな変異株の出現による感染急拡大に加え、半導体不足の深刻化や原材料価格の上昇などが懸念されるなど、依然として先行き不透明感が続く予断を許さない状況となっております。」
半導体不足が深刻化し、原材料価格の上昇も懸念される状況となった。部品調達難による生産遅延や自動車メーカーの減産として事業への影響も記載されている。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた前期よりは上向きましたが、主力の自動車分野は半導体の調達難に伴う自動車メーカーの減産が響き、期待を下回りました。」
世界的な半導体不足・調達難が自動車メーカーの減産を通じて主力自動車分野の売上に実際に影響していると記載している。 - FY2021初出有価証券報告書
「また、世界的な半導体不足や樹脂材料等の不足・値上がりなどによる景気への影響も懸念されており先行き厳しい状態が続くものと思われます。」
半導体不足や樹脂材料等の不足・値上がりを、今後の景気および事業環境に影響するリスクとして新たに明示している。自動車メーカーの減産などを通じた影響も記載している。