遊技機事業への依存と法的規制
FY2016に初出。21回の記載のうち7回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2018。直近の記載は2026-08-07。
セガサミーホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに0社。
- 2026-08-07対処決算
「依然として遊技機業界全体において、パチスロの許認可取得は低水準で推移しておりますが、当グループにおいては、足元では着実に許認可の取得が進んでおります。」
業界全体の許認可取得が低水準である一方、当グループの許認可取得は進展しており、販売スケジュールに関する規制・適合リスクの一部低減が示された。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「遊技機事業においては、パチスロの適合取得の状況により、販売スケジュールの入れ替えがありました。」
パチスロの適合取得状況が販売スケジュールの入れ替えとして実際の事業運営に影響した。規制・適合取得に関するリスクが販売時期に表れている。 - FY2025パチスロ堅調・パチンコ低調と市場縮小の併存有価証券報告書
「遊技機業界では、足元においてパチンコの稼働が低調に推移する一方で、パチスロについてはスマートパチスロにおいてヒット機種が継続して登場していることから、堅調な稼働水準を維持しております。一方、長期では店舗数や設置・販売台数が減少傾向にある等、遊技機市場の縮小が続いております。」
パチスロの堅調さとパチンコの低調さが併存し、長期的な市場縮小も継続している。 - FY2024-Q1遊技機種別で市場環境が分化有価証券報告書
「パチスロ機においては当グループにおける『スマスロ北斗の拳』をはじめ、6.5号機及びスマートパチスロにおいて話題性のある機種が登場していることから、高い稼働水準を維持しております。パチンコ機においては新たなヒット機種が登場しておらず、稼働水準も低調に推移しております。」
6.5号機・スマートパチスロでは高い稼働水準が維持される一方、パチンコ機は低調とされ、規制対応後の市場環境が遊技機種別に分化している。 - FY2023対処有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、パチンコ機については定番機種を中心に稼働する状況が続く一方で、パチスロ機については規制見直しを反映した6.5号機及びスマートパチスロの導入に伴い、稼働水準は上昇傾向にあります。」
規制見直し後の6.5号機・スマートパチスロの導入により稼働水準が上昇しており、規制変更後の市場適応が進んでいる。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「パチスロ機については規制見直しに対応した6.5号機に加え、2022年11月よりスマートパチスロの導入が開始されており、稼働水準の上昇に大きく貢献しております。」
規制見直しに対応した6.5号機・スマートパチスロの導入と稼働水準上昇が記載され、規制変更に伴う製品投入・市場適応の局面で緩和が示されている。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「パチスロ機については規制見直しに対応した新基準となる6.5号機の投入が6月より順次進んでおり、投入後は稼働水準が回復する等、ユーザーに支持されるタイトルが続々と登場しております。」
規制見直し後の6.5号機の投入と稼働水準の回復が記載され、規制変更に伴う製品投入・市場適応の局面に一部緩和が示されている。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、2022年1月末に旧規則機の撤去が完了し、新規則機の市場へと移行いたしました。パチンコ機については人気タイトルが複数登場し、根強い稼働を維持しております。」
旧規則機の撤去完了と新規則機市場への移行が記載され、従来の規則変更に伴う移行局面から次の市場段階へ進んだ。規制環境の影響自体は継続している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、来年1月末に予定されている旧規則機の撤去期限に向けて、新規則機への入替が進んでおり、パチンコ遊技機については新規則機の人気タイトルが複数登場するなど、順調に入替が進んでおります。パチスロ遊技機については、本年5月より新基準6.2号機の型式申請が開始されており、よりゲーム性の幅が広がることによって、ユーザーに支持されるタイトルの導入が期待されます。」
旧規則機の撤去期限、新規則機への移行、6.2号機の型式申請など、規制環境が遊技機市場と製品投入に影響する状況を再確認している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「遊技機業界では、規制環境や市場環境が大きく変化する中、パチンコホール軒数は減少傾向にあるものの、パチンコホールの大型化が進んでおり、一店舗当たりの設置台数は増加しております。」
遊技機事業が規制環境・市場環境の変化に左右される状況を継続して記載している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、緊急事態宣言解除後のパチンコホールの稼働水準は徐々に回復傾向が見られるものの、旧規則機の撤去期限延長の影響を受け、引き続きホールの購買意欲の回復には時間を要するものと想定されます。」
旧規則機の撤去期限延長がホールの購買意欲の回復遅延として事業環境に現れており、法規制・自主規制の影響が継続している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「また、5月20日に国家公安委員会より風適法施行規則の改正による旧規則機の経過措置期間の1年延長が決定されたとともに、業界14団体で構成されるパチンコ・パチスロ産業21世紀会において、検定及び認定期間が終了する予定であった旧規則機の段階的な撤去が決議されております。」
旧規則機の経過措置期間延長と段階的撤去が決定され、法的規制・自主規制が遊技機の販売・入替環境に実際に影響している。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、一般財団法人保安通信協会(略称:保通協)における型式試験適合率が低水準となる一方で、規則改正に対応した遊技機の投入が徐々に進んでおります。」
型式試験適合率の低水準が継続し、規則改正対応機の投入時期・供給環境に規制リスクが引き続き表れている。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「一方で、一般財団法人保安通信協会(略称:保通協)におけるパチスロ遊技機の型式試験適合率が引き続き低水準で推移しました。」
規制対応に関係する型式試験適合率の低水準が続き、遊技機事業における法的・規制リスクを再確認している。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「一方で、一般財団法人保安通信協会(略称:保通協)におけるパチスロ遊技機の型式試験適合率が引き続き低水準であることから、6号機のタイトル供給数は低調に推移しました。」
型式試験適合率の低水準と6号機の供給数低調が引き続き記載され、規制対応が遊技機供給の制約となっている状況を再確認している。 - FY2019悪化有価証券報告書
「保通協におけるパチスロ遊技機の型式試験適合率が引き続き低水準であることから、6号機のタイトル供給数は低調に推移しました。」
型式試験適合率の低水準が継続し、6号機の供給数低調として規制リスクが実際の事業制約に表れている。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、パチスロ遊技機市場において、規則改正や新たな自主規制に対応した遊技機(6号機)の投入が開始され、今後のラインナップの充実、及び稼働貢献へ期待が高まっております。また、パチンコ遊技機市場においては、旧規則機に加えて、規則改正に対応した遊技機の投入が始まっております。」
規則改正・新たな自主規制への対応が6号機やパチンコの規則改正対応機の投入として実際に始まり、法的規制が製品投入時期・市場環境に影響している。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、パチスロ遊技機市場において、規則改正や新たな自主規制に対応した遊技機(6号機)の投入に期待が高まっております。また、パチンコ遊技機市場においては、旧規則機に加えて、規則改正に対応した遊技機の投入が始まっております。」
規則改正・新たな自主規制への対応が、6号機や規則改正対応機の投入時期・市場環境に実際に影響している。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、パチスロ遊技機市場において、規則改正や新たな自主規制に対応した遊技機の投入に期待が高まっております。また、パチンコ遊技機市場においても、旧規則機の導入が進み、規則改正に対応した遊技機の投入は第2四半期以降となる見込みです。」
規則改正・新たな自主規制が実際の製品投入時期や市場構成に影響しており、法的規制リスクが事業環境として現れている。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「また、規則改正に伴い日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)及び日本遊技機工業組合(日工組)において自主規制も改正されました。」
平成30年2月の規則改正と自主規制改正が実施され、遊技機事業への法的規制リスクが現実の事業環境となっている。 - FY2016初出有価証券報告書
「当グループ全体の経営成績は遊技機事業への依存度が高く、当該事業の業績動向に左右される傾向があります。」
遊技機事業への依存を構造的リスクとして示し、当期には規制変更等が主力タイトル以外の販売に影響したと説明している。