BPO関連事業・地方自治体取引への依存
FY2023に初出。9回の記載のうち2回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2024-Q3。直近の記載は2026-08-14。
キャリアリンクがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より2年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。29社中9社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに3社。
- 2026-08-14その他決算
「地方自治体取引では、マイナンバー関連案件及び市民窓口業務などの長期契約案件において既存取引の拡大と並行して新規取引先開拓にも注力し、また、かねてより取り組んでまいりました業務領域拡大については、主に既存取引先である地方自治体に対して住民サービス関連業務を中心に営業開拓に努めた結果、受注高は順調に推移しました。」
自治体向け受注領域と取引拡大が進む一方、BPO関連事業への依存構造自体が解消したとの記載はない。 - FY2026依存比率上昇と受注領域拡大が併存有価証券報告書
「2026年3月期において、当社グループ全売上高に対する事務系人材サービス事業 BPO関連事業部門の売上高構成比は59.8%に達しており、また、この中でも官公庁特に地方自治体との請負取引の比率が高い状況にあります。」
BPO関連事業の売上構成比は前期59.3%から59.8%へ上昇した。一方、取引自治体数は206へ増加し、窓口・戸籍法改正・中央官庁案件など受注領域も拡大している。 - FY2026-H1自治体取引・受注領域拡大とBPO増収が併存有価証券報告書
「地方自治体取引においては、マイナンバー関連案件の受注量拡大に積極的に取り組む一方で、既存取引地方自治体との取引基盤を強固にするべく各種窓口業務、近畿圏における社会福祉関連訪問調査業務などの長期契約案件を中心に受注領域の拡大に努めた他、短期契約案件である戸籍法改正関連案件の受注にも注力した結果、受注量は順調に推移しました。なお、取引地方自治体数につきましては、2025年3月末比で新たに8地方自治体との取引が始まり、既存取引地方自治体と合わせて203地方自治体となっています。」
自治体数、長期契約・短期契約を含む受注領域が拡大し、BPO関連事業部門は増収となった。一方、民間大型案件の規模縮小も継続しており、BPO依存リスクの解消は記載されていない。 - FY2025依存比率低下もBPO減収が継続有価証券報告書
「2025年3月期において、当社グループ全売上高に対する事務系人材サービス事業 BPO関連事業部門の売上高構成比は59.3%に達しており、また、この中でも官公庁特に地方自治体との請負取引の比率が高い状況にあります。」
BPO関連事業の構成比は61.7%から59.3%へ低下したが、地方自治体請負への依存はなお高く、大型案件終了・マイナンバー案件縮小等による減収が続いた。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「当事業部門は、地方自治体取引においては、首都圏、東海地方、近畿大都市圏、九州地方において積極的に経済対策関連案件を中心に新規取引先開拓を展開するとともに、地方自治体窓口業務、社会保険業務の他、社会福祉関連業務を中心に受注業務領域拡大に積極的に取り組んだ結果、新たに7地方自治体との取引が始まり、既存取引地方自治体と合わせて177地方自治体との取引が実現しました。一方、民間企業との取引においては、大手BPO事業者から中央官庁を事業主とする新規案件の受注が堅調に推移した他、前期に受注した民間企業を事業主とする大型案件の受注高が増加しましたが、前期に稼働していた地方自治体及び民間企業を事業主とする大型案件の終了や規模縮小及び全国的にマイナンバー新規申請業務が一区切りついたことによるマイナンバー交付施策案件の受注量縮小により、当事業部門の売上高は前年同期比1,592,781千円減(11.3%減)の12,564,803千円となりました。」
取引自治体数は158から177へ増加した一方、自治体・民間の大型案件の終了・規模縮小及びマイナンバー案件の縮小により、BPO関連事業部門の売上高は前年同期比11.3%減となった。地方自治体を中心とするBPO依存の影響が受注・売上減少として続いている。 - FY2024依存比率低下も地方自治体案件の受注未達が継続有価証券報告書
「2024年3月期において、当社グループ全売上高に対する事務系人材サービス事業 BPO関連事業部門の売上高構成比は61.7%に達しており、また、この中でも官公庁特に地方自治体との請負取引の比率が高い状況にあります。」
BPO関連事業の売上構成比は前回開示の68.0%から61.7%へ低下したが、地方自治体請負への依存はなお高いと記載している。実際に発注規模縮小、価格競争方式による失注、法改正案件の開始見送り等で想定受注高を達成できなかった。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「しかし、期初、主に第2四半期までに受注を見込んでいたマイナンバー交付施策案件について案件の発注規模が想定を大きく下回ったことや第2四半期までに受注を見込んでいた地方自治体BPO請負案件の一部において行われた「一般競争入札」(価格競争方式)において落札できなかった案件があった他、受注を想定していた法改正対応関連案件について当期の業務開始が見込めなくなったことなどにより、期初に想定していた受注高を実現できませんでした。」
取引地方自治体数は147まで拡大した一方、マイナンバー案件の発注規模縮小、価格競争方式による失注及び法改正関連案件の開始見送りにより、地方自治体を中心とするBPO依存の影響が実際の受注未達として表れている。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「このような経営環境の中、当社グループは、主力のBPO関連事業については、マイナンバー交付施策案件や法改正対応関連案件及び給付金支給関連案件を中心に地方自治体BPO請負案件の受注拡大を図るべく、「プロポーザル競争入札」(企画競争方式)を念頭に企画提案に重きを置いた営業活動を推進してまいりました。しかし、マイナンバー交付施策案件については、案件の発注規模が想定を大きく下回った他、法改正対応関連案件につきましては、業務開始が当期見込めなくなったことにより、想定していた受注高を実現できませんでした。」
主力のBPO関連事業、特に地方自治体案件への依存に関し、想定していた案件規模・受注高を実現できなかった事象が記載されている。 - FY2023初出有価証券報告書
「2023年3月期において、当社グループ全売上高に対する事務系人材サービス事業 BPO関連事業部門の売上高構成比は68.0%に達しており、また、この中でも官公庁特に地方自治体との請負取引の比率が高い状況にあります。」
BPO関連事業部門が連結売上高の68.0%を占め、特に地方自治体との請負取引への依存度が高いことを新たな事業集中リスクとして記載している。民間企業向け請負、CRM・一般事務の派遣及び製造系事業の基盤拡大により分散を図るとしている。