欧州・中国・新興国の景気減速と経済不透明感
FY2017-Q1に初出。34回の記載のうち16回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019-Q2。直近の記載はFY2026。
NTNがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。41社中34社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに0社。
- FY2026対処有価証券報告書
「海外においては、米国経済は、一部に弱さがみられるものの、景気は緩やかな拡大が継続しました。中国経済は景気が緩やかに減速しているものの、アジアのその他新興国経済は、景気の回復や景気の拡大がみられました。欧州経済は、ユーロ圏で景気の持ち直しの動きが見られました。」
中国の減速は継続する一方、米国は緩やかな拡大、アジア新興国は回復・拡大、欧州は持ち直しと記載され、前期の弱含みから一部改善している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「海外においては、米国経済は、景気拡大が緩やかとなる中、関税率引上げに伴う駆け込み需要やその反動の影響などの不透明感がみられました。中国経済は、各種政策の効果がみられるものの、景気は横ばいとなっており、アジアのその他新興国経済は、景気の弱含みがみられました。欧州経済はドイツなど一部に景気の足踏みがみられ、持ち直しの動きは緩やかになりました。」
米国の景気拡大の減速と関税率引上げに伴う不透明感、中国経済の横ばい、アジア新興国の弱含み、欧州の足踏みが記載され、海外景気環境の懸念が強まっている。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「海外においては、米国経済は、物価上昇率の下げ止まりに伴う影響が懸念されますが、景気は拡大しました。中国経済は、政策効果により、供給の増加がみられた一方、景気は足踏み状態となり、アジアのその他新興国経済は緩やかに回復しました。欧州経済は一部に景気の足踏みがみられたものの、持ち直しの動きがみられました。」
中国経済の足踏みは継続している一方、米国経済は拡大、アジアのその他新興国は緩やかに回復、欧州も持ち直しと記載され、前回までの弱含みから一部改善している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年12月31日)における世界経済は、持ち直しは継続しましたが、ウクライナおよび中東地域の情勢やエネルギー情勢、物価上昇などの影響に加え、世界的な金融引き締め等がある中、不透明な状況も続きました。海外においては、米国経済は、金融引き締めやインフレ等の影響が懸念されるものの、景気は回復しています。中国経済は、不動産市場の停滞に伴う影響等により、持ち直しの動きに足踏みがみられ、アジアのその他新興国経済は緩やかに回復しています。欧州経済はエネルギー情勢や金融引き締めなどの影響で弱含みの状態にありました。」
世界経済の不透明感が続く中、中東情勢が新たに明示され、中国経済の回復は足踏み、欧州経済は弱含みと記載されている。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「中国経済は、不動産市場の停滞に伴う影響等により、持ち直しの動きに足踏みがみられ、アジアのその他新興国経済は緩やかに回復しています。欧州経済はエネルギー情勢や金融引き締めなどの影響で足踏み状態にありました。」
米国やその他新興国では回復が続く一方、中国経済は不動産市場停滞の影響で回復が足踏みとなり、欧州もエネルギー情勢・金融引き締めの影響で足踏み状態と記載されている。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「海外においては、米国経済、中国経済、アジア他のその他新興国経済で緩やかな回復の動きが続きましたが、欧州経済はエネルギー情勢や金融引き締めなどの影響で足踏み状態にありました。また、世界的な半導体不足やサプライチェーンの混乱、ウクライナ情勢やエネルギー情勢、物価上昇などの影響、また世界的な金融引き締め等がある中、世界経済は不透明な状況が続いています。」
米国、中国、その他新興国では緩やかな回復が続く一方、欧州経済がエネルギー情勢や金融引き締めの影響で足踏み状態となり、世界経済の不透明感も継続している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「また、世界的な半導体不足やサプライチェーンの混乱、ウクライナ情勢やエネルギー情勢、物価上昇などの影響、また世界的な金融引き締め等がある中、世界経済は不透明な状況が続きました。」
米国・欧州・その他新興国では持ち直しが続く一方、中国経済の弱さ、半導体不足、サプライチェーン混乱、ウクライナ・エネルギー情勢、物価上昇、金融引き締めによる不透明感を継続して記載している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「海外においても、米国経済、欧州経済、アジア他のその他新興国経済で持ち直しの動きが続きましたが、中国経済は新型コロナウイルス感染の再拡大の影響により、持ち直しの動きに足踏みがみられました。一方、世界的な半導体不足やサプライチェーンの混乱、ウクライナ情勢やエネルギー情勢などの影響、また世界的な金融引き締め等がある中、世界経済は不透明な状況が続きました。」
米国・欧州・その他新興国では持ち直しが続く一方、中国経済は感染再拡大により回復が足踏みとなり、半導体不足、サプライチェーン混乱、ウクライナ・エネルギー情勢、金融引き締めによる不透明感が継続している。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年9月30日)における世界経済は、段階的に経済活動の正常化が進んだことで、景気は持ち直しの動きがみられました。海外においても、米国経済、欧州経済、アジア他のその他新興国経済、中国経済で持ち直しの動きがみられました。」
米国、欧州、中国、その他新興国で景気の持ち直しが記載され、前回までの厳しい状況から一部改善している。一方、半導体不足、サプライチェーン混乱、ウクライナ情勢等による不透明感は残っている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「海外においては、米国経済をはじめ、欧州経済、アジア他のその他新興国経済で持ち直しの動きがみられましたが、中国の都市封鎖に伴う経済活動の抑制をはじめ、世界的な半導体不足やサプライチェーンの混乱等から、厳しい状況が続きました。また、ウクライナ情勢の長期化など世界経済の不透明感が増加しました。」
中国の都市封鎖、世界的な半導体不足、サプライチェーン混乱、ウクライナ情勢の長期化が記載され、世界経済の不透明感が増加したとされている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当下期終盤ではウクライナ情勢により世界経済の不透明感が増加しました。」
従来の感染再拡大やサプライチェーン混乱に加え、ウクライナ情勢による世界経済の不透明感の増加が記載された。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「海外においては、米国経済をはじめ、欧州経済、アジア他のその他新興国経済で持ち直しの動きがありましたが、中国経済の回復の鈍化や、新型コロナウイルス感染症の再拡大、半導体不足の影響などから、厳しい状況が続きました。」
米国・欧州・その他新興国で持ち直しがみられる一方、中国経済の回復鈍化、新型コロナウイルス再拡大、半導体不足により厳しい状況が継続している。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「海外においては、米国経済をはじめ、欧州経済、中国経済、アジア他のその他新興国経済で持ち直しの動きがありましたが、東南アジアをはじめとする新型コロナウイルス感染症の再拡大や半導体不足の影響などから、厳しい状況が続きました。」
海外主要地域で持ち直しの動きが広がった一方、東南アジア等では感染症再拡大や半導体不足により厳しい状況が続いている。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「海外においても新型コロナウイルス感染症や半導体不足の影響により厳しい状況にありましたが、米国経済や中国経済、アジア他のその他新興国経済は持ち直しの動きが続きました。一方、欧州経済は感染再拡大の影響を受けて、経済活動が抑制されるなど弱い動きが続きました。」
米国・中国・その他新興国の持ち直しと、欧州の感染再拡大による弱さを併記しており、地域ごとに異なる海外経済環境への懸念を継続している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「海外経済も厳しい状況にありましたが、米国経済、中国経済は持ち直しの動きが続き、アジア他のその他新興国経済は下げ止まりがみられました。一方、欧州経済は感染再拡大の影響を受けて、経済活動が抑制されるなど弱い動きがみられました。」
米国・中国の持ち直し、その他新興国の下げ止まりと、欧州の感染再拡大による弱さを併記しており、地域ごとに異なる海外経済環境への懸念を継続している。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「海外においても厳しい状況にありましたが、米国経済、中国経済は持ち直しの動きが続きました。また、アジア他のその他新興国経済は下げ止まりがみられました。一方、欧州経済は新型コロナウイルスの再拡大の影響を受けて、一部で経済活動が抑制されるなど弱い動きがみられました。」
米国・中国では持ち直しが続き、その他新興国では下げ止まりがみられる一方、欧州では新型コロナウイルス再拡大により経済活動が抑制されるなど、地域によって景気環境の弱さが再び明示された。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「海外においても厳しい状況にありましたが、米国経済、欧州経済、中国経済は持ち直しの動きが続き、また、アジア他のその他新興国経済は下げ止まりがみられました。」
新型コロナウイルスの影響で厳しい状況は続くものの、米国・欧州・中国では持ち直し、その他新興国では下げ止まりが記載され、前四半期の極めて厳しい状況から一部改善している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「海外においては、各主要地域のロックダウンによる経済活動への大きな制限を受け、米国経済、欧州経済やアジア他のその他新興国経済は極めて厳しい状況が続きましたが、中国経済は早期の経済活動の再開により一部で持ち直しの動きが続きました。」
従来の通商問題や景気減速懸念に加え、主要地域のロックダウンによる経済活動制限が記載され、米国・欧州・その他新興国の経済環境が極めて厳しい状況となっている。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「海外においては、米国経済は、米中間の通商問題を巡る緊張の増大等の影響がありましたが、堅調に推移しました。一方、欧州経済は、英国のEU離脱の問題など不透明な中、弱さがみられました。また、アジア他では、中国経済は、米国との貿易摩擦等の影響により景気は緩やかに減速し、その他新興国経済は、弱い動きがみられました。」
米中通商問題を巡る緊張の増大、英国のEU離脱問題に伴う欧州の不透明感と弱さ、中国経済の減速、その他新興国の弱い動きが記載され、海外事業環境の悪化が続いている。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「海外においては、米国経済は、米中間の通商問題を巡る緊張の増大等の影響がありましたが、堅調に推移しました。一方、欧州経済は、英国のEU離脱の問題など不透明な中、一部に弱さがみられました。また、アジア他では、中国経済は、米国との貿易摩擦等の影響により景気は緩やかに減速し、その他新興国経済は、弱い動きがみられました。」
米中通商問題の緊張、欧州の英国EU離脱問題に伴う不透明感、中国経済の減速、その他新興国の弱い動きが記載され、前四半期の一部回復・持ち直しから海外景気環境が悪化している。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「海外においては、米国経済は、通商問題による影響がありましたが堅調に推移し、欧州経済は、政策に関する不確実性等によって一部に弱さがみられました。アジア他では、中国経済は、米国との貿易摩擦等の影響により景気は緩やかに減速し、その他新興国経済は、緩やかな回復の動きが続きました。」
米国は通商問題の影響を受けつつ堅調、欧州は政策不確実性による一部の弱さ、中国は貿易摩擦による緩やかな減速、その他新興国は緩やかな回復という状況を記載している。 - FY2019悪化有価証券報告書
「欧州経済は政策に関する不確実性や、通商問題の影響等によって一部に弱さがみられ、中国経済は米国との貿易摩擦などの影響により景気は緩やかに減速しました。」
欧州の政策・通商面の不確実性と弱さ、中国の米中貿易摩擦による景気減速が記載され、海外経済環境の懸念が強まっている。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「海外においては、通商問題による懸念や先行き不透明感がありますが、米国経済は堅調に推移し、欧州経済も政策に関する不確実性の影響はありましたが、緩やかな回復が続きました。また、中国経済は米国との貿易摩擦などの影響により成長に翳りが見られ、その他新興国経済は、緩やかな回復の動きが続きましたが、一部で弱い動きが見られました。」
中国経済の成長の翳りに加え、欧州の政策に関する不確実性やその他新興国の一部の弱い動きが記載され、海外景気・通商環境の不透明感が続いている。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「海外においては、通商問題による懸念や先行き不透明感がありますが、米国経済は堅調に推移し、欧州経済も緩やかな回復が続きました。また、中国経済は米国との貿易摩擦などの影響により成長に翳りが見られましたが、その他新興国経済では、緩やかな回復の動きが見られました。」
従来の中国経済の持ち直しという記載から、米国との貿易摩擦の影響による成長の翳りへと記述が悪化している。通商問題による懸念や先行き不透明感も明示されている。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「海外においては、米国経済は回復が続き、欧州経済はEU離脱問題に伴う不透明感が一部で見られたものの緩やかな回復が続きました。また、中国経済は持ち直しの動きが見られ、その他新興国経済では、回復の動きが見られました。」
欧州にはEU離脱問題に伴う不透明感が残る一方、中国・その他新興国では持ち直し・回復の動きが続くという従来の状況を記載している。 - FY2018対処有価証券報告書
「海外においては、米国経済は自動車生産台数が前年割れとなる中、建設機械を中心に回復が見られ総じて堅調に推移しました。欧州経済はEU離脱問題に伴う不透明感が一部で見られたものの緩やかな回復が続きました。また、中国経済は持ち直しの動きが見られ、その他新興国経済では、回復の動きが見られました。」
欧州の不透明感は残るものの、米国は総じて堅調、中国・その他新興国は持ち直し・回復と記載され、従来の景気減速懸念から一部改善している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「海外においては、米国経済は自動車生産台数が前年割れとなる中、建設機械を中心に回復が見られ総じて堅調に推移しました。欧州経済は英国のEU離脱問題に伴う不透明感が一部で見られるものの緩やかに回復しました。また、中国やその他新興国では、景気は持ち直しの動きが見られました。」
米国は総じて堅調、欧州は一部不透明感を残しつつ回復、中国・その他新興国は持ち直しという状況を記載している。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「海外においては、米国経済は自動車生産台数が前年割れとなる中、建設機械を中心に回復が見られ総じて堅調に推移しました。欧州経済は、EU離脱問題に伴う不透明感が一部であるものの緩やかに回復しました。中国やその他新興国では、景気は持ち直しの動きが見られました。」
欧州では一部不透明感が残る一方、米国は総じて堅調、中国・その他新興国は持ち直しの動きが記載されている。 - FY2018-Q1対処有価証券報告書
「海外においては、米国経済は原油価格下落等の影響があるものの堅調に推移しました。欧州経済は、一部に弱い動きがみられるものの緩やかに回復しました。その他新興国の景気は持ち直しの動きが見られ、中国の景気は緩やかに減速しつつも底堅く推移しました。」
欧州・その他新興国では回復・持ち直しが記載され、中国も減速しつつ底堅く推移している。一方、欧州の一部には弱い動きが残る。 - FY2017-Q3対処有価証券報告書
「海外においては、米国経済は一部に弱い動きがみられるものの景気回復が続きました。欧州経済は、一部に弱い動きや英国のEU離脱問題による不透明感がみられましたが、緩やかな回復を続けました。また、中国やその他新興国の景気は持ち直しの動きがみられました。」
英国EU離脱問題による欧州の不透明感は残る一方、中国・その他新興国の景気については持ち直しの動きが記載され、従来の減速・弱さから一部改善している。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「海外においては、米国経済は一部に弱い動きがみられるものの景気回復が続きました。欧州経済は緩やかな回復がみられましたが、英国のEU離脱問題によって不透明感が生じました。また、中国経済は緩やかに減速し、その他新興国の景気にも弱い動きがみられました。」
欧州の英国EU離脱問題、中国の減速、その他新興国の弱い動きという海外景気リスクを引き続き記載している。新たな重要変更はないと明示している。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「欧州経済は回復基調でしたが、英国のEU離脱問題によって不透明感が生じました。また、中国経済は緩やかに減速し、その他新興国の景気にも弱い動きがみられました。」
英国のEU離脱問題、中国経済の減速、新興国景気の弱さを海外事業環境上のリスク要因として記載している。