設備投資・住宅着工・リフォーム動向による住設需要変動リスク
FY2023に初出。5回の記載のうち2回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2024-Q1。直近の記載はFY2025。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。11社中8社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに2社。
- FY2025対処有価証券報告書
「住設関連事業においては、浴室照明器具は集合住宅向けが比較的堅調に推移し、住宅換気装置は主要なお客様の需要低下と建築資材高騰による影響から伸び悩んだものの前期並みに推移しました。」
住宅着工件数減少等の影響は残るものの、浴室照明器具は比較的堅調、住宅換気装置も前期並みとなり、前期の低調局面から影響が一部緩和された。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「住宅関連事業において集合住宅向け浴室照明器具や全館空調システムを含む住宅換気装置が堅調に推移したこと等により」
前 filing まで実際に表れていた住宅着工・リフォーム需要低迷による住設製品の低調について、浴室照明器具と住宅換気装置が堅調に推移したと記載され、影響が緩和された。 - FY2024-H1顕在化有価証券報告書
「送風機・住設関連事業に関しては、送風機事業において工作機械やロボット、産業機械向け軸流ファンは顧客の在庫調整もあり受注が引き続き低調に推移し、住設関連事業において浴室照明器具は住宅着工件数が回復せず、全館空調システムを含む住宅換気装置も新規需要開拓が振るわなかったことから伸び悩んだこと等により、売上高は1,982百万円(前年同期比19.9%減)、セグメント損失は51百万円(前年同期は75百万円のセグメント利益)となりました。」
住宅着工件数の回復しない状況と住宅換気装置の新規需要開拓不振が、浴室照明器具・住宅換気装置の伸び悩みと事業の減収・損失として実際に表れている。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「住設関連事業についても新築着工やリフォーム需要の低迷を受け、浴室照明器具や住宅換気装置が低調に推移したこと等から」
前年度に独立したリスクとして示された新築住宅着工・リフォーム需要の変動について、需要低迷が実際に浴室照明器具・住宅換気装置の低調として表れている。リスク自体の数値化はない。 - FY2023初出有価証券報告書
「送風機・住設関連事業では、産業・工作機械や住宅設備関連メーカーへのユニット及び最終製品の供給を行っているため、需要予測については、景気動向はもとより各企業の設備投資動向、新設住宅着工件数及びリフォーム工事件数の動向に大きく影響されます。このため想定していた景気動向や設備投資動向、新設住宅着工件数やリフォーム工事件数などの前提条件と実際の結果が異なる場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。」
送風機・住設関連事業について、景気、企業の設備投資、新設住宅着工、リフォーム工事の動向による需要予測の不確実性を独立したリスクとして記載している。