公共投資の低迷と民間設備投資の一服
FY2016-Q2に初出。33回の記載のうち22回が「再掲」。直近の記載はFY2026-H1。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。26社中8社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに19社。
- FY2026-H1再掲有価証券報告書
「公共分野では水インフラ設備の更新・整備需要や雨水排水施設などの防災・減災需要が堅調に推移し、民間分野では設備投資が安定的に推移しております。」
公共分野の水インフラ更新・防災減災需要の堅調さと、民間設備投資の安定的な推移を継続して記載している。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「当社を取り巻く環境装置機械業界においては、公共分野では水インフラ設備の更新・整備需要や雨水排水施設などの防災・減災需要が堅調に推移し、民間分野では設備投資が安定的に推移しております。」
公共分野の水インフラ更新・防災需要の堅調さと、民間設備投資の安定的な推移を継続して記載している。 - FY2024対処有価証券報告書
「また、民間分野でも、国内の工場新設や設備更新に伴う需要が堅調に推移しております。資機材価格の上昇は、販売価格への転嫁が進み、影響が緩和してきております。」
従来記載されていた民間設備投資の停滞に対し、工場新設・設備更新需要が堅調に推移し、資機材価格上昇の影響も販売価格への転嫁により緩和していると記載している。 - FY2024-H1対処有価証券報告書
「当社を取り巻く環境装置機械業界においては、公共分野では水インフラ設備の更新・整備需要や雨水排水施設などの防災・減災需要が安定的に推移し、民間分野では設備投資が堅調に推移しております。」
公共分野の更新・防災需要に加え、従来停滞感が記載されていた民間設備投資も堅調に推移していると記載され、需要停滞の状況は引き続き緩和されている。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「公共分野では水インフラ設備の更新・整備需要や雨水排水施設などの防災・減災需要が安定的に推移し、民間分野では設備投資が堅調に推移しております。」
公共分野の更新・防災需要に加え、従来停滞感が記載されていた民間設備投資も堅調に推移していると記載され、需要停滞の状況は緩和されている。 - FY2023再掲有価証券報告書
「公共分野では水インフラ設備の更新・整備需要や雨水排水施設などの防災・減災需要が堅調に推移し、民間分野では設備投資の増加など明るい兆しが見えております。」
公共分野の更新・防災需要の堅調さと、民間設備投資の回復の兆しを併記する整理を継続している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当社を取り巻く環境装置機械業界においては、公共分野では上下水道関連設備の更新・改修・機能強化や雨水排水施設などの防災・減災需要が堅調に推移している一方、資機材の供給不足や原材料価格上昇の影響が継続しております。また、民間分野では機器の納期長期化や価格上昇など不透明な要素は残るものの、設備投資の増加など明るい兆しが見えております。」
公共分野の更新・防災需要の堅調さと資機材・原材料問題を併記し、民間分野については設備投資増加の兆しと納期・価格上昇を併記する整理を継続している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「当社を取り巻く環境装置機械業界においては、公共分野では上下水道関連設備の更新・改修・機能強化や雨水排水施設などの防災・減災需要が堅調に推移している一方、資機材の供給不足や原材料価格上昇の影響が継続しております。また、民間分野では機器の納期長期化や価格上昇など不透明な要素はあるものの、設備投資の増加など明るい兆しが見え始めております。」
公共分野の更新・防災需要の堅調さと資機材・原材料問題を併記し、民間分野については設備投資増加の兆しと納期・価格上昇を併記する整理を継続している。 - FY2023-Q1再定義有価証券報告書
「また、民間分野では機器の納期長期化や価格上昇など不透明な要素はあるものの、設備投資の増加など明るい兆しが見え始めております。」
民間分野について、機器の納期長期化や価格上昇を残しつつ、従来の停滞中心の整理から設備投資の増加という明るい兆しを併記する整理へ変化している。 - FY2022-Q3再定義有価証券報告書
「公共分野では上下水道関連設備の更新・改修・機能強化や雨水排水施設などの防災・減災需要が堅調に推移しているものの、資機材の供給不足や原材料価格上昇の影響が見られます。また、民間分野では回復の兆しが見え始めてはいるものの、機器の納期長期化や価格上昇の影響が見られます。」
公共需要の堅調さと、資機材供給不足・原材料価格上昇を併記し、民間設備投資については停滞一辺倒から回復の兆しと納期・価格上昇の影響を併記する整理へ変化している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「公共分野では上下水道関連設備の更新・改修・機能強化や雨水排水施設などの防災・減災需要が堅調に推移しているものの、資機材納期の長期化や原材料価格の上昇の影響が見られます。また、民間分野では回復の兆しが見え始めてはいるものの、設備投資は依然として停滞しております。」
公共分野の更新・防災需要は堅調である一方、資機材納期長期化・原材料価格上昇の影響と民間設備投資の停滞を継続して記載している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「当社を取り巻く環境装置機械業界においては、公共分野では上下水道関連設備の更新・改修・機能強化や雨水排水施設などの国土強靭化対策に伴う需要が堅調に推移しているものの、一部に原材料の納期遅延や価格高騰の影響が見られます。また、民間分野では回復の兆しが見え始めてはいるものの、設備投資は依然として停滞しております。」
公共分野の更新・改修・国土強靭化需要は堅調である一方、民間設備投資の停滞が続く状況を継続して記載している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「当社を取り巻く環境装置機械業界においては、公共分野では、上下水道関連設備の更新・改修・機能強化や国土強靭化基本計画に基づく雨水排水処理施設等の防災・減災需要が引き続き堅調に推移したものの、民間分野では、景気の先行きの不透明感から、前年度に引き続き設備投資の停滞が見られております。」
公共分野の更新・機能強化・防災需要は堅調である一方、民間設備投資の停滞が前年度から続いている。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「当社を取り巻く環境装置機械業界においては、第1四半期に引き続き公共分野での、上下水道関連設備の更新・改修・機能強化や国土強靭化基本計画に基づく雨水排水処理施設等の防災、減災需要は堅調に推移するものの、民間分野では、景気の先行きの不透明感から、設備投資の停滞が前年度に引き続いて見られております。」
公共分野の更新・改修・防災・減災需要が堅調である一方、民間設備投資の停滞が前年度に続いていると記載している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「公共分野では、上下水道関連設備の更新・改修・機能強化、災害対策などの需要が堅調に推移したものの、民間分野では、景気の先行きの不透明感から、一部に設備投資需要の停滞も見られております。」
公共分野の更新・改修・機能強化・災害対策需要が堅調である一方、民間設備投資需要の停滞が続く状況を継続している。 - FY2020-Q3公共需要堅調・民間設備投資停滞有価証券報告書
「当社を取り巻く環境装置機械業界においては、公共分野では、上下水道関連設備の更新・改修・機能強化、災害対策などの需要が堅調に推移したものの、民間分野では、景気の先行きの不透明感から、一部に設備投資需要の停滞も見られております。」
公共分野の更新・改修・機能強化・災害対策需要は堅調とする一方、民間設備投資需要の一部停滞を記載している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「公共分野では1950年代に整備が始まった上下水道設備の老朽化が進み、更新需要が増加するとともに、多発する自然災害に備え、防災・耐震化需要等が高まっておりますが、将来的には日本の人口減少による需要の縮小均衡など厳しい面も予想されます。」
上下水道の老朽化更新・防災需要が増加する一方、人口減少による将来的な需要縮小を併記する整理を継続している。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「当社を取り巻く環境装置機械業界においては、公共分野では、上下水道関連設備の更新・改修・機能強化、災害対策などの需要が引き続き活発であります。また、民間分野では、首都圏を中心とした都市再開発需要に底堅いものがあります。しかし、企業間の価格競争の高まりや景気の不透明感を反映した設備投資需要の停滞など、懸念すべき状況も予想されております。」
公共分野の更新・改修・機能強化・災害対策需要と首都圏再開発需要が底堅い一方、価格競争の高まりや設備投資需要の停滞を懸念として継続している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「公共分野では、上下水道関連設備の更新・改修・機能強化、災害対策などの需要が引き続き活発であります。また、民間分野では、首都圏を中心とした都市再開発需要に依然として底堅いものがあります。しかし、企業間の価格競争の高まりや景気の不透明感を反映した設備投資需要の停滞など、懸念すべき状況も予想されております。」
公共分野の更新・改修・機能強化・災害対策需要と首都圏再開発需要は底堅い一方、価格競争の高まりや設備投資需要の停滞を懸念として継続している。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「当社を取り巻く環境装置機械業界においては、公共分野では、上下水道関連設備の更新・改修・機能強化、災害対策などの需要が引き続き活発であります。また、民間分野では、首都圏を中心とした都市再開発需要に依然として底堅いものがあります。しかし、企業間の価格競争の高まりや景気の不透明感を反映した設備投資需要の停滞など、懸念すべき状況も予想されております。」
公共分野の更新・改修・機能強化・災害対策需要と首都圏再開発需要が底堅い一方、価格競争の高まりや設備投資需要の停滞を懸念として継続している。 - FY2018再定義有価証券報告書
「上下水道設備の老朽化が進み、更新需要が増加するとともに、地震、豪雨など自然災害に対する防災需要の高まりなど底堅い面があるものの、将来的には日本の人口減少による需要の縮小均衡など厳しい面も予想されます。また、民間分野では首都圏の都市再開発案件が投資をけん引する一方、2020年以降の設備投資動向には不透明な面も予想されます。」
公共分野では老朽化更新・防災需要を底堅い需要としつつ、人口減少による将来縮小を追加し、民間分野では2020年以降の設備投資不透明感を示している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「公共分野では、上下水道関連施設の更新・改修・機能強化(遠隔監視等)、災害対策などの需要が引き続き活発であります。また、民間分野では、首都圏を中心とした都市再開発需要が依然として底堅いものの、景気の先行きの不透明感を反映し、一部に停滞感も見られつつあります。」
公共分野の更新・改修・機能強化・災害対策需要と首都圏再開発需要は底堅い一方、民間分野の一部停滞感を継続して記載している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「公共分野では、上下水道関連施設の更新・改修・機能強化(遠隔監視等)、災害対策などの需要が引き続き活発であります。また、民間分野では、首都圏を中心とした都市再開発需要が依然として底堅いものの、景気の先行きの不透明感を反映し、一部に停滞感も見られつつあります。」
公共分野の更新・改修・災害対策需要と首都圏再開発需要は底堅い一方、民間分野の一部停滞感を継続して記載している。 - FY2018-Q1悪化有価証券報告書
「公共分野では、上下水道関連施設の更新・改修・機能強化(遠隔監視等)、災害対策などの需要が引き続き活発ではありますが、企業間の価格競争が高まるなど厳しい状況も予想されます。また、民間分野では、東京オリンピック・パラリンピックを契機に活発化する都市再開発案件などにより設備投資需要は依然として高い水準にあるものの、景気の先行きの不透明感を反映し、一部に停滞感も見られつつあります。」
公共分野の更新・災害対策需要は活発とする一方、企業間の価格競争の高まりと民間設備投資の一部停滞感を記載しており、前期の設備投資需要の底堅さからリスク要因が強まっている。 - FY2017対処有価証券報告書
「公共分野では、上下水道関連施設の更新、改修、機能強化(遠隔監視等)、災害対策等の需要が増加しました。また、民間分野では、景気先行きの不透明感に対する懸念があるものの、都市再開発案件等の活発な動きの中で、設備投資需要は底堅く推移しました。」
公共分野では更新・改修・機能強化・災害対策需要が増加し、民間設備投資も底堅く推移したため、従来記載されていた投資停滞リスクの状況は緩和された。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「公共分野では、上下水道関連施設の新設はほとんどありませんが、更新、改修、機能強化(遠隔監視等)、災害対策等の需要が増加しております。また、民間分野では、都市再開発案件等に活発な動きは見られますが、景気の先行きの不透明感を反映し、設備投資等に一部停滞感も見られております。」
公共分野の新設の乏しさと民間設備投資の一部停滞感を継続して示す一方、更新・改修・機能強化・災害対策需要の増加を記載している。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「公共分野では、上下水道関連施設の新設はほとんどありませんが、更新、改修、機能強化(遠隔監視等)、災害対策等の需要が増加しております。また、民間分野では、都市再開発案件等に活発な動きは見られますが、景気の先行きの不透明感を反映し、設備投資等に一部停滞感も見られております。」
公共分野の新設の乏しさと民間設備投資の停滞感を継続して示す一方、更新・改修・機能強化・災害対策需要の増加を記載している。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「上下水道向けの設計・施工を手掛ける当セグメントは、公共投資の動きが鈍く、発注時期が遅れている物件もあり、受注高、売上高共に減少しております。」
公共投資の鈍さと発注時期の遅れを、受注・売上減少につながる状況として継続して記載している。 - FY2016再掲有価証券報告書
「公共分野では、国土強靭化政策の下、上下水道に関連する施設の更新や耐震化案件の増加が見られましたが、全体としては公共投資の動きは鈍い状況が続いております。また、民間分野では、都市再開発・東京オリンピック関連案件等に活発な動きも見られますが、景気の先行きを反映し、設備投資等に停滞感が見られております。」
公共投資の鈍さと民間設備投資の停滞感を継続して記載しつつ、再開発・東京オリンピック関連には活発な動きがあるとしている。 - FY2016-Q3悪化有価証券報告書
「公共分野では、国土強靭化政策の下、上下水道に関連する施設の更新や耐震化案件の増加が見られましたが、全体としては公共投資の動きは鈍い状況が続いております。また、民間分野では、都市再開発案件等一部に活発な動きも見られますが、景気の先行きの不透明感を反映し、設備投資等に停滞感が見られております。」
公共投資の鈍さは継続し、民間設備投資については前回の「一服感」から「停滞感」という表現になっている。 - FY2016-Q2初出有価証券報告書
「公共分野では、国土強靭化政策の下、上下水道に関連する施設の更新や耐震化案件の増加が見られましたが、全体としては公共投資の動きは鈍い状況が続いております。また、民間分野では都市再開発案件等一部に活発な動きも見られますが、景気の先行きの不透明感を反映し、設備投資等に一服感が見られております。」
公共投資の鈍さと民間設備投資の停滞感を、環境装置機械業界の需要リスクとして示す。一方で、更新・耐震化や一部再開発には需要があるとしている。