金属材料の価格高騰・調達支障リスク
FY2021に初出。9回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載はFY2025。
TVEがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2021年。58社中29社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに20社。
- FY2025悪化有価証券報告書
「世界の紛争問題、海外主要国との政策金利差による為替変動などが、原材料価格や燃料価格の上昇ほか多方面に、今までにないほどの大きな影響をもたらしていますが、環境問題に由来する社会構造の変化も含め、業績に対し大きな影響を与える可能性があります。」
材料価格・調達リスクについて、紛争、金利差による為替変動、燃料価格、環境問題に伴う原料需要の構造変化まで影響要因が広がった。 - FY2024悪化有価証券報告書
「世界の紛争問題、海外主要国との政策金利差による為替変動などが、原材料価格や燃料価格の上昇ほか多方面に、今までにないほどの大きな影響をもたらしていますが、環境問題に由来する社会構造の変化も含め、業績に対し大きな影響を与える可能性があります。」
金属材料の価格・調達リスクについて、紛争、為替変動、燃料価格、スクラップ需要の構造変化、電力消費など影響要因が拡大・具体化された。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
金属材料の価格高騰・調達支障リスクについて、新たな発生や重要な変更はないとされた。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。」
金属材料の価格高騰・調達支障リスクについて、新たな発生や重要な変更はないとされた。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「製鋼事業は、前年同期に比し一部顧客からの売上が増加した結果、売上高は8億63百万円(前年同期比10.5%増)、セグメント利益は電力料の増加、材料の仕入価格の高騰等あったものの、受注残の増加に伴い棚卸資産が増加した影響等から、1億31百万円の赤字(前年同期は2億37百万円の赤字)となり、前年同期に比し損失は減少となりました。」
材料の仕入価格高騰が引き続き製鋼事業の費用増加要因として実際に発生している。ただし、赤字幅は前年同期より縮小した。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「製鋼事業は、一部顧客からの受注、売上が好調だった結果、売上高は7億81百万円(前年同期比35.0%増)となりましたが、材料の仕入価格の高騰などの影響もあり、セグメント利益は2億37百万円の赤字(前年同期は1億52百万円の赤字)となりました。」
金属材料の仕入価格高騰が費用増加・製鋼事業の赤字拡大として引き続き実際の業績に現れた。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「一部の材料仕入価格の高騰などによる費用の増加があり、セグメント利益又は損失は1億44百万円の赤字(前年同期は98百万円の赤字)となりました。」
金属材料の仕入価格高騰が費用増加として実際に現れ、製鋼事業の赤字拡大要因となった。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「海外におきましても、変異株による感染急拡大に加え、資源価格の上昇など不透明な状況が続いております。」
資源価格の上昇が続く外部環境を記載し、金属材料の価格・調達環境に関するリスクを取り巻く状況を再確認した。 - FY2021初出有価証券報告書
「著しい価格の高騰や調達支障の発生など、その状況によっては業績に対し大きな影響を与える可能性があります。」
鉄、ステンレス、クロム、ニッケル、タングステン等の金属材料について、市況による調達価格・数量・ロットの変動を主要リスクとして初めて独立して記載した。複数サプライヤーとの取引によるリスクヘッジも説明している。