新型コロナウイルス感染症による営業休止・会員減少・業績悪化
FY2020に初出。17回の記載のうち9回が「後退」で、最初の「後退」はFY2022-Q3。直近の記載はFY2026。
ジェイエスエスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。6社中5社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに2社。
- FY2026削除有価証券報告書本有価証券報告書では、新型コロナウイルス感染症による営業休止・会員減少・業績悪化を独立したリスクとして明示する記載は確認できない。
- FY2024後退有価証券報告書
「会員動向につきましては、コロナ禍以降減少した会員数の回復を図るべく、各種施策を推進してまいりました。」
コロナ禍以降の会員数減少の影響は残るものの、全国的な営業休止・縮小や緊急事態宣言を直接の事業運営上の影響として記載する状況からは弱まっている。 - FY2024-Q3後退有価証券報告書
「当第3四半期累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う社会経済活動の正常化が進む一方で、ウクライナ情勢の長期化等によるエネルギー価格や原材料価格の高騰、円安の長期化、継続的な物価上昇による個人消費停滞の懸念など、依然として先行きが不透明な状況となっております。」
新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い社会経済活動の正常化が進んでいると記載しており、従来のコロナ禍長期化によるライフスタイル変化や営業への影響を前面に出した記載からは影響の現れ方が弱まっている。一方、感染症以外の物価・エネルギー価格・原材料価格・円安による不透明感は残っている。 - FY2024-Q2後退有価証券報告書
「会員動向につきましては、夏の入会キャンペーンや夏季短期教室、体験会等の施策による集客の強化を実施しましたが、原材料価格高騰等による消費の冷え込みやコロナ禍の長期化によるライフスタイルの変化等、依然当社事業への影響が拭えない状況となりました。」
行動制限の緩和後も営業・集客施策を実施している一方、原材料価格高騰による消費の冷え込みやコロナ禍の長期化によるライフスタイル変化の影響が残ると記載している。従来の営業休止・縮小を伴う局面からは影響の現れ方が弱まっている。 - FY2024-Q1後退有価証券報告書
「会員動向につきましては、春の入会キャンペーンや短期教室、体験会等の施策による集客の強化を実施しましたが、原材料価格高騰等による消費の冷え込みやコロナ禍の長期化によるライフスタイルの変化等、依然当社事業への影響が拭えない状況となりました。」
行動制限等の緩和により営業環境は正常化に向かっている一方、コロナ禍の長期化によるライフスタイル変化などの影響は残っていると記載している。従来の営業休止・縮小を伴う局面からは影響の現れ方が弱まっている。 - FY2023後退有価証券報告書
「当社におきましては、季節ごとの入会キャンペーンおよび短期教室、体験会等により、休会者の復帰促進および退会防止、入会者の確保に努めたものの、依然当社事業への影響が払拭できない状況が続きました。」
行動制限の緩和後に営業・集客を継続でき、前年度の全国的な営業休止・縮小局面から影響の現れ方は弱まっている。一方、変異株や消費動向の落ち込み等により事業影響は残っている。 - FY2023-Q2後退有価証券報告書
「当社におきましては、各種感染防止策を徹底しつつ、夏の入会キャンペーンおよび夏季短期教室、体験会等の開催により集客と入会促進等を図りましたが、7月以降感染が急拡大する等、依然当社事業への影響が払拭出来ない状況が続きました。」
行動制限が解除され社会経済活動が再開し、営業・集客を継続できる状況となったため、前年度の営業休止・縮小局面から影響の現れ方は弱まっている。一方、7月以降の感染急拡大により事業影響は継続している。 - FY2023-Q1後退有価証券報告書
「当社におきましては、各種感染防止策を徹底しつつ、春の入会キャンペーンや体験会等の施策を実施することで、新型コロナウイルス感染症の新たな変異株による感染拡大により様子見であった潜在的入会者への入会促進を含む集客の強化を図りましたが、感染症は収束の兆しを見せず、依然当社事業への影響が続く状況となりました。」
新たな変異株による潜在的入会者の様子見や事業への影響は継続している。一方、営業規制がなくなり、臨時休業等を伴わず営業・集客を継続しているため、前年度までの営業休止・縮小局面からは影響の現れ方が弱まっている。 - FY2022後退有価証券報告書
「当社におきましては、2021年4月から各地域で順次発出された緊急事態宣言により一部事業所において臨時休業となったものの、6月21日以降は各種感染防止策を徹底しつつ全国で営業を継続いたしました。しかしながら、感染症は収束の兆しを見せず、当社事業への影響も払拭出来ない状況が続く事となりました。」
一部事業所の臨時休業は発生したものの、2021年6月21日以降は全国で営業を継続した。感染症の事業影響は残るが、前年度の全国的な営業休止・縮小と通期損失522百万円からは影響の現れ方が弱まっている。 - FY2022-Q3後退有価証券報告書
「当社におきましては、各種感染防止策を徹底しつつ、最大限安全に配慮した形で営業をする中、秋の入会キャンペーンおよび秋季短期教室、体験会等の開催により集客と入会促進等を図りましたが、販促時期が緊急事態宣言解除前後であった事により、依然当社事業への影響が続く状況となりました。」
緊急事態宣言や各種制限の解除後に営業・販促を継続できる状況となった一方、販促時期の影響により当社事業への感染症影響はなお継続していると記載している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「当社におきましては、各種感染防止策を徹底しつつ、最大限安全に配慮した形で営業をする中、夏の入会キャンペーンおよび夏季短期教室、体験会等の開催により集客と入会促進等を図りましたが、緊急事態宣言が再発令する等、依然当社事業への影響が払拭出来ない状況が続きました。」
感染防止策を講じながら営業と集客を継続した一方、緊急事態宣言の再発令等により感染症の事業影響が継続していると記載している。新たな具体的損失額や休業拡大はこの記載では示されていない。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「当社におきましては、各種感染防止策を徹底しつつ、最大限安全に配慮した形で営業を継続する中で、前年を上回る入会者を確保したものの、緊急事態宣言の再発令により一部事業所において臨時休業するなど、当社事業への影響が続く事となりました。」
緊急事態宣言の再発令により一部事業所の臨時休業が再び発生し、新型コロナウイルス感染症による事業影響が継続した。一方、前年を上回る入会者を確保し、業績は前年同期の大幅赤字から回復している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「しかしながら、感染拡大は収束の兆しを見せず、当社事業への影響も払拭できない状況が続くこととなりました。」
新型コロナウイルス感染症の影響が継続し、通期で新型コロナウイルス感染症による損失522百万円、売上高23.4%減、当期純損失440百万円を計上した。感染症リスクの実際の影響が通期業績に拡大して現れている。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「しかしながら、感染症拡大は収束の兆しを見せず、当社事業への影響も払拭出来ない状況が続く事となりました。企画課外活動につきましては、感染拡大防止の観点で合宿やキャンプなど自社施設外のイベントを自粛した事により減収となった反面、自社施設内で行う練習会等の比較的開催費用が掛からないイベントを中心に実施した事が利益率向上へと繋がりました。商品販売につきましては、コロナ禍でスポーツ施設事業者の営業が振るわず、催事や水泳の競技会などが自粛される中、社外販売の回復も進まない状況が続きました。」
感染症の収束が見通せない中、合宿・キャンプ等の自粛による課外活動の減収、社外商品販売の回復遅延が継続した。感染症リスクの事業への影響が第3四半期にも残り、累計売上高29.2%減、四半期純損失213百万円の実績につながっている。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「しかしながら、同感染症拡大の収束時期が見通せない中で、当社事業への影響が払拭出来ない状況が続きました。夏季におきましては、小学校が休校した授業日数を補完する為に夏休み日数を短縮する中で、当該期間に例年実施している夏季短期教室も開催日数を縮小の上、集客を図りましたが、参加者は半減する事となりました。また、企画課外活動につきましては、感染拡大防止の観点で合宿やキャンプなど自社施設外のイベントを自粛した為、大幅に縮小する事となりました。社外への商品販売につきましても、コロナ禍でスポーツ施設事業者の営業が振るわず、催事も自粛される中、受注が大幅に減少する事となりました。」
7月以降に大半の休会者が復帰し平時に近い状況となった一方、感染症の収束時期は見通せず、夏季短期教室の参加者半減、合宿・キャンプ等の大幅縮小、社外商品販売の受注大幅減少が発生した。第2四半期累計の売上高37.5%減や営業・経常・純損失と合わせ、感染症リスクの実際の影響がさらに大きく現れている。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「当社におきましても、緊急事態宣言に伴う休業要請や地域の小学校の休校などに準じ、全国の事業所で営業の縮小や休業を余儀なくされ、この期間の売上減少、固定費負担は業績に甚大な影響を及ぼしました。」
新型コロナウイルス感染症の拡大により、全国の事業所で営業縮小・休業が実際に発生し、売上減少と固定費負担が業績に甚大な影響を及ぼした。前年度に記載された影響が、第1四半期の営業・業績にさらに明確かつ大きく現れている。 - FY2020初出有価証券報告書
「この様な状況の中、当社におきましては例年より特典を充実した入会キャンペーンによる会員集客の強化を図り、入会者獲得が順調に推移したことで、前期に減少した在籍者数の回復を成し遂げたものの、新型コロナウイルス感染症の拡大による急激な市場環境の悪化により再び減少することとなりました。」
新型コロナウイルス感染症の拡大により、全国事業所で営業休止・縮小、会員の休会・退会増加が発生し、会員数は97,144人、売上高は前期比2.9%減となった。新たな感染症リスクが営業・需要・業績への実際の影響として記載された。