遊技人口減少・ホール経営悪化・自主規制による市場縮小
FY2016に初出。36回の記載のうち12回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2017-Q1。直近の記載は2026-08-07。
セガサミーホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。9社中5社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに2社。
- FY2026-H1販売スケジュールの入替とタイトル好調の併存有価証券報告書
「遊技機事業においては、パチスロの適合取得の状況により、販売スケジュールの入れ替えがありましたが、パチスロでは『スマスロ 東京リベンジャーズ』、パチンコでは『e 東京リベンジャーズ』を販売し、両タイトルとも想定を上回る販売実績となりました。」
パチスロの適合取得状況による販売スケジュール変更があった一方、『スマスロ 東京リベンジャーズ』及び『e 東京リベンジャーズ』は想定を上回った。市場・規制上の制約と個別タイトルの好調が併存している。 - FY2025市場縮小下での機種別業況の分化有価証券報告書
「一方、長期では店舗数や設置・販売台数が減少傾向にある等、遊技機市場の縮小が続いております。」
スマートパチスロの稼働が堅調な一方、店舗数・設置台数・販売台数が長期的に減少する市場縮小を記載している。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「また、稼働面においても2024年8月の導入以降、市場平均を上回る稼働水準が継続しており、4円パチンコ全体の稼働の内、約5%のシェアを1タイトルで占める等、幅広いユーザーに支持されております。」
パチンコの低稼働・市場縮小リスクに対し、スマートパチンコの新作が市場平均を上回る稼働と約5%の稼働シェアを確保し、回復の実績が具体化した。 - FY2024ラッキートリガーによるパチンコ回復期待有価証券報告書
「パチンコ機においては、稼働水準は引き続き低調に推移しております。一方で、2024年3月より導入が開始されたラッキートリガー搭載機種については、稼働面で好調な滑り出しとなっていること等から、今後のヒット機種登場による稼働回復が期待されます。」
パチスロの高稼働とパチンコの低調が併存する一方、ラッキートリガー搭載機の好調な導入によりパチンコ回復期待が具体化した。 - FY2024-Q3パチンコにヒット機種登場・回復期待有価証券報告書
「パチンコ機においては、稼働水準は引き続き低調に推移しておりますが、足元ではヒット機種が登場しております。また、2023年4月よりスマートパチンコの導入が開始されたほか、規制の見直し傾向が続いていること等から、今後のヒット機種登場による稼働回復が期待されます。」
パチスロ機の高稼働が続く一方、パチンコ機は低調な稼働水準を維持している。ただし、ヒット機種の登場とスマートパチンコの導入により、回復期待が新たに示され、市場環境の分化と改善兆候が併存している。 - FY2024-Q1パチスロ好調とパチンコ低調の併存有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、パチスロ機が牽引する形で良好な市場環境が継続しております。パチスロ機においては当グループにおける『スマスロ北斗の拳』をはじめ、6.5号機及びスマートパチスロにおいて話題性のある機種が登場していることから、高い稼働水準を維持しております。パチンコ機においては新たなヒット機種が登場しておらず、稼働水準も低調に推移しております。」
パチスロ機では良好な市場環境と高い稼働水準が継続する一方、パチンコ機の稼働水準は低調とされ、市場縮小・販売低調リスクについて改善と残存懸念が併記されている。 - FY2023対処有価証券報告書
「パチスロ機については規制見直しを反映した6.5号機及びスマートパチスロの導入に伴い、稼働水準は上昇傾向にあります。」
規制見直し対応機の導入後に稼働水準が上昇し、市場縮小・販売低調リスクに一部緩和が示された。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「パチスロ機については規制見直しに対応した6.5号機に加え、2022年11月よりスマートパチスロの導入が開始されており、稼働水準の上昇に大きく貢献しております。2023年4月からはスマートパチンコが導入される予定であり、更なる需要拡大が期待されます。」
6.5号機・スマートパチスロの導入により稼働水準の上昇が見られ、旧規則機移行に伴う市場縮小・販売低調リスクに緩和が示された。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「パチスロ機については規制見直しに対応した新基準となる6.5号機の投入が6月より順次進んでおり、投入後は稼働水準が回復する等、ユーザーに支持されるタイトルが続々と登場しております。2022年11月からは更にゲーム性の幅が広がるスマートパチスロ、また2023年春頃からはスマートパチンコが導入される予定であり、更なる需要拡大が期待されます。」
6.5号機の投入後に稼働水準が回復し、支持タイトルが登場していることから、規制変更に伴う市場縮小・販売低調リスクに緩和が示されている。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、2022年1月末に旧規則機の撤去が完了し、新規則機の市場へと移行いたしました。パチンコ機については人気タイトルが複数登場し、根強い稼働を維持しております。パチスロ機については規制見直しに対応した新基準となる6.5号機の投入前において買い控えが見られたものの、6月の6.5号機投入以降はユーザーに支持されるタイトルも登場してきている事から、今後の需要拡大が期待されます。」
旧規則機の撤去完了、新規則機への移行、人気タイトルの稼働維持、6.5号機投入後の支持タイトル登場が記載され、市場縮小・販売低調リスクに一部緩和が示された。一方、6.5号機投入前の買い控えも記載されている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「市場の店舗数及び設置台数につきましては、旧規則機撤去等の影響により、2022年3月末時点では店舗数は約7,900店舗(前期比7.9%減)、設置台数は約366万台(前期比6.1%減)とそれぞれ減少しました。」
新規則機への移行が完了した一方、店舗数・設置台数は数値を伴って減少し、市場縮小リスクが年度実績として悪化した。 - FY2022-Q3パチンコ入替進展とパチスロ低調の併存有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、本年1月末の旧規則機撤去期限に向けて、パチンコ遊技機については新規則機の人気タイトルが複数登場するなどにより、入替は順調に進んでおります。パチスロ遊技機については比較的低調に推移しておりますが、今後も引き続きゲーム性の幅が広がることによって、ユーザーに支持されるタイトルの導入が期待されます。」
新規則機への入替が順調に進む一方、パチスロは比較的低調とされ、市場縮小・販売低調リスクについて改善と残存懸念が併記されている。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、来年1月末に予定されている旧規則機の撤去期限に向けて、新規則機への入替が進んでおり、パチンコ遊技機については新規則機の人気タイトルが複数登場するなど、順調に入替が進んでおります。パチスロ遊技機については本年9月より新基準6.2号機の投入が開始されており、今後も引き続きゲーム性の幅が広がることによって、ユーザーに支持されるタイトルの導入が期待されます。」
旧規則機から新規則機への入替が進み、6.2号機の投入も開始されたことで、規制変更に伴う市場縮小・販売低調リスクに一部緩和の兆しが示されている。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、来年1月末に予定されている旧規則機の撤去期限に向けて、新規則機への入替が進んでおり、パチンコ遊技機については新規則機の人気タイトルが複数登場するなど、順調に入替が進んでおります。パチスロ遊技機については、本年5月より新基準6.2号機の型式申請が開始されており、よりゲーム性の幅が広がることによって、ユーザーに支持されるタイトルの導入が期待されます。」
旧規則機から新規則機への入替が順調に進み、新規則機の人気タイトルや6.2号機への期待が示されたため、市場縮小・販売低調リスクに一部緩和の兆しが記載されている。 - FY2021悪化有価証券報告書
「パチスロ遊技機におきましては、『パチスロ北斗の拳 宿命』等の販売を行い、35千台の販売(前期は123千台の販売)となりました。パチンコ遊技機におきましては、『P真・北斗無双 第3章』等の販売を行い、69千台の販売(前期は104千台の販売)となりました。」
新規則機・新基準機の投入が始まった一方、パチスロ・パチンコの販売台数は前期から大幅に減少し、市場縮小・購買意欲低下が年度実績に表れた。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「パチスロ遊技機におきましては、『パチスロ七つの大罪』等の販売を行い、12,487台の販売(前年同期は105,860台)となりました。パチンコ遊技機におきましては、『P真・北斗無双 第3章』等の販売を行い、59,359台の販売(前年同期は75,094台)となりました。」
パチスロ販売台数が前年同期の105,860台から12,487台へ、パチンコ販売台数も75,094台から59,359台へ減少し、市場縮小・ホール購買意欲低迷の影響が数値化されている。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、緊急事態宣言解除後のパチンコホールの稼働水準は徐々に回復傾向が見られるものの、旧規則機の撤去期限延長の影響を受け、引き続きホールの購買意欲の回復には時間を要するものと想定されます。」
ホール稼働は回復傾向にある一方、旧規則機の撤去期限延長により購買意欲の回復が遅れ、市場縮小・販売低調リスクが継続している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「遊技機事業では、PC/スマートフォン向けコンテンツを提供する株式会社サミーネットワークスの売上等を計上したものの、パチスロ遊技機、パチンコ遊技機ともに新作タイトルの販売がなかったことから、パチスロ485台(前年同期は17,930台)、パチンコ177台(前年同期は16,212台)の販売となりました。」
休業対応と新作タイトル販売の停止により、パチスロ販売は前年同期17,930台から485台、パチンコ販売は16,212台から177台へ減少し、市場縮小・販売低調が一段と数値化された。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、一般財団法人保安通信協会(略称:保通協)における型式試験適合率が低水準となる一方で、規則改正に対応した遊技機の投入が徐々に進んでおります。パチンコ遊技機におきましては、『Pガオガオキング3』等の販売を行い、75千台の販売(前年同期は136千台の販売)となりました。」
規則改正対応機の投入が進む一方、パチンコ販売台数は前年同期の136千台から75千台へ減少し、市場縮小・販売低調が引き続き実績に表れている。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「パチスロ遊技機におきましては『パチスロあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』等の販売を行い、28千台の販売(前年同期は12千台の販売)となりました。パチンコ遊技機におきましては、大型タイトル『P北斗の拳8覇王』等の販売を行い、66千台の販売(前年同期は117千台の販売)となりました。」
パチスロ販売は前年同期比で増加した一方、パチンコ販売は117千台から66千台へ減少した。規則改正対応下の市場環境と販売低調が引き続き実績に表れている。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「パチスロ遊技機におきましては前期発売タイトルの継続販売を行い、17千台の販売(前年同期は9千台の販売)となりました。パチンコ遊技機におきましては、高継続タイプの遊技機を販売いたしましたが、前年同期からは減少となる16千台の販売(前年同期は40千台の販売)となりました。」
パチスロ販売は前年同期比で増加した一方、パチンコ販売は40千台から16千台へ減少し、規制対応下の市場縮小・販売低調が実績として続いている。 - FY2019悪化有価証券報告書
「パチスロ遊技機におきましては5.9号機に加え、6号機や株式会社ジーグ社製の筐体の投入を開始し、67千台の販売(前期は85千台の販売)となりました。」
6号機の投入を開始した一方、パチスロ販売台数は前期85千台から67千台に減少し、市場縮小・規制対応の影響が続いている。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「パチスロ遊技機におきましては、当社初の6号機となる『パチスロチェインクロニクル』等の販売を行い31千台の販売(前年同期は75千台の販売)となりました。」
6号機の投入が始まった一方、パチスロ販売台数は前年同期75千台から31千台に減少し、市場縮小・販売低調が実績として続いている。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「パチスロ遊技機におきましては、大型タイトルの販売があった前年同期比では販売台数が減少し12千台の販売となりました(前年同期は75千台の販売)。パチンコ遊技機におきましては、『ぱちんこCR真・北斗無双 第2章』等の販売を行い117千台の販売となりました(前年同期は119千台の販売)。」
パチスロ販売台数が前年同期75千台から12千台に減少し、パチンコも119千台から117千台となった。規則改正対応機の投入過程で市場縮小・販売低調が実績として続いている。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「パチスロ遊技機におきましてはスペック替えタイトルである『パチスロ北斗の拳 修羅の国篇 羅刹ver.』等の販売を行い9千台の販売となりました(前年同期は25千台の販売)。パチンコ遊技機におきましては、アニメの世界観を再現した『パチンコCR偽物語』や『北斗の拳』シリーズ初の小当たりRUSHを搭載した『ぱちんこCR北斗の拳7 百裂乱舞』の販売が好調に推移したことから、40千台の販売となりました(前年同期は97千台の販売)。」
規則改正対応機の投入時期をめぐる市場環境の中、パチスロ販売は前年同期25千台から9千台、パチンコ販売は97千台から40千台となり、市場縮小・販売低調が実績として現れている。 - FY2018悪化有価証券報告書
「遊技機事業におきましては、規則改正を受け下期の販売スケジュールの大幅な見直しを行ったことから、パチスロ遊技機におきましては85千台の販売(前期は215千台の販売)、パチンコ遊技機におきましては140千台の販売となりました(前期は138千台の販売)。」
規則改正に伴う販売スケジュールの大幅な見直しとパチスロ販売台数の大幅減少が発生し、市場縮小・規制リスクが数値を伴って悪化した。 - FY2018-Q3顕在化有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、パチスロ遊技機市場において、新台の販売が低調に推移する傾向が続いております。また、パチンコ遊技機市場において、一部の実績あるシリーズ機を中心に高い評価を受けるタイトルが登場してきております。」
パチスロ新台の販売低調が継続しており、市場縮小・不透明化リスクが引き続き実際の市場環境として表れている。一方、パチンコでは一部シリーズ機に高評価タイトルが登場している。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、パチスロ遊技機市場において、新台の販売が低調に推移する傾向が続いております。」
パチスロ新台の販売低調が継続しており、遊技機市場の縮小・不透明化リスクが引き続き実際の市場環境として表れている。 - FY2018-Q1顕在化有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、パチスロ遊技機市場において、新基準機の販売が低調に推移する傾向が続いております。」
パチスロ新基準機の販売低調が継続しており、遊技機市場の縮小・不透明化リスクが引き続き実際の市場環境として表れている。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「また、パチンコ遊技機市場におきましては、遊技産業の更なる健全化を目的として、業界14団体で構成するパチンコ・パチスロ産業21世紀会が『検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機』の回収・撤去を平成28年12月末までに行うことなどを宣言した『遊技業界における健全化推進に関する声明』に基づき、該当遊技機の回収・撤去が進められました。」
業界14団体による声明に基づき、該当遊技機の回収・撤去が実際に進められ、市場環境の不透明さが継続している。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、パチスロ遊技機市場において、遊技機の型式試験を執り行う一般財団法人保安通信協会(略称:保通協)における型式試験方法の運用変更に対応した機種への入れ替えに対して、パチンコホール運営者が慎重な見方を示しております。また、パチンコ遊技機市場におきましては、日本遊技機工業組合(略称:日工組)にて決定された『のめり込み』対策に係る新たな申合せが適用されたこと等に伴い、依然として不透明な状況が続いております。」
型式試験方法の運用変更や自主規制の適用により、ホール運営者が慎重な見方を示し、市場の不透明な状況が続いている。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「このような環境の中、当第1四半期は、第42回先進国首脳会議(伊勢志摩サミット)開催に伴い、新台の入替自粛を実施したことから、販売タイトル数が減少し、一時的にパチンコ・パチスロ遊技機の新台入替は低水準で推移いたしました。」
自主規制等に加え、伊勢志摩サミットに伴う新台入替自粛により、販売タイトル数と新台入替が実際に低水準となった。 - FY2016初出有価証券報告書
「遊技人口の減少や日本遊技機工業組合(略称:日工組)において「のめり込み」対策に係る新たな申合せが決定されたこと等を受けて、今後も経営環境は厳しい状況が続くものと推測されます。」
遊技人口減少、低貸玉営業、ホール間競争、新たな自主規制を市場リスクとして記載し、当期の販売台数減少にも触れている。