営業債権の特定取引先への信用集中リスク
FY2018に初出。7回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019。直近の記載はFY2026。
エンシュウがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。63社中9社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに47社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「当期の連結決算日現在における営業債権のうち、22.6%がヤマハ発動機株式会社に対するものであります。」
ヤマハ発動機向け営業債権比率は22.6%となり、前期の開示値から上昇して特定取引先への信用集中が継続している。 - FY2024対処有価証券報告書
「当期の連結決算日現在における営業債権のうち、14.9%が三立興産株式会社に対するものであり、13.5%がヤマハ発動機株式会社に対するものであります。」
営業債権に占めるヤマハ発動機向け比率は前回の18.2%から13.5%へ低下した。一方、三立興産向け14.9%の集中は残っている。 - FY2023対処有価証券報告書
「当期の連結決算日現在における営業債権のうち、18.2%がヤマハ発動機株式会社に対するものであり、11.2%が明石機械工業株式会社に対するものであります。」
ヤマハ発動機向け営業債権比率は前回の31.0%から18.2%へ低下した。一方、明石機械工業向け11.2%も含め、特定取引先への集中は残っている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当期の連結決算日現在における営業債権のうち、31.0%がヤマハ発動機株式会社に対するものであり、10.0%が三立興産株式会社に対するものであります。」
営業債権ではヤマハ発動機向けが31.0%となり、前回開示の24.5%から上昇した。特定取引先への信用集中が引き続き高い比率で存在している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「当期の連結決算日現在における営業債権のうち、24.5%がヤマハ発動機株式会社に対するものであり、12.2%がSAIC General Motors Corporation Limitedに対するものであり、10.5%がダイハツ工業株式会社に対するものであります。」
主要3社向け営業債権の合計比率は47.2%となり、特定取引先への信用集中が数値で示された。 - FY2019悪化有価証券報告書
「当期の連結決算日現在における営業債権のうち26.8%がSAIC General Motors Corporation Limitedに対するものであり、11.3%がヤマハ発動機株式会社に対するものであります。」
営業債権の集中先が数値化され、SAIC General Motors向けが26.8%、ヤマハ発動機向けが11.3%となった。特定顧客への信用集中が引き続き存在し、SAIC向け集中が大きな比率として示されている。 - FY2018初出有価証券報告書
「当期の連結決算日現在における営業債権のうち13.6%が三立興産株式会社に対するものであり、12.9%が佐藤商事株式会社、11.6%がヤマハ発動機株式会社に対するものであります。」
営業債権の13.6%、12.9%、11.6%がそれぞれ特定3社に集中している信用リスクを新たに数値で開示している。