オンライン英会話における品質・価格・サービス競争
FY2016に初出。11回の記載のうち7回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2024。直近の記載はFY2026。
レアジョブがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに0社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「オンライン英会話サービスのポジショニングが不明瞭になりつつある中で、人と話せるというサービスの価値が学習者のニーズとさらに乖離していった場合、当社グループのサービス等の優位性が損なわれ、業績に影響を与える可能性があります。法人向け市場では、従来以上にROIを重視した予算配分が加速しています。」
従来のオンライン英会話事業者間の競争やAI新サービスの台頭に加え、個人市場の二極化と法人市場のROI重視が競争環境・優位性のリスクとして具体化された。 - FY2025悪化有価証券報告書
「当社グループの強みは、人と話すための英語学習及び講師と話せる機会の提供です。その強みが英語学習者のニーズや英語を使う目的と乖離していった場合、当社グループのサービス等の優位性が損なわれ、業績に影響を与える可能性があります。」
従来のオンライン英会話事業者間の競争やAI新サービスの台頭に加え、人と話す学習そのものが需要と乖離する可能性を競争・事業環境リスクとして示した。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「さらには、昨今のAIの爆発的な進化に伴い、翻訳ツールなどの精度は急激に高度化してきました。その結果、あえて「人が話す」ことの必要性や、英語学習に対する価値観そのものが本質的に変化する可能性も見込まれます。」
オンライン英会話事業者間の競争やAI新サービスの台頭に加え、翻訳ツールの高度化による英語学習ニーズ・価値観の変容可能性が示された。 - FY2024悪化有価証券報告書
「ChatGPTをはじめAIが加速度的な進歩を遂げている状況下において、競合環境も大きく変化しております。オンライン英会話事業者との品質・価格・サービス競争のみならず、AIを活用した新サービスの台頭、英語学習ニーズそのものの変容等、当社グループのサービス等が優位性を維持できなくなる場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。」
従来のオンライン英会話事業者間の競争に加え、AIサービスの台頭と学習ニーズの変容を競争リスクとして明示した。 - FY2021再掲有価証券報告書
「オンライン英会話事業に進出する会社が増加し、品質・価格・サービス競争が激化する可能性があり、当社グループのサービス等が競合企業と比べ優位性を維持できない場合や、品質・価格・サービス競争に適切に対応できない場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。なお、当該リスクに対して、従来の低価格のオンライン英会話サービスの提供だけでなく、AI等のテクノロジーの活用による学習効果の向上や英語のスピーキング力の可視化等、「成果」を生み出す高付加価値な英語関連サービスを展開するための取り組みを進めております。」
競争激化リスクを継続開示し、AI活用やスピーキング力の可視化による高付加価値化を対応策として記載している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「オンライン英会話事業に進出する会社が増加してきており、品質・価格・サービス競争が激化することが予想されます。このため、これまでのユーザー自身が自由に学習内容を選べる方式に加えて、目的や英語力に応じ講師や教材の選び方を明確にしたコースの提供や、オフラインでのサービスもあわせたブレンディッドサービスの提供及びテクノロジーの活用による学習効果の向上への取組み等を行っていく方針ですが、当社グループのサービス等が競合企業と比べ優位性を維持できない場合や、品質・価格・サービス競争に適切に対応できない場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。」
競争激化リスクを継続して開示しつつ、目的別コース、オフラインを組み合わせたサービス、テクノロジー活用を対応策として具体化している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「オンライン英会話事業に進出する会社が増加してきており、品質・価格・サービス競争が激化することが予想されます。」
新規参入増加と品質・価格・サービス競争の激化を引き続きリスクとしている。 - FY2016初出有価証券報告書
「オンライン英会話事業に進出する会社が増加してきており、今後競争が激しくなるものと認識しております。品質・価格・サービス競争が激化することも予想されます。」
新規参入の増加と競争激化を主要な外部リスクとしている。