高能率溶接と品質保証技術
FY2016に初出。9回の記載のうち5回が「前進」で、最初の「前進」はFY2017。直近の記載はFY2026。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに0社。
- FY2026研究項目の中止・置換と一部完了が併存有価証券報告書
「本研究は中止とし、次期連結会計年度からは「780N/㎟級鋼(80㎏鋼)を用いた柱の1パスサブマージアーク溶接施工法の確立」を新たな研究開発項目として置き換えたいと考えております。」
780N/㎟級鋼の全層多層サブマージアーク溶接は初層無欠陥の再現性不足により中止し、1パス施工法へ置き換える方針とした。一方、エレクトロスラグ溶接は実物件の施工試験に合格し、実工事適用を開始して研究を完了した。 - FY2025技術別に進捗が分化し、一部は実工事適用・完了、一部は保留有価証券報告書
「当連結会計年度に施工試験に合格し、実物件での適用を開始しており、本研究としては本会計年度で完了となります。」
ポータブルサブマージアーク溶接による異形柱角継手の生産性向上試験は、施工試験合格と実物件適用を経て完了した。一方、780N/mm2級鋼の全層多層サブマージアーク溶接は初層無欠陥の再現性が確保できず実施を保留している。 - FY2024技術別に進捗が分化有価証券報告書
「当初予定していた溶接条件での施工ができず、品質の安定化まで至っておりません。次期連結会計年度においては、キュービクル増設工事の実施と、当初設定の溶接条件による80mm1パスサブマージアーク溶接の検証を行います。」
80mm一層溶接では設備能力不足により品質安定化が未達となり、次年度検証へ持ち越した。一方、ポータブルサブマージアーク溶接は施工試験に合格した。 - FY2022前進有価証券報告書
「当連結会計年度では、ミルメーカーとの共同研究にて、施工上、品質上の問題点を抽出し、溶接入熱を1100kJ/cm以下とした施工範囲での確認試験を実施しました。次期連結会計年度では、検証結果をまとめ、実用化に向けた生産体制を整えてまいります。」
780N/mm2級鋼の溶接について、共同研究と施工範囲を定めた確認試験を実施し、次年度の検証結果取りまとめ・生産体制整備へ進む計画を示した。 - FY2020前進有価証券報告書
「大入熱を受ける母材のHAZ靭性を検証し、実工事に適用しました。また溶接長さ1600mmの施工について、溶込み幅の確保、アーク切れ防止等、品質安定性を検証し、実工事に適用しております。」
エレクトロスラグ溶接について、母材性能や長尺施工の品質安定性を検証し、実工事への適用に進んだ。一方、D-Arc溶接法などは判定基準未達で検証を継続している。 - FY2019前進有価証券報告書
「当連結会計年度では品質の安定化に向け、実物大のBOX柱試験体を用いて追加の検証試験を実施し、不安定要素を解決し適正な溶接法が確立できました。」
板厚80mm角溶接について適正な溶接法を確立した。板厚100mmのエレクトロスラグ溶接では実工事での製品製作を完了し、複数の溶接技術で実用化に向けた前進が示された。 - FY2018前進有価証券報告書
「当連結会計年度では品質の安定化に向け、実物大のBOX柱試験体を用いて追加の検証試験を実施し、適正な溶接条件もほぼ確立できた状態であります。」
板厚80mm角溶接1パスサブマージアーク溶接について、実物大試験体による追加検証を行い、適正な溶接条件がほぼ確立した。一方、実工事適用には外観・溶込み形状の安定化がなお必要とされている。 - FY2017前進有価証券報告書
「ビルドHのサブマージ溶接部の開先角度を従来の60度から50度と狭開先にすることにより、生産性の向上及び溶接材料使用量の削減を図るべく取組み、AW検定協議会の監修する施工試験に合格しております。当社もビルドHオープン外注先と自社施工との矛盾解消を図るべく、同試験の受験を当社富津工場及び子会社である東北鉄骨橋梁株式会社岩沼工場の両工場にて昨年3月に受験、同6月には合格となっており、既に当連結会計年度から実工事への適用が図られております。」
狭開先溶接について施工試験に合格し、富津工場・岩沼工場で実工事への適用に至った。一方、板厚80mmの1パス溶接は品質安定に改善余地があり、翌年度も検証を継続する。 - FY2016初出有価証券報告書
「板厚80mm角溶接1パスサブマージアーク溶接に関する研究」
狭開先化、厚板溶接、溶接継手性能の検証を進め、翌連結会計年度の試験・検証継続と実用化を予定している。