製鋼事業の市場縮小・過当競争と設備老朽化リスク
FY2017に初出。25回の記載のうち13回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018-Q1。直近の記載は2026-08-07。
TVEがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに1社。
- 2026-08-07悪化決算
「製鋼事業は、前年同期に比し、主要顧客への売上が減少した結果、売上高は10億7百万円(前年同期比8.3%減)となり、セグメント利益は受注損失引当金の繰入があったことなどにより、82百万円の赤字(前年同期は28百万円の赤字)となり、赤字幅は拡大いたしました。」
製鋼事業の主要顧客向け売上減少と受注損失引当金の影響が、減収と赤字幅拡大として実績に現れた。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「製鋼事業は、前年同期に比し、主要顧客への売上が減少した結果、売上高は6億4百万円(前年同期比17.3%減)となり、セグメント利益は受注損失引当金の繰入があったことなどにより、48百万円の赤字(前年同期は2百万円の赤字)となり、赤字幅は拡大いたしました。」
主要顧客への売上減少と受注損失引当金の繰入により、製鋼事業の減収・赤字拡大が再び実績に現れ、市場・顧客基盤および採算面のリスクが悪化した。 - 2026-05-11悪化決算
「製鋼事業は、前年同期に比し、主要顧客への売上が減少した結果、売上高は6億4百万円(前年同期比17.3%減)となり」
主要顧客向け売上の減少と赤字幅拡大により、製鋼事業の市場・採算リスクの影響が強まった。 - FY2025対処有価証券報告書
「製鋼事業は、前年同期に比し、水処理設備に関する製品の売上が計上されたほか、主要顧客への売上が好調に推移した結果、売上高は14億71百万円(前年同期比20.8%増)となり、セグメント利益は、電力単価の上昇や修繕費の増加等はあったものの、前年同期に比し増収となったことや好調な受注に支えられたことにより、41百万円の赤字(前年同期は1億77百万円の赤字)となり、赤字幅は大幅に縮小いたしました。」
製鋼事業の顧客・市場縮小や採算悪化の影響は残るが、増収と受注好調により赤字幅が大きく縮小し、影響は一部緩和された。 - FY2024対処有価証券報告書
「製鋼事業は、前年同期に比し、主要な顧客への売上が好調に推移した結果、売上高は12億18百万円(前年同期比4.9%増)となり、セグメント利益は、棚卸資産の積み上がりは少なかったものの、材料払出単価、電力料単価の減少があったことなどから、1億77百万円の赤字(前年同期は1億81百万円の赤字)となり、赤字幅は縮小いたしました。」
主要顧客への売上増加と材料・電力単価の低下により、製鋼事業の赤字幅は小幅に縮小した。市場・採算リスクは残るが、当年度の影響は一部緩和された。 - FY2024-Q2増収も赤字幅拡大有価証券報告書
「製鋼事業は、前年同期に比し、一部顧客への売上が増加した結果、売上高は6億11百万円(前年同期比14.6%増)となりましたが、セグメント利益は、前年同期に比し、棚卸資産の積み上がりが少なかったことなどから1億21百万円の赤字(前年同期は1億7百万円の赤字)となり、赤字幅は拡大いたしました。」
一部顧客への売上増加により減収圧力は一部緩和されたが、棚卸資産の積み上がりが少なかったことなどから赤字幅は拡大した。市場・顧客基盤リスクの変化を単純な改善とはしていない。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「製鋼事業は、前年同期に比し、一部顧客への売上が増加した結果、売上高は3億45百万円(前年同期比58.8%増)、セグメント利益は、売上が増加した影響などから、47百万円の赤字(前年同期は68百万円の赤字)となり、前年同期に比し赤字は縮小しました。」
一部顧客への売上増加により製鋼事業は増収となり、赤字幅も縮小した。市場・顧客基盤の悪化による影響は一部緩和されたが、赤字は残っている。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「製鋼事業は、前年同期に比し一部顧客からの売上が増加した結果、売上高は8億63百万円(前年同期比10.5%増)、セグメント利益は電力料の増加、材料の仕入価格の高騰等あったものの、受注残の増加に伴い棚卸資産が増加した影響等から、1億31百万円の赤字(前年同期は2億37百万円の赤字)となり、前年同期に比し損失は減少となりました。」
一部顧客からの売上増加により製鋼事業は10.5%増収となり、赤字幅も縮小した。市場・顧客基盤の悪化による影響は当四半期において一部緩和されたが、赤字と材料価格高騰は残っている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「製鋼事業は、一部顧客からの売上が前年同期に比し減少した結果、売上高は2億17百万円(前年同期比17.1%減)となりましたが、一部製造原価の減少等があり、セグメント利益は68百万円の赤字(前年同期は83百万円の赤字)となりました。」
一部顧客からの売上減少が17.1%減収として現れ、製鋼事業の顧客・市場基盤の弱さが続いている。一方、製造原価の減少により赤字幅は縮小した。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「製鋼事業は、一部顧客からの受注、売上が好調だった結果、売上高は5億28百万円(前年同期比31.3%増)となりましたが、一部の材料仕入価格の高騰などによる費用の増加があり、セグメント利益又は損失は1億44百万円の赤字(前年同期は98百万円の赤字)となりました。」
増収にもかかわらず材料仕入価格の高騰などで赤字幅が拡大し、製鋼事業の採算悪化が続いた。 - FY2021悪化有価証券報告書
「製鋼事業は、主要顧客からの受注、売上が減少した影響を受け、売上高は9億13百万円(前年同期比21.5%減)、セグメント利益は2億31百万円の赤字(前年同期は1億48百万円の赤字)となりました。」
主要顧客からの受注減少が製鋼事業の減収・赤字拡大として再び顕在化し、市場・顧客基盤の悪化が進んだ。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「製鋼事業は、主要顧客からの受注、売上が減少した影響を受け、売上高は5億79百万円(前年同期比37.4%減)、セグメント利益は1億52百万円の赤字(前年同期は65百万円の赤字)となりました。」
主要顧客からの受注・売上減少が再び顕在化し、製鋼事業は37.4%減収、赤字幅も65百万円から1億52百万円へ拡大した。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「製鋼事業は、主要顧客からの受注、売上が減少した影響を受け、売上高は4億2百万円(前年同期比38.2%減)、セグメント利益は98百万円の赤字(前年同期は40百万円の赤字)となりました。」
主要顧客からの受注・売上減少が再び顕在化し、製鋼事業は38.2%減収、赤字幅も拡大した。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「製鋼事業は、主要顧客からの受注、売上が減少した影響を受け、売上高は2億24百万円(前年同期比22.5%減)、セグメント利益は48百万円の赤字(前年同期は29百万円の赤字)となりました。」
主要顧客からの受注・売上減少が実績に現れ、売上高は22.5%減、赤字幅も29百万円から48百万円へ拡大した。製鋼事業の顧客・市場縮小リスクが再び悪化した。 - FY2020対処有価証券報告書
「バルブ以外の事業では、製鋼事業は主要顧客が国内調達へ転換した影響で売上は増加しました。」
主要顧客の国内調達回帰により製鋼事業の需要減少影響は一部緩和された。売上高は10.6%増、セグメント赤字は2億12百万円から1億48百万円へ縮小した。 - FY2020-Q3対処有価証券報告書
「ほか、製鋼事業の売上高は9億25百万円(前年同期比22.3%増)、セグメント利益は65百万円の赤字(前年同期は1億52百万円の赤字)」
製鋼事業は増収となり、赤字幅も大幅に縮小した。主要顧客の海外生産移行などによる需要減少の影響は、前四半期までに続き一部緩和された。 - FY2020-Q2対処有価証券報告書
「製鋼事業の売上高は6億51百万円(前年同期比34.2%増)、セグメント利益は40百万円の赤字(前年同期は84百万円の赤字)」
製鋼事業は増収となり、セグメント赤字も縮小したため、主要顧客の海外生産移行などによる需要減少の影響は一部緩和された。 - FY2019対処有価証券報告書
「バルブ事業以外の事業では、製鋼事業は主要顧客が国内調達へ転換した影響で売上は増加しましたが、除染事業は大型工事がほぼ一巡した状況から前連結会計年度を下回る売上高となりました。」
海外生産へ移行していた主要顧客の国内調達回帰により、製鋼事業の売上高は前年同期比23.1%増となった。主要顧客の海外移行による需要減少リスクは一部緩和されたが、材料高により赤字は継続した。 - FY2019-Q2対処有価証券報告書
「この主な原因は、売上は、前連結会計年度に海外生産に移行した主要顧客が、再度、国内生産方針に切り替わるなどした影響であり、当第2四半期連結累計期間末における受注残高も大幅に増加しております。」
海外生産へ移行していた主要顧客の国内生産回帰が続き、受注残高も大幅に増加したため、主要顧客の海外移行による需要減少リスクは一部緩和された。 - FY2019-Q1対処有価証券報告書
「この主な原因は、前連結会計年度に海外生産に移行した主要顧客が、再度、国内生産方針に切り替わるなどした影響が大きく、当第1四半期連結累計期間末における受注残高も大幅に増加しております。」
海外生産へ移行していた主要顧客が再び国内生産方針に切り替え、受注残高も大幅に増加したため、主要顧客の海外移行による製鋼事業の需要減少リスクは一部緩和された。 - FY2018悪化有価証券報告書
「製鋼事業は、主要顧客の海外調達移行で大幅な減収を想定しておりましたが、新規顧客開拓はもちろん、高難度品、高付加価値品などの商品性の高い提案を顧客に対し行うことで、売上拡大に全力で取り組んだ結果、当初計画から若干の挽回ができたものの売上高は8億54百万円(前年同期比25.5%減)に留まり」
主要顧客の海外調達移行が続き、対策として新規顧客・高付加価値品を進めたものの、通期売上高は25.5%減となり、市場・顧客基盤の悪化が継続した。 - FY2018-Q3悪化有価証券報告書
「製鋼事業は、主要顧客の一部が海外生産に移行した影響を受け、好調であった前連結会計年度までとは一変し、売上高は6億30百万円(前年同期比29.2%減)となりました。これによりセグメント利益も1億65百万円の赤字(前年同期は1億12百万円の赤字)となりました。」
主要顧客の海外生産移行により、製鋼事業の市場・顧客基盤の悪化が減収と赤字拡大として継続的に現れた。 - FY2018-Q2悪化有価証券報告書
「製鋼事業は、主要顧客の一部が海外生産に移行した影響を受け、好調であった前連結会計年度までとは一変し、売上高は4億20百万円(前年同期比33.9%減)となりました。」
主要顧客の海外生産移行が製鋼事業の減収として継続的に現れ、前年同期比33.9%減となった。 - FY2018-Q1悪化有価証券報告書
「製鋼事業は、主要顧客の一部が海外生産に移行した影響を受け、好調であった前連結会計年度までとは一変し、売上高は2億23百万円(前年同期比36.1%減)、セグメント利益は34百万円の赤字(前年同期は21百万円の赤字)となり、こちらも減収減益となりました。」
主要顧客の海外生産移行により、製鋼事業の需要・販売環境がさらに悪化し、減収と赤字拡大として業績に現れた。 - FY2017初出有価証券報告書
「当社グループの報告セグメントのひとつである製鋼事業の先行きが非常に不透明です。これまで縮小を続ける国内市場にあっても、生き残り戦略による相対的優位性の確立を目指してまいりましたが、順調に伸ばしてきた収益は当連結会計年度より反転し、中期的な見通しは激減と言えるレベルにまで落ち込むものと想定しております。」
国内市場の縮小、需要減少、過当競争、市場価格下落に加え、電気炉・受電設備などの老朽化が製鋼事業の将来課題として初めて明示された。