遊技市場規模の縮小とメーカー間競争
FY2016に初出。34回の記載のうち12回が「再掲」。直近の記載は2026-08-07。
平和ホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。9社中5社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに3社。
- 2026-08-07悪化業績予想の修正
「遊技機業界では、パチスロ機は話題性が高く、稼働実績の優れた機種が継続的に市場に登場しており、市場環境は良好に推移しております。一方で、パチンコ機は市場全体の低調な稼働が継続しており、パチンコホールの新台購入に対する慎重姿勢は強まっております。」
パチスロ市場の良好な環境と対照的に、パチンコの低調な稼働及びホールの購入慎重姿勢の強まりを記載した。 - FY2026パチスロ好調・パチンコ低調の通期更新有価証券報告書
「遊技機業界では、パチンコ機はスマートパチンコの普及が進むとともに、新しいゲーム性である「ラッキートリガー3.0プラス」を搭載した機種の投入が活発化しているものの、稼働の向上までには至っておらず、全体的な稼働はやや低調に推移しております。一方でパチスロ機は話題性の高い機種が継続的に市場に供給されており、市場全体の稼働は堅調に推移し、良好な環境を維持しております。」
パチスロ市場の良好な環境が続く一方、パチンコ機は新ゲーム性の投入が進んでも全体稼働の低調が続いている。 - FY2026-H1パチンコ新ゲーム性導入と市場環境更新有価証券報告書
「遊技機業界では、パチスロ機はスマートパチスロの導入が進み、稼働実績の優れた人気機種が継続的に市場に投入され、良好な市場環境が継続しております。一方で、パチンコ機は、稼働はやや低調に推移しているものの、2025年7月より新しいゲーム性である「ラッキートリガー3.0プラス」を搭載したパチンコ機が市場に登場しており、今後の動向に注目が集まっております。」
スマートパチスロの良好な市場環境が続く一方、パチンコ機の稼働はやや低調で、「ラッキートリガー3.0プラス」搭載機が2025年7月から市場に登場した。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「遊技機業界では、パチスロ機は遊技機メーカー各社より人気の高いスマートパチスロが継続的に市場に導入されており、好調な稼働が続いております。一方でパチンコ機は、新しいゲーム性である「ラッキートリガー」を搭載したパチンコ機が普及し始め、今後の市場の活性化が期待されております。」
スマートパチスロの好調が継続する一方、ラッキートリガー搭載パチンコ機の普及開始と市場活性化への期待を記載している。 - FY2024-Q3パチンコ市場回復期待の高まり有価証券報告書
「遊技機業界は、パチスロ機は市場評価の高いスマートパチスロが複数登場し好調な稼働を継続しております。一方でパチンコ機は、全体的な稼働の停滞は続いているものの、話題性のある稼働の良いスマートパチンコが登場していることに加え、今後、新しいゲーム性である「ラッキートリガー」を搭載したパチンコ機の販売が予定されるなど明るい材料も出てきており、市場の回復が期待されます。」
スマートパチスロの好調が続く一方、パチンコ機の全体的な稼働停滞は継続している。稼働の良いスマートパチンコの登場や「ラッキートリガー」搭載機の販売予定を背景に、市場回復への期待が示された。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、パチスロ機は6.5号機及びスマートパチスロの稼働が引き続き好調を維持しております。一方でパチンコ機は話題性のある機種が登場しているものの、稼働の全体的な伸び悩みが継続しており、市場の回復には至っておりません。」
6.5号機・スマートパチスロの好調が続く一方、パチンコ機の稼働伸び悩みと市場未回復が継続している。パチスロ機とパチンコ機の市場環境の差を再確認している。 - FY2024-Q1パチスロ好調・パチンコ新機種低調有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、パチスロ機は6.5号機及びスマートパチスロの稼働が引き続き好調に推移し、一方でパチンコ機は定番機種の稼働は安定しているものの、新機種の稼働は伸び悩みました。その結果、パチンコホールはパチンコ機に比べ稼働の良いパチスロ機の購入を優先する状況にあります。」
6.5号機・スマートパチスロの好調と、パチンコ新機種の稼働低迷が併存し、ホールの購入優先がパチスロ機に移っている。 - FY2023市場回復傾向と店舗数減少の併存有価証券報告書
「パチスロ6.5号機のヒット機種が稼働を牽引し、さらに2022年11月から導入されたスマートパチスロ(以下、「スマスロ」)も市場の評価を得ており、パチスロ市場は回復傾向で推移しております。」
パチンコホール数・遊技参加人口の減少や厳しいホール経営環境が続く一方、6.5号機とスマスロによりパチスロ市場は回復傾向と記載している。 - FY2023-Q3スマスロ好調による市場回復の兆し有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、2022年11月より導入されたスマートパチスロ(以下、「スマスロ」)の稼働が好調で、引き続き電子部品不足の影響は懸念されるものの、パチスロ市場は回復の兆しを見せております。」
電子部品不足への懸念は残る一方、2022年11月導入のスマスロ稼働が好調で、パチスロ市場に回復の兆しがあると記載している。 - FY2023-Q26.5号機好調とスマートパチスロ期待有価証券報告書
「一方、今期より導入が開始されたパチスロ6.5号機の稼働が良好で、パチンコホールの営業の軸はパチンコからパチスロへ移行しつつあります。さらに、11月からはゲーム性の幅がより広がったスマートパチスロの導入が開始される予定であり、電子部品不足の影響から市場導入される台数は限定的となる懸念はあるものの、市場回復への期待感は大幅に高まっております。」
パチンコホールの店舗数減少・厳しい経営状況が続く一方、6.5号機の稼働好調とスマートパチスロ導入への市場回復期待が記載されている。電子部品不足による導入台数限定の懸念も示している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響などにより減少した来店客の戻りが未だ鈍く、稼働状況もコロナ禍前までの回復に至っておりません。そのため、パチンコホールにおいては経営状況が厳しく、店舗数は減少傾向が続いております。一方、市場回復への起爆剤として期待されているスマートパチスロは今年秋、スマートパチンコは来年春に市場へ導入される見込みですが、世界的な電子部品及び原材料不足の影響を受けることが予想され、その動向を注視していく必要があります。」
来店客・稼働状況がコロナ禍前に戻らず、ホール経営の厳しさと店舗数減少が続いている。スマート機導入への期待がある一方、電子部品・原材料不足の影響が見込まれている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、高齢者プレーヤーの市場離れが進み、稼働は未だコロナ禍以前の水準までは戻っておらず、市場の縮小傾向が継続しております。」
高齢者プレーヤーの市場離れ、稼働低迷、市場縮小に加え、多くのパチンコホールが休業・閉店を余儀なくされる状況を記載している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「世界的な電子部品不足の深刻化が影響し、遊技機メーカー各社は、新規則機の十分な供給ができず、新台の入れ替えは低調に推移いたしました。」
旧規則機撤去期限を前にした需要拡大の想定に対し、電子部品不足により新規則機の供給不足と新台入替の低調が発生し、2022年1月14日付で連結業績予想を下方修正した。 - FY2022-Q2パチンコ入替進展・パチスロ需要低迷継続有価証券報告書
「新規則機への入替状況として、パチンコ機は稼働が良好なヒット機種が複数登場するなど、新規則機への入替が順調に進んでおります。一方、パチスロ機は未だ新規則機の稼働低迷により入替需要は伸び悩んでおりますが、ゲーム性の幅が広がった新しいカテゴリーのパチスロ機が市場に投入され始め、今後、入替が促進されると予想されます。」
新規則機への移行について、パチンコ機では入替が順調に進む一方、パチスロ機では稼働低迷による入替需要の伸び悩みが続いている。新カテゴリー投入による今後の促進可能性も記載している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、パチンコホールは感染症対策を講じるなど感染拡大防止に努めて営業を続けているものの、稼働状況はコロナ禍以前の水準まで未だ回復しておらず、依然として、厳しい経営環境が続いております。」
遊技機ホールの稼働状況がコロナ禍以前の水準まで回復しておらず、厳しい市場環境が継続していると再確認している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、規制環境の変化に加えて、世界的に猛威を振るう新型コロナウイルス感染症の影響により、高齢者プレーヤーの市場離れが懸念されるなど、市場環境はより厳しいものとなっております。」
従来の市場縮小・競争激化に加え、感染症による高齢者プレーヤーの市場離れ、ホール休業・閉店及び入替需要の低迷が記載され、市場環境の厳しさが増している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「このような中、2020年5月20日に施行された「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則の一部を改正する規則」により、旧規則機の経過措置期間が1年延長されたことで、新規則機の購入を控える動きが顕著となりました。」
旧規則機の経過措置期間延長により新規則機の購入控えが顕著となり、遊技機需要の低調が続いている。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「5月20日に施行された「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則の一部を改正する規則」により、旧規則機の経過措置期間が1年延長されたことで、新規則機の購入を控える動きにつながり、第2四半期における遊技機需要は低調に推移いたしました。」
旧規則機の経過措置期間延長により新規則機の購入控えが生じ、遊技機需要の低調として市場リスクがさらに具体化している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「これにより、従来2021年1月末までとされていた旧規則機の認定・検定の有効期限が最大2022年1月末日となったため、パチンコホールにおける旧規則機の入れ替えに伴う設備投資は2021年3月期と2022年3月期に分散されることとなり、結果として、2021年3月期の市場販売台数は前年を大きく下回ると予想しております。」
旧規則機の有効期限延長によりホールの入れ替え投資が2021年3月期と2022年3月期に分散し、2021年3月期の市場販売台数が前年を大きく下回るとの見通しを示している。新型コロナウイルス感染症による営業自粛・購買意欲低下も加わっている。 - FY2020悪化有価証券報告書
「そのため、パチンコホールは厳選して遊技機を購入する姿勢を強めており、遊技機メーカーはプレーヤーの嗜好を汲み取り、より魅力ある遊技機の開発が求められております。」
市場規模縮小・ホールの購入厳選姿勢に加え、新型コロナウイルス感染症による営業自粛や新台入替への慎重姿勢が加わり、遊技機市場の不透明感が拡大している。 - FY2020-Q3一時的改善を伴う継続有価証券報告書
「遊技機市場では、一般財団法人保安通信協会におけるパチスロ機の型式試験適合率が低水準であり、遊技機メーカーは新規則機の提供を十分にできておらず、また、パチンコホールにおいてはプレーヤーの支持の高い旧規則機の入れ替えに慎重になっていることなどにより、新規則機の販売が依然として低調に推移しております。ただし、検定・認定切れのパチスロ機が多く発生したこともあり、パチスロ機の販売状況は一時的に改善されました。」
型式試験適合率の低水準、新規則機の供給不足及びホールの入替慎重姿勢により新規則機販売の低調は続く一方、検定・認定切れの発生によりパチスロ機販売は一時的に改善した。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「遊技機市場では、一般財団法人保安通信協会におけるパチスロ機の型式試験適合率が低水準であり、遊技機メーカーは新規則機の提供を十分にできておらず、また、パチンコホールにおいてはプレーヤーの支持の高い旧規則機の入れ替えに慎重になっていることなどにより、新規則機の販売が依然として低調に推移しております。」
パチスロ機の型式試験適合率低迷、メーカーによる新規則機の供給不足及びホールの入れ替え慎重姿勢により、新規則機販売が低調である状況を再確認している。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「遊技機市場では、プレーヤーの支持が高い旧規則機の入れ替えが進んでいないこと、また一般財団法人保安通信協会におけるパチスロ機の型式試験の適合率の低迷もあり、新規則機の販売状況は引き続き低調に推移しております。」
新規則機の販売低調、旧規則機からの入れ替え停滞及びパチスロ機の型式試験適合率低迷を、遊技機市場の継続的な厳しさとして記載している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、規制環境の変化に伴い市場規模は減少傾向にあります。」
規制環境の変化に伴う遊技機市場の縮小傾向を引き続き認識している。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、平成30年2月1日を施行期日として改正された「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則」及び「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」(以下、あわせて「新規則」といいます。)の影響により、遊技機市場は引き続き低調に推移しております。」
新規則の影響により遊技機市場が引き続き低調であるとの認識を再掲している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、平成30年2月1日を施行期日として改正された「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則」及び「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」(以下、あわせて「新規則」といいます。)の影響により、遊技機市場は引き続き低調に推移しております。」
新規則の影響による遊技機市場の低調が引き続き経営環境として現れている。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「遊技機業界におきましては、平成30年2月1日を施行期日として改正された「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則」及び「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」(以下、あわせて「新規則」といいます。)の影響により、遊技機市場は引き続き低調に推移しております。」
新規則の影響による遊技機市場の低調と、需要環境の厳しさを引き続き認識している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「遊技機の規制環境の変化により遊技市場規模は引き続き減少傾向で推移しており、遊技機メーカー間の販売競争は激化しております。」
遊技市場の縮小とメーカー間競争の激化を、通期の経営環境として引き続き認識している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「前期から続く射幸性を抑えた遊技機への移行及び平成30年2月1日を施行期日とした規則の改正が予定されていたことによる先行き不透明感の高まりから、パチンコホールの需要は実績のあるシリーズ機にのみ集中するなど、業界環境は急激に変化しております。」
規制移行と需要の実績シリーズへの集中が続き、遊技機市場の縮小・競争環境に関するリスクが引き続き業績に影響している。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「前期から続く射幸性を抑制した遊技機への移行及び平成30年2月1日を施行期日とした規則の改正が予定されていることによる先行き不透明感の高まりから、パチンコホールの需要は実績のあるシリーズ機にのみ集中し、それ以外のタイトルの販売状況は低調に推移しました。」
規制移行・改正予定を背景に、ホール需要が実績シリーズへ集中し、それ以外のタイトルの販売低調として市場リスクが継続して現れている。 - FY2018-Q1顕在化有価証券報告書
「前期から続く射幸性を抑制した遊技機への移行及び当期には規則の改正が予定されていることによる先行き不透明感の高まりから、パチンコホールの遊技機需要が実績のあるシリーズ機に集中していることに加え、当社販売戦略上の理由からパチスロ機1機種の発売を第2四半期以降に見送ったこと等により、販売台数が減少し、前年同期比で減収減益となりました。」
規制移行・規則改正予定による不透明感の高まりのもと、ホール需要の実績シリーズへの集中と販売台数減少が実際の業績に表れている。 - FY2017-Q3悪化有価証券報告書
「同年12月末までに「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」を市場から回収・撤去したことから、第3四半期には競合各社より遊技機が集中的に発売され、遊技機メーカー間の販売競争は激化しました。」
遊技機の集中発売を受け、メーカー間の販売競争が実際に激化したと記載している。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「パチンコホールは遊技機を慎重に選別し購入する姿勢を強めており、新台需要は低調に推移しました。」
遊技機購入の慎重化と新台需要の低調が実際に生じたと記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「遊技機事業におきましては、娯楽の多様化等の影響により、遊技市場規模は引き続き減少傾向で推移しており、遊技機メーカー間の販売競争は更に激しさを増しております。」
市場規模の減少と競争激化を、対処すべき課題として現状認識している。