営業債権・敷金等の信用リスクと借入金等の流動性リスク
FY2016に初出。31回の記載のうち7回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017。直近の記載はFY2026。
ジェイエスエスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。32社中9社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに5社。
- FY2026対処有価証券報告書
「当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ、65百万円増加し、当連結会計年度末は1,127百万円となりました。」
現金及び現金同等物は1,062百万円から1,127百万円へ増加した。長期借入金989百万円を返済し、短期借入330百万円と長期借入200百万円を調達した結果、財務活動は553百万円の資金使用となった。 - FY2026-H1借入返済と現金残高更新有価証券報告書
「当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は1,081百万円となり、前中間連結会計期間末に比べ282百万円減少いたしました。」「財務活動により使用した資金は349百万円(前年同期は293百万円の獲得)となりました。これは主に、短期借入れによる収入180百万円、長期借入れによる収入200百万円、長期借入金の返済による支出682百万円によるものであります。」
現金及び現金同等物は前年同期末比282百万円減少した一方、短期・長期借入れによる収入380百万円と長期借入金682百万円の返済が併存し、流動性・借入指標が混在した変化となっている。 - FY2025連結通期の借入・現金残高への更新有価証券報告書
「当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,062百万円となりました。」「当連結会計年度において財務活動により得られた資金は58百万円となりました。これは主に、長期借入れによる収入892百万円、長期借入金の返済による支出661百万円、自己株式の取得による支出101百万円によるものであります。」
連結通期では現金及び現金同等物が1,062百万円となり、長期借入れ892百万円、返済661百万円などを反映した財務活動による資金は58百万円の収入となった。 - FY2025-H1連結化後の借入調達と現金増加有価証券報告書
「当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,363百万円となりました。」
連結化後の中間期末に現金及び現金同等物1,363百万円を計上した。財務活動では長期借入れによる収入670百万円、長期借入金の返済242百万円があり、財務活動によるキャッシュ・フローは293百万円の収入となった。 - FY2024借入返済と現金減少の継続有価証券報告書
「当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ、414百万円減少し、当事業年度末は862百万円となりました。 当事業年度において財務活動により使用した資金は597百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出551百万円によるものであります。」
長期借入金の返済により流動性リスクに関する負債エクスポージャーは縮小した一方、現金及び現金同等物は414百万円減少し、862百万円となった。 - FY2024-Q3借入返済と現金減少の継続有価証券報告書
「当第3四半期会計期間末の資産合計は、前事業年度末に比べ565百万円減少し、6,432百万円となりました。これは主に、現金及び預金が447百万円減少したことによるものであります。 負債合計は、前事業年度末に比べ750百万円減少し、3,597百万円となりました。これは主に、長期借入金が277百万円減少したことに加え、1年内返済予定の長期借入金147百万円の減少及び未払消費税等が185百万円減少したことによるものであります。」
現金及び預金は前事業年度末比447百万円減少した一方、長期借入金277百万円および1年内返済予定の長期借入金147百万円の減少により負債合計は750百万円減少した。借入返済による流動性エクスポージャー縮小と手元資金減少が併存している。 - FY2024-Q2借入返済と現金減少の併存有価証券報告書
「当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前第2四半期会計期間末に比べ491百万円減少し、904百万円となりました。 財務活動により使用した資金は313百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出が289百万円となったことによるものであります。」
現金及び現金同等物は904百万円と前年同期末比491百万円減少した一方、長期借入金の返済による支出289百万円が発生した。流動性エクスポージャーは借入返済により縮小する一方、手元資金は減少している。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「負債合計は、前事業年度末に比べ480百万円減少し、3,868百万円となりました。これは主に、長期借入金が119百万円、1年内返済予定の長期借入金29百万円及び賞与引当金が97百万円減少したことによるものであります。」
長期借入金および1年内返済予定の長期借入金の減少により負債合計が480百万円減少し、流動性リスクに関する負債エクスポージャーが縮小している。 - FY2023対処有価証券報告書
「当事業年度において財務活動により使用した資金は787百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出578百万円、短期借入金の純減少額150百万円によるものであります。」
長期借入金578百万円の返済と短期借入金150百万円の純減少により、流動性リスクに関する負債エクスポージャーが縮小した。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「負債合計は、前事業年度末に比べ322百万円減少し、4,472百万円となりました。これは主に、長期借入金が424百万円減少したことによるものであります。」
長期借入金の減少により負債合計が322百万円減少し、流動性リスクに関する負債エクスポージャーが縮小した。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「財務活動により使用した資金は309百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出が279百万円となったことによるものであります。」
長期借入金の返済による279百万円の支出により、財務活動は309百万円の資金使用となった。前年度から続く借入・流動性エクスポージャーの縮小が進んでいる。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「負債合計は、前事業年度末に比べ245百万円減少し、4,550百万円となりました。これは主に、長期借入金が136百万円、賞与引当金が65百万円減少したことによるものであります。」
流動性リスクに関連する負債合計が245百万円、長期借入金が136百万円減少した。前年度末から借入・負債エクスポージャーが縮小している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当事業年度において財務活動により使用した資金は141百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出393百万円、短期借入金の純減少額が200百万円となった一方で、長期借入れによる収入が500百万円となったことによるものであります。」
短期借入金を減少させつつ、長期借入れによる調達と返済を行う状況を継続している。短期流動性エクスポージャーの縮小と、長期借入中心の構成が確認できる。 - FY2022-Q3借入構成の長期化・短期流動性エクスポージャー縮小有価証券報告書
「短期借入金 350,000 150,000 1年内返済予定の長期借入金 393,442 503,888 長期借入金 2,245,665 2,353,806」
短期借入金が200百万円減少する一方、1年内返済予定の長期借入金が約110百万円、長期借入金が約108百万円増加した。流動性リスクに関する負債構成が短期借入中心から長期借入中心へ変化している。 - FY2022-Q2長期借入による調達と返済有価証券報告書
「財務活動により使用した資金は18百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出が199百万円、配当金の支払額が11百万円となった一方で、長期借入れによる収入が200百万円となったことによるものであります。」
長期借入れによる200百万円の調達と199百万円の返済が行われ、財務活動による資金は18百万円の使用となった。短期借入金の純増加による資金調達から、長期借入の調達・返済を中心とする状況に変化している。 - FY2022-Q1短期借入減少・長期借入増加有価証券報告書
「負債合計は、前事業年度末に比べ4百万円減少し、4,647百万円となりました。これは主に、短期借入金が200百万円減少した一方で、長期借入金が126百万円増加したことによるものであります。」
短期借入金の減少により短期的な流動性エクスポージャーは縮小した一方、長期借入金は増加した。信用・流動性リスクに関する負債構成が変化している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「負債合計は、前事業年度末に比べ819百万円増加し、4,651百万円となりました。これは主に、固定負債の長期借入金が944百万円増加したことによるものであります。」
長期借入金の増加により流動性リスクに関する負債エクスポージャーが拡大した。営業債権等については回収管理や貸倒懸念の早期把握を継続している。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「負債合計は、前事業年度末に比べ319百万円増加し、4,152百万円となりました。これは主に、短期借入金が687百万円増加した一方で、長期借入金が223百万円減少したことによるものであります。」
短期借入金の増加により負債合計が319百万円増加し、前年度末まで縮小していた流動性リスクのエクスポージャーがさらに拡大した。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「財務活動により得られた資金は438百万円となりました。これは主に、短期借入金の純増加額が593百万円となった一方で、長期借入金の返済による支出が127百万円となったことによるものであります。」
短期借入金の純増加額593百万円により財務活動で438百万円を調達しており、前年度末まで縮小していた流動性リスクのエクスポージャーが拡大した。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「負債合計は、前事業年度末に比べ322百万円増加し、4,155百万円となりました。これは主に、短期借入金が500百万円増加した一方で、賞与引当金が96百万円、前受金が94百万円減少したことによるものであります。」
流動性リスクに関連する短期借入金が500百万円増加し、負債合計も322百万円増加した。前年度末までの負債・借入金の縮小傾向から、借入エクスポージャーが拡大した。 - FY2020対処有価証券報告書
「負債合計は、前事業年度末に比べ86百万円減少し、3,832百万円となりました。これは主に、固定負債の長期借入金が188百万円減少した一方で、未払金が89百万円増加したことによるものであります。」
負債合計は3,919百万円から3,832百万円へ、長期借入金は1,490百万円から1,301百万円へ減少した。貸倒引当金も37,860千円から32,528千円へ減少し、流動性・信用リスクの指標がともに縮小した。 - FY2020-Q3負債・貸倒引当金残高の減少継続有価証券報告書
「負債合計は、前事業年度末に比べ265百万円減少し、3,653百万円となりました。これは主に、長期借入金が188百万円、賞与引当金が100百万円減少したことによるものであります。」
負債合計と長期借入金が減少し、流動性リスクに関する残高が縮小した。また、貸倒引当金の合計残高も前年度末の約37.9百万円から約36.3百万円へ減少しており、信用リスクと流動性リスクの指標がともに縮小した。 - FY2020-Q2負債・貸倒引当金残高の減少有価証券報告書
「負債合計は、前事業年度末に比べ160百万円減少し、3,758百万円となりました。これは主に、長期借入金が187百万円減少したことによるものであります。」
流動性リスクに関連する負債合計と長期借入金が減少した。また、貸倒引当金も前事業年度末の合計約37.9百万円から約36.5百万円へ減少しており、信用リスクと流動性リスクに関する指標がともに縮小している。 - FY2020-Q1負債・貸倒引当金残高の減少有価証券報告書
「負債合計は、前事業年度末に比べ150百万円減少し、3,768百万円となりました。これは主に、賞与引当金が100百万円、長期借入金が96百万円減少したことによるものであります。」
流動性リスクに関連する負債合計は150百万円減少し、長期借入金も96百万円減少した。また、流動・投資その他の資産に係る貸倒引当金の合計残高は前年度末の37,860千円から36,789千円へ減少しており、信用リスクと流動性リスクに関する指標がともに縮小した。 - FY2019貸倒引当金増加・負債減少有価証券報告書
「貸倒引当金 36,375 37,860」
貸倒引当金は前年度末の36,375千円から37,860千円へ増加した一方、負債合計は4,017百万円から3,919百万円へ減少した。信用リスクと流動性リスクに関する指標が異なる方向に変化している。 - FY2019-Q3負債減少・貸倒引当金増加有価証券報告書
「負債合計は、前事業年度末に比べ195百万円減少し、3,822百万円となりました。これは主に、賞与引当金が102百万円、未払法人税等が64百万円減少したことによるものであります。」
負債合計は減少し流動性面では縮小要因となった一方、貸倒引当金は36,315千円から37,718千円へ増加しており、信用リスクと流動性リスクに関する指標が混在した変化となっている。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「負債合計は、前事業年度末に比べ60百万円増加し、4,078百万円となりました。これは主に、短期借入金が166百万円増加した一方で、長期借入金が56百万円、退職給付引当金が11百万円減少したことによるものであります。」
流動性リスクに関連する短期借入金が166百万円増加し、負債合計も前事業年度末比60百万円増加した。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「負債合計は、前事業年度末に比べ37百万円増加し、4,055百万円となりました。これは主に、短期借入金が83百万円、支払手形及び買掛金が60百万円増加した一方で、賞与引当金が102百万円減少したことによるものであります。」
流動性リスクに関連する短期借入金が83百万円増加し、負債合計も37百万円増加した。営業債権等の信用リスクについては、貸倒引当金も前事業年度末から微増している。 - FY2018信用リスク引当減少・借入増加有価証券報告書
「上記売掛金、長期貸付金、敷金及び保証金は、顧客等の信用リスクに晒されております。」
貸倒引当金は前年度末の38,100千円から36,375千円へ減少した一方、長期借入金等は増加しており、信用リスクと流動性リスクのエクスポージャーに変化が生じている。 - FY2017悪化有価証券報告書
「これは主に、貸倒引当金繰入額が37百万円増加した一方で、借入金の返済に伴い支払利息が5百万円減少したことによるものであります。」
貸倒引当金繰入額が37百万円増加し、営業債権・貸付金等に関する信用リスクのエクスポージャーが財務上より大きく認識されている。 - FY2016初出有価証券報告書
「上記売掛金、長期貸付金、敷金及び保証金は、顧客等の信用リスクに晒されております。」
取引先の定期モニタリング、期日・残高管理、貸倒懸念の早期把握、月次資金繰計画、手元流動性の維持、金利スワップ等による金融リスク管理を記載している。