為替変動による競争力・収益性への影響
FY2016に初出。35回の記載のうち21回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2016。直近の記載は2026-08-12。
サトーがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より5年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。22社中12社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに8社。
- 2026-08-12顕在化業績予想の修正
「ベース事業は全ての地域で堅調に推移したことに加え、為替影響により増収となりました。」
為替影響が海外事業の円換算売上高に引き続き実績差を生じさせている。 - FY2026顕在化有価証券報告書
「連結の投下資本利益率(ROIC)は、円安進行によって自己資本を構成する為替換算調整勘定が増加するとともに、税引後営業利益が減少したことにより、前年を下回る7.7%となりました。」
円安進行が為替換算調整勘定の増加とROIC低下に影響した。営業外費用には為替差損581百万円を計上している。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「海外事業において、ベース事業はそれぞれの地域で堅調でしたが為替影響により減収となりました。以上の結果、売上高37,682百万円(前年同期比97.8% [為替影響を除く前年同期比99.2%])、セグメント利益3,255百万円(同66.6%)となりました。」
為替影響を含む海外事業の売上高は前年同期比97.8%となった一方、為替影響を除く場合は99.2%であり、為替変動が円換算業績に影響した。 - FY2025再掲有価証券報告書
「以上の結果、売上高75,587百万円(前期比111.3% [為替影響を除く前期比111.9%])、セグメント利益8,478百万円(同102.8%)となりました。」
海外事業について、為替影響を含む比較と除く比較を併記し、為替変動が業績比較に影響する状況を引き続き開示している。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「売上高38,545百万円(前年同期比114.9% [為替影響を除く前年同期比113.5%])、セグメント利益4,889百万円(同108.3%)となりました。」
海外事業の業績について、為替影響を含む比較と除く比較を併記しており、為替変動が業績比較に影響する状況を引き続き開示している。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「営業外費用として為替差損730百万円を計上しました。」
為替変動がFY2024に730百万円の為替差損として実際に発生した。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「これらの取り組みにより、売上高51,205百万円(前年同期比95.7% [為替影響を除く前年同期比103.7%])、セグメント利益7,005百万円(同123.6%)となりました。」
海外事業の円換算売上高は前年同期比95.7%となった一方、為替影響を除く売上高は103.7%であり、為替変動が業績比較に影響している。四半期連結損益計算書では為替差損477百万円を計上した。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「これらの取り組みにより、売上高33,557百万円(前年同期比96.2% [為替影響を除く前年同期比103.2%])、セグメント利益4,515百万円(同149.1%)となりました。」
海外事業の円換算売上高は前年同期比96.2%となり、為替影響を除く103.2%との差が示された。また当第2四半期累計では為替差損386百万円を計上した。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「これらの取り組みにより、売上高16,452百万円(前年同期比100.4% [為替影響を除く前年同期比103.9%])、セグメント利益2,169百万円(同236.0%)となりました。」
海外事業の円換算売上高は前年同期比100.4%で、為替影響を除く場合の103.9%との差が示され、為替変動が業績比較に影響している。加えて営業外費用に為替差損144百万円を計上した。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「為替相場の変動による為替差益が発生したことなどにより経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は前期比で増加となりました。」
為替変動がFY2023には為替差益として実際に発生し、経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益の増加要因となった。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「為替相場の変動による為替差益が発生したこと等により経常利益ならびに親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比で増加しました。」
為替変動が為替差益として実際に発生し、経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益の増加要因となった。営業外収益の為替差益は475百万円である。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「為替相場の変動による為替差益が発生したこと等により経常利益ならびに親会社株主に帰属する四半期純利益は増益となりました。」
為替変動が為替差益として実際に発生し、経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益の増益要因となった。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「また、為替相場の変動による為替差益が発生したこと等により経常利益ならびに親会社株主に帰属する四半期純利益は増益となりました。」
為替相場の変動が為替差益として実際に発生し、経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益の増益要因となった。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「これらの取り組みにより、売上高39,072百万円(前年同期比134.5% [為替影響を除く前年同期比127.0%])、営業利益2,975百万円(同164.9%)となりました。」
海外事業の業績について、為替影響を含む比較と為替影響を除く比較を併記し、為替変動が業績比較に影響する状況を引き続き開示している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「これらの取り組みにより、売上高12,929百万円(前年同期比164.8% [為替影響を除く前年同期比157.6%])、営業利益1,175百万円(同1,512.6%)となりました。」
海外事業について為替影響を含む前年同期比と為替影響を除く比較を併記しており、為替変動が業績比較に影響する状況を引き続き開示している。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「これらの取り組みにより、売上高40,349百万円(前期比94.6% [為替影響を除く前期比100.2%])、営業利益2,684百万円(同117.9%)となりました。」
海外事業では為替影響を含む円換算売上高が前期比94.6%となった一方、為替影響を除く売上高は100.2%となり、為替変動の影響が通期業績に表れた。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「これらの取り組みにより、売上高29,059百万円(前年同期比88.8% [為替影響を除く前年同期比95.0%])、営業利益1,804百万円(同93.6%)となりました。」
海外事業では為替影響を含む売上高が前年同期比88.8%、為替影響を除いても95.0%となり、営業利益も93.6%にとどまった。為替変動の影響が引き続き収益に表れている。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「海外事業においては、コロナ禍による経済活動停滞の影響は第2四半期に回復基調にあるものの、累計では依然として減収・減益となりました。これらの取り組みにより、売上高18,013百万円(前年同期比83.4%)、営業利益761百万円(同65.9%)となりました。」
為替の影響を含む海外事業の円換算売上高・営業利益が前年同期を下回り、海外事業の収益に影響が表れている。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「これらの取り組みにより、売上高7,844百万円(前年同期比72.2% [為替影響を除く前年同期比78.4%])、営業利益77百万円(同13.9%)となりました。」
海外事業では為替影響を除く場合との比較も示され、為替変動を含む円換算で売上高・営業利益が前年同期を下回った。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「海外事業においては、為替の影響を受け売上は減収、営業利益は増益となりましたが、現地通貨ベースでは増収増益となりました。」
為替の影響が海外事業の円換算売上の減収として続いている一方、営業利益は増益、現地通貨ベースでは増収増益となった。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「海外事業においては、為替の影響を受け売上微増、減益となりましたが、現地通貨ベースでは増収増益となりました。」
為替の影響が海外事業の円換算での売上微増・減益として実際に表れた。一方、現地通貨ベースでは増収増益となった。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「海外事業においては、為替の影響を受け減収増益となりましたが、現地通貨ベースでは増収増益となりました。これらの取り組みにより、売上高10,867百万円(前年同期比99.6%)、営業利益560百万円(同101.2%)となりました。」
為替の影響により、海外事業の円換算売上高が前年同期比99.6%となる減収として表れた。一方、営業利益は560百万円、前年同期比101.2%となった。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「また、営業外費用として為替差損275百万円を計上したこと等により、経常利益は7,618百万円(前期比29.4%増加)となりました。」
為替変動の影響が為替差損275百万円として当期に発生した。一方、ロシアのOKIL社では為替影響による利益率の改善も記載されている。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「プライマリーラベルを専業とする各社においては、ロシアのOKIL社の売上伸長や為替影響による利益率の改善が大きく寄与し、経済低迷、通貨下落の影響を大きく受けた南米各社をカバーして全体として増収増益となりました。」
ロシアのOKIL社では為替影響が利益率の改善要因となる一方、南米では通貨下落の影響が続いている。為替変動による影響と一部改善の状況を引き続き記載している。 - FY2019-Q2対処有価証券報告書
「プライマリーラベルを専業とする各社においては、ロシアのOKIL社の売上伸長や為替影響による利益率の改善が大きく寄与し、全体として増収増益となりました。」
ロシアのOKIL社では、為替影響が利益率の改善要因として現れ、前年までに記載された為替による収益悪化から改善が示された。一方、南米では通貨下落の影響が続いている。 - FY2019-Q1対処有価証券報告書
「プライマリーラベルを専業とする各社においては、ロシアのOKIL社の売上伸長や為替影響による利益率の改善が大きく寄与し、全体として増収増益となりました。」
ロシアのOKIL社では、為替影響が利益率の改善要因として記載され、前年までの為替による収益悪化から一部改善が示された。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「また、営業外費用として為替差損268百万円を計上したこと等により、経常利益は5,888百万円(前期比8.5%増加)となりました。」
為替変動が当期に為替差損268百万円として実際に発生した。海外事業でもOKIL社などで為替影響による粗利率低下が記載されている。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「ロシアのOKIL社が為替の影響や、生産性向上および新たな事業機会創出のための先行投資によるコスト増で粗利率が低下し、営業利益が前年を大きく下回り」
為替影響がロシアOKIL社の粗利率低下と営業利益の前年割れとして引き続き表れている。 - FY2018-Q2悪化有価証券報告書
「ロシアのOKIL社が為替影響や生産能力増強投資によるコスト増で粗利率が低下し、営業利益が前年を大きく下回り」
為替影響がロシアOKIL社の粗利率低下と営業利益の大幅な前年割れとして引き続き表れ、さらに生産能力増強投資によるコスト増も記載された。 - FY2018-Q1悪化有価証券報告書
「ロシアのOKIL社が為替影響に伴う粗利率低下により営業利益が前年を大きく下回り」
為替影響がロシア事業の粗利率低下と営業利益の大幅な前年割れとして表れた。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「海外においては、現地通貨ベースでは11.5%の増収となったものの、為替変動および新興国における市場環境の悪化等により大幅な営業減益となりました。」
現地通貨ベースの増収にもかかわらず、為替変動が円換算売上高・営業利益の減少に影響したと説明している。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「一方の海外は円高の進行により減収減益となりました。」
円高の進行が海外事業の減収減益として引き続き現れている。 - FY2017-Q2悪化有価証券報告書
「一方の海外は円高の進行により減収減益となりました。」
円高の進行が海外事業の減収減益として表れ、前四半期より影響が明確化している。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「一方海外は円高によるマイナス影響を受けながらも前年同期に対し増収増益となり、概ね計画通りに進捗しました。」
前期に記載された円安による国内調達コスト増とは異なり、当四半期は円高が海外事業にマイナス影響を与えた。 - FY2016顕在化有価証券報告書
「国内は円安による海外からの製造調達コストの増加や、社内基幹システムの刷新に伴う償却費が増加したことなどにより営業利益は減益となりました。」
為替変動リスクを記載するだけでなく、円安による調達コスト増加と国内営業利益減少が当期に発生したと説明している。