グローバル競争に対応する原価低減
FY2016に初出。22回の記載のうち11回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020-Q2。直近の記載はFY2024-Q3。
サンコールがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より3年早い。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに11社。
- FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「利益面では、HDD用サスペンションでの売上高減少影響に加え、新機種増産準備にかかる費用の増加及び訴訟対応に関して有効な防御策を講じるための弁護士費用・その他の費用などの影響により営業損失は24億26百万円(前年同四半期は8億67百万円の営業利益)」
HDD用サスペンションの減収、新機種増産準備費用、訴訟対応費用が重なり、営業利益は前年同四半期の8億67百万円の利益から24億26百万円の損失へ悪化した。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「利益面では、HDD用サスペンションでの売上高減少影響に加え、新機種増産準備にかかる費用の増加及び訴訟対応に関して有効な防御策を講じるための弁護士費用・その他の費用などの影響により営業損失は14億6百万円(前年同四半期は4億71百万円の営業利益)」
HDD用サスペンションの減収、新機種増産準備費用、訴訟対応費用が重なり、営業利益は前年同四半期の4億71百万円の利益から14億6百万円の損失へ悪化した。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「利益面では、エネルギー・輸送コストアップ、HDD用サスペンションでの新機種増産準備にかかる費用の増加及び訴訟対応に関して有効な防御策を講じるための弁護士費用・その他の費用などの影響により営業損失は8億78百万円(前年同四半期は3億98百万円の営業利益)」
エネルギー・輸送コスト、新機種増産準備費用、訴訟対応費用が利益を押し下げ、営業利益は前年同四半期の利益から8億78百万円の損失へ悪化した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「利益面では、鋼材値上げやエネルギー・輸送コストアップ、HDD用サスペンションでの新機種増産準備にかかる費用の増加及び訴訟対応に要する弁護士費用・その他の費用などの影響により営業利益は3億4百万円(同53.1%減)」
原価低減の取り組みに対し、鋼材値上げ、エネルギー・輸送コスト上昇、増産準備費用等の負担が継続し、営業利益は前期比53.1%減となった。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「利益面では、鋼材値上げやエネルギー・輸送コストアップの影響があったものの、増収及び円安により営業利益は8億67百万円(同56.8%増)」
増収・円安による増益効果があった一方、鋼材値上げ、エネルギー・輸送コストアップが継続し、原価低減を取り巻くコスト環境は悪化している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「利益面では、増収及び円安の影響があったものの、鋼材値上げやエネルギー・輸送コストアップにより営業利益は4億71百万円(同1.1%減)」
増収・円安の効果があった一方、鋼材値上げ、エネルギー・輸送コストの上昇が営業利益を押し下げ、原価低減を取り巻く環境が悪化した。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「また、わが国経済においては新型コロナウイルスの感染状況の落ち着きを背景に、非製造業で改善が見られるものの、製造業においては円安の進行・原材料価格の高騰・エネルギー価格高騰が収益の下押し要因となっております。」
原材料価格・エネルギー価格の高騰と円安が製造業の収益下押し要因として記載され、原価低減・収益改善を取り巻く環境が悪化した。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「メキシコ子会社、米国子会社の材料関連製品、自動車関連製品ともに、回復基調が継続しております。その結果、セグメント売上高は51億35百万円(前年同四半期比23.2%増)となりました。しかし、利益面で為替レートの悪化やコストアップによりセグメント損失は1億36百万円(前年同四半期は7百万円のセグメント利益)となりました。」
北米では販売が回復する一方、為替レートの悪化やコストアップによりセグメント利益が前年同四半期の利益から1億36百万円の損失へ転じ、原価面の負担が悪化した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「利益面では、自動車関連製品の採算は上期を底に改善傾向にありますが、一部のアジア子会社を除き、世界経済の停滞による減収の影響に加え、HDD用サスペンションの新規モデルの開発コスト等が先行したため、営業利益は13億75百万円(同59.4%減)となりました。」
自動車関連製品の採算改善傾向はあるものの、減収とHDD用サスペンション新規モデルの開発コストが先行し、営業利益は前期比59.4%減となった。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「利益面では、自動車関連製品の採算は改善傾向にありますが、一部のアジア子会社を除き、世界経済の停滞による減収の影響に加え、HDD用サスペンションの新規モデルの開発・量産コスト等が先行したため、営業利益は10億70百万円(同65.0%減)となりました。」
自動車関連製品の採算改善傾向がある一方、減収とHDD用サスペンション新規モデルの開発・量産コストが先行し、営業利益は前年同四半期比65.0%減となった。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「利益面では、一部アジア子会社を除き、減収影響に加え、新規開発製品の量産コストやHDD用サスペンションの次期モデルの開発コスト負担等がマイナス要素となり、営業利益は4億57百万円(同78.6%減)となりました。」
新規開発製品の量産コストやHDD用サスペンション次期モデルの開発コストが利益のマイナス要因となり、営業利益は前年同四半期比78.6%減となった。 - FY2019前進有価証券報告書
「利益面では、HDD用サスペンションの増収と原価低減に加え、メキシコ子会社や東南アジア子会社の増益基調などにより営業利益は33億84百万円(同40.1%増)となりました。」
HDD用サスペンションの原価低減、北米・アジア子会社の増益などにより、営業利益は前期比40.1%増となった。 - FY2019-Q3前進有価証券報告書
「利益面では、HDD用サスペンションの増収及び原価低減、メキシコ子会社の販売拡大による増益のほか、アジア子会社でも概ね増益基調となったことなどにより営業利益は30億59百万円(同79.3%増)となりました。」
HDD用サスペンションの原価低減、メキシコ子会社の販売拡大、アジア子会社の増益により、営業利益は前年同四半期比79.3%増となった。 - FY2019-Q2前進有価証券報告書
「利益面では、HDD用サスペンションの増収と原価低減、北米子会社の生産性向上などにより採算が改善した結果、営業利益は21億38百万円(同144.9%増)となりました。」
HDD用サスペンションの原価低減と北米子会社の生産性向上などにより、営業利益は前年同四半期比144.9%増となった。 - FY2019-Q1前進有価証券報告書
「利益面では、おもにアジア拠点の自動車分野の増益基調が続いたことに加え、HDD用サスペンションの増収と原価低減や北米子会社の生産性向上などにより採算が改善しました。」
HDD用サスペンションの原価低減と北米子会社の生産性向上により、採算改善の進展が記載された。 - FY2018再掲有価証券報告書
「一方、自動車需要の海外シフトが加速するに伴い、成長市場の需要を確実に取り込むと同時に、グローバル価格競争の激化へ対応する為、収益力の改善対策が必要となっています。」
海外需要の取り込みとグローバル価格競争への対応のため、収益力改善が必要との認識を継続している。 - FY2018-Q3前進有価証券報告書
「利益面では、HDD用サスペンションの新モデル能増に伴うコストが膨らみましたが、北米事業の生産性改善遅れによる損失幅が下期から縮小し、アジア拠点で自動車分野の増益基調が持続しました。」
北米事業では生産性改善遅れによる損失幅が下期から縮小し、収益改善の進展が記載された。 - FY2017前進有価証券報告書
「アジアセグメントの売上高は90億20百万円(前連結会計年度比4.2%減)、セグメント利益は原価改善効果により12億33百万円(同17.6%増)となりました。」
原価改善効果により、アジアセグメント利益が前期比17.6%増となった。 - FY2017-Q3前進有価証券報告書
「アジアセグメントにおいては、中国・タイ子会社の自動車用エンジン部品が好調に推移し、香港子会社では光通信部品の受注が持ち直した一方、プリンター関連販売が新興国市場の低迷で減少しました。利益面では、主に自動車関連販売の増収と原価改善効果により増益となりました。結果として、アジアセグメントの売上高は67億円(前年同期比5.7%減)、セグメント利益は9億11百万円(同15.5%増)となりました。」
自動車関連販売の増収と原価改善効果により、アジアセグメント利益が前年同期比15.5%増となった。 - FY2017-Q2前進有価証券報告書
「結果として、アジアセグメントの売上高は45億31百万円(前年同期比3.5%減)となったものの、利益は中国及びタイ子会社での原価改善効果等により6億29百万円(同29.6%増)となりました。」
中国・タイ子会社の原価改善効果により、アジアセグメント利益が前年同期比29.6%増となった。 - FY2017-Q1前進有価証券報告書
「アジアセグメントでは、タイ及び中国子会社のエンジン用部品販売が伸長し、中国子会社での弁ばね材販売も順調に推移しました。一方、香港及びベトナム子会社のプリンター関連製品では市場の低迷から顧客の需要が大幅に減少し売上高は前年を下回りました。結果として、アジアセグメントの売上高は21億98百万円(前年同期比2.9%減)、セグメント利益は採算性の高い製品の販売増加や原価改善等により2億80百万円(同20.8%増)となりました。」
採算性の高い製品の販売増加と原価改善により、アジアセグメント利益が前年同期比20.8%増となった。 - FY2016初出有価証券報告書
「生産工程を省略しコンパクトな生産ラインにつながる素材開発、生産性を高めたラインへの改造や現場における地道な改善活動など当社グループ一丸となった原価改善活動を通じ、原価低減を進めていきます。」
素材開発、ライン改造、現場改善を通じて新興国メーカーとの競争に対応する方針。